法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

キッズダンス教室 GROOVE BOX   宝塚市立長尾小学校訪問

2006-06-30 | Weblog

 キッズダンス教室GROOVE BOX代表のふーさんは、今年も宝塚市立長尾小学校のPTA主催のイベントにお招きいただきました。 
 
6月21日(水曜日)が4年生、28日(水曜日)が3年生のイベントで、どちらも生徒、保護者、先生が体育館に集まって、一緒にダンスを楽しみました。250人から300人くらいの方で体育館はいっぱいだったようです。

 この企画は、毎年1回、PTAが主催されているイベントで、ふーさんが初めてご縁をいただいてから今年で5回目になります。
毎年、お声をかけていただけることに、本当に感謝しています。
ふーさんも、忙しいスケジュールの中、楽しそうに出かけては、エネルギーをいただいて毎回帰ってきます。

 今年も、同じように出かけて帰ってきましたが、帰った後の感想が少し違っていました。
 「今年のイベントは、生徒たちのノリがいつもよりよかった。今迄で一番盛りあがった気がする。」とのご感想。
 「インストラクターの盛り上げ技術が上がったの?」と茶化すと、
「もちろん、生徒たちの個性もあるやろうけど、先生の影響のような気がする。今年の先生方は、ノリのいい人が多かった。」という分析が返ってきました。

詳しく聞いていると、今年の先生方は、積極的にダンスに参加されていたようで、体育の先生と思われる先生などは、けっこうノリよくおどられていたようです。
さらには、その先生をふーさんが、指名すると照れることなくすっとおどってくれたそうです。

 うーん、確かにすごいな。
うちの各教室でも、保護者の方は後ろで見ていても基本的に体は止まっている方がほとんどで、こちらもそれに対してフォローはあまりしていませんでした。
以前は、「親子でダンス」という企画も何度か行いましたが、3分の1くらいの保護者が参加され、その中でも特定の保護者の方が盛り上がるといった感じでした。

長い間やっているうちに、現状を普通のことと受け止め始め、新しい可能性を引き出せるかのチャレンジを怠っていたのかもしれません。
GROOVE BOXの活動コンセプトの1つ、「コラボレーション」という考え方からすれば、せっかくメンバーの子供たちが新しい文化であるHIP・HOPに親しみ、そして進歩して行くのだから、保護者の方にも可能な限り、体験してもらえるようにするべきだと感じました。

 わたしたちは、もちろん普段のレッスンについてはアシスタントも含めて、より良いレッスンができるようにと知恵を出し合っています。
でも、こうやって普段のレッスンとは違うところからお声をかけていただき、違う体験をさせていただくことで、新しい視点が生まれることも多いです。
 また、ふーさん自身、初めてのことには緊張感を持って臨むことができるし、それは得がたい体験となっています。
そして、回を重ねるごとに成長し、新しい場面で、300人という大人数を前に、ある程度は客観的に状況を把握することができるまでになってます。
この進歩にもこちらは驚かされるやら、うらやましいやらです。

やっぱり、人間は緊張感を持った「現場」でしか成長できないのでしょうね。

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キッズダンス教室  GROOVE BOX  合同練習会2

2006-06-28 | Weblog

 前回に引き続き、キッズダンス教室 GROOVE BOXの合同練習会のことを・・・。

 前回は小学校低学年や幼稚園、保育園児童というアンダーエイジのメンバーに対しての考え方を述べました。
 GROOVE BOXは、この名称で活動を始めてから6年目、前身のキッズダンス教室からは8年目のシーズンに入っています。
発足当初からのメンバーで、今もがんばって活動している子もいます。
そんなメンバーは、当時小学校の低学年だったのが、今では6年生、中学生、さらには高校生になっています。
今回の合同練習会でも、そんなベテラン(?)メンバーのうちの4名が代表として、アンダーエイジクラスの第1部のレッスンをサポートしてくれました。

 「今では、いろいろ迷いながらもアンダーエイジのめんどうを見ている彼女たちも、入会当初はこんなだったなー。立派になったもんだ。このアンダーエイジのメンバーも見る見る成長してゆくんだなー。」とおじさんらしい気持ちになって見ていました。

 今回の合同練習会では、そんなレギュラーメンバーの中でも、6年生メンバーが光っていました。
西宮教室の6年生は、個性派4人全員が参加しました。
自己主張が強い少しませた子、マイペースな子、少しとぼけた子、めんどうみのよい子、それぞれが他の子と違う個性を持っています。
ダンスのスキルについては、少しばらつきがありましたが、ここに来て全員がそれぞれのレベルを脱皮し始めています。
他の教室との合同ということが、より刺激になり、いつも以上の迫力でおどっていました。
 一方の六甲アイランド教室には、6年生が9名在籍し、一番多い学年層になっています。その中から今回は4名が参加しました。
GROOVE BOXとなる前からのメンバーなっちゃんは、ひそかに全教室中でもトップクラスの長いキャリアを持っています。当初は、コーチやわたしに対しても口も聞いてくれなかった(わたしの場合は、普通に口を聞いてもらえるようになるまでに数年かかりました!)のが、今では独特のリズムで茶化しに来るまでになっています。
チームの中でも前面に出ることはしませんし、ダンスでも強烈な自己主張をするわけでもありません。でも自分なりのこだわりを持って、時にキラリとセンスのよい動きを見せてくれます。
また、レッスン以外では超やかましいとうわさのYUNAは、レッスンでは非常におとなしく、ダンスも控えめです。昨年の発表会前の練習からわたしの「強化指定メンバー」の一人にめでたく(?)選ばれていたメンバーです。
彼女は、発表会でも光りました。そして今回の合同練習でも普段とは違う迫力ある動きを見せ、わたしたちを驚かせてくれました。

6年生同士ということもあるのでしょうか。
合同練習会では、それぞれの教室の6年生メンバーが特に普段とは違うテンションでおどっていました。
ぜひまた、やりましょう!

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キッズダンス教室 GROOVE BOX   合同練習会1

2006-06-27 | Weblog

 

 6月25日(日曜日)、キッズダンス教室 GROOVE BOXは、西宮教室、六甲アイランド教室、レインボータウン教室の3教室合同の、合同練習会を、六甲アイランドで開催しました。

 7月第2週に行われるイベントに参加するための練習も兼ねていたので、この時期の開催となりましたが、中学生は試験前ということで参加できず、迷惑をかけました。

 

GROOVE BOXでは、今年度に入り新入会のメンバーが増え、その紹介も兼ねてのイベントになりました。
前半は、アンダーエイジのビギナークラスの練習でしたが、場所が変わっただけで小さいメンバーは緊張気味で、刺激があったようです。
このレッスンには、レギュラークラスから高校生メンバーのFUUKACHI-KOYUMIそして小学6年生のHAZUKIがアシスタントとしてヘルプしてくれました。

4歳、5歳といったアンダーエイジのメンバーのめんどうを見るということは、彼女たちにとって簡単というわけではなく、毎回が勉強です。
今回も「各自が自分たちで考えて思うとおりにやってくれ。責任は私が持ちます。」いつものように私から丸投げされて、いろいろ考えながらがんばってくれました。

 アンダーエイジの新人メンバーの中には、2ヶ月ほど前に入会し、初回は何もできず大泣きしたボーイズもいますが、今ではラインに入ると手を腰に当てて構える彼のスタイルを確立し、笑顔でおどれるようになっています。
入会前に「2ヶ月は我慢してください。必ずなれて、おどれるようになりますから。それまでは絶対に怒らず、少しでもよいところがあればほめてあげてください。」とお願いしたことが、何とか間に合い、ほっとしています。

アンダーエイジの子供が何か新しいことを始めるときには、環境も変わるし、仲間も変わる。そして何よりまったく新しいことをはじめるのだから、彼女・彼らにとっては大冒険です。
もちろん、タイミングが合い初回からすっと入れる子もいます。
でもたいていの子供たちは、立ち止まってしまいます。
そうなれば、どこかのタイミングで「えいっ!」と輪の中に入るのは大変です。
そこに周りからストレスをかけるのはまったくの逆効果です。
見てみぬフリをしてタイミングを与えてあげる。
一番重要なことは、これから何度も経験することになる「初めてのこと」に対して彼女・彼らが、
「最初は大変だけど、少し我慢したら大丈夫。きっとうまくいく。ダンスを始めたときがそうだった。」
そういった積極的な考えになれるような経験を与えてあげることだと思っています。
自分の経験上も、小さいときの体験が後々まで影響することは明らかです。

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キッズダンス教室 GROOVE BOX   こやの里養護学校訪問!

2006-06-18 | Weblog

 毎年1回の、楽しい出会いが今年もやってきました。
 兵庫県立こやの里養護学校で毎年1回開催されるイベントにご招待を受けて今年ではや5年目になります。
 GROOVE BOX代表の尾埜富美代は、最初にご依頼を受けたときには、自信を持てず、しばらくうじうじと考えていましたが、「今の私にできることしかできない!エネルギーをもらってくるわ!」と決意し、一人でイベントに臨んだときのことをはっきりと覚えています。
 イベントから帰ってきたとき、彼女はかなりのハイテンションで、うっすらと涙を浮かべ、「こっちが感動させられた。すごいエネルギーで押し返されて、こっちの負けや!」といっていました。
そうです。彼ら・彼女らには、ごまかしが効かない。でも正面からぶつかってゆくと全力で返してくれる。それを実感できた貴重な体験となりました。

 それ以来、時期はまちまちですが、毎年1回そのイベントに呼んでいただくようになりました。
代表も、2回目からは気合を入れて全力でぶつかるようになり、また生徒たちも毎回彼女が来るのを楽しみにしてくれるようになりました。
 彼ら・彼女らに認めてもらえたことは、その後の彼女のレッスンへの取り組みに自信を与えたことははっきりとわかります。
本当にありがたい経験をさせてもらっています。

 生徒の中の一人で、今は高校を卒業したスギモト君
今年も会うことができました。タイガースのユニフォームを自慢げに着て!
 背中の病気のため、最初は10分と持たなかった彼が、今年は最初から最後まで余裕で乗り切ってくれました。
首を振るポーズのところでは、最前列に陣取った彼は、首を激しく振り続け、こちらを圧倒しながら涼しい顔でした。
聞くところによると、背中を切開し、脊髄の軟骨をとってプラスティックの人口のものをはめ込んでゆく大手術を行ったそうです。相当の激痛を伴うものだそうですが、私には想像できませんでした。
恐ろしく強い根性の持ち主です。

 また、ここ何回かは、うちの代表のアシスタントを自認するマエダ君
今年も、本当にうれしそうな顔で出迎えてくれました。
会うといきなり、CDケースを出すよう要求し、壇上に上がりデッキの前に陣取ります。
代表の、「ではミュージックお願いします。」の一言を待ってデッキのスイッチを入れるのが彼の役目です。
たまに、タイミングがずれ私がスイッチを切ろうとすると彼は怒ります。
「これは俺の役目だ。勝手に取るな。」というプライドを感じます。
私は、「ゴメンな。」と謝ることになります。

 本当に、彼ら・彼女らは楽しそうな笑顔をいつも見せてくれます。
こちらの心が洗われ、終わった後も帰りたくない気持ちにさせられます。

今年も、レッスンが終わり次のイベントに引き継ぎ、後ろ髪を引かれながら体育館を後にしました。
マエダ君は、今年も名残惜しそうに出口まで見送ってくれました。
途中の廊下のところで、スギモト君がひと段落という感じで遠くのほうを見ていました。
「楽しかった?」私が聞くと、短く「うん!」と応えてくれました。
「がんばれよ。来年もまた会えるよな。」というと無言でこちらを見ていました。
「がんばるのはお前やろ。俺は俺のペースでやってるわ。」そう言っているように感じました。

来年といわず、何とかイベントを開催できるよう、マネージャーとして動いてみようと思います。

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尾埜合同法律事務所     ヨガ体験レッスン

2006-06-13 | Weblog

日曜日。事務所はお休みでした。

 私とヨガススタジオShanti-Shantiの代表Fumiyo(私の奥様です)は、もともと彼女のヨガの師匠である井本 敏和先生のスタジオでレッスンを受ける予定でした。
 うちの中村弁護士は、最近働きすぎのせいか(?)肩こり等が激しく体調が優れなかったため「一緒に行って、体験してみる?」という私の誘いに、割とすんなり応じて、奥さんと一緒に4人でレッスンを受けることになりました。

 彼らは、ヨガのレッスンは初体験。
井本先生の「無理をせず、自分のペースでついてきてください。」という優しいお言葉をいただいて、一生懸命に体を動かしていました。
 約1時間30分間のレッスンを終了し、「気持ちよかった。」という中村弁護士。
  この時とばかりに「先生、彼は最近体調が優れず、右肩に電話もはさめないくらいこっているようなんです。死んでしまったら困るのですが・・・」と軽く告げ口をすると、先生が、中村弁護士の腕から肩の辺りを触り始めました。
しばらく触って、「大丈夫、こって体がこわばっているだけです。もともと少しからだが傾いているから、自分でバランスをとるようにすればいい」とおっしゃいました。

 彼は、自分の方を回してみて「ほんまや。さっきより曲がるようになった。」と少しうれしそう。
 すかさず、奥さんとごっしょに入会しました。

井本先生は、ヨガ指導歴28年のベテラン。
やはり説得力が違います。

私も先生のレッスンを受けていて、目を閉じてポーズをとりますが、先生が近くに来るとオーラを感じるので、必ずわかります。

うちのFumiyo先生も、井本先生に近づけるよう、精進してもらいたいです。
もちろん、私もがんばりますが。

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ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti     アンケート

2006-06-09 | Weblog
 ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti  代表のFumiyoが指導を委託されている教室の1つ西宮浜ヨガ・倶楽部は、開講以来1年が過ぎました、
 そこで、より充実したレッスンを行うため、メンバーの皆様の現状やご希望をお聞きするアンケートにご協力いただくことになりました。
 まだ、すべてのメンバーさんにご回答をいただいているわけではありませんが、こちらが期待した以上に、真剣にご回答いただいています。
ご協力、本当にありがとうございます。
 せっかくのご協力を無駄にしないよう、しっかり検討し、レッスンに生かすことができるようにします。

 アンケートでは、いろいろ質問をさせていただきましたが、ヨガ自体の問題として、最も重要とされる、「ハナでの呼吸」については、皆さん想像以上にご苦労なさっているようです。
 ヨガでは、呼吸はハナから吸ってハナから吐く ということが基本です(昔にヨガをされている方からは、口から吐くよう指導されたとおっしゃる方もいますが)。
しかも、横隔膜を膨らませて息を肺に送り込み、吸ったときの速さの倍の長さでゆっくり細く吐き出すべきとされます。

 私自身も、ずっとスポーツをやってきた人間ですが、どちらかというと口で呼吸をするタイプでした。しかも、瞬発力系のスポーツが多かったので、無酸素運動のほうが多かったです。
だからヨガを始めたときは、呼吸でずいぶん苦労しました。
毎日、電車の中や寝る前の布団の中のひと時を、呼吸を意識する習慣をつけて何とか鼻で呼吸することは、自然にできるようになりました。
まだまだ、息を吐く長さが吸ったときの倍の長さとまではいきませんが・・・・。

 うちで、主催するキッズのダンス教室GROOVE BOXのメンバーは、新しいことを教えてもすっとできてしまうことが多いです。
そんな子供を日々見ているので、ちょっとした習慣を変えるにも大変苦労する年齢になってしまった自分が疎ましく思うことがずいぶん多くなりました。
 最後は、根気だと自分に言い聞かせながら、できるだけ楽しくやりたいものです。

ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti 


尾埜合同法律事務所    危機管理?

2006-06-07 | Weblog

 最近、子供たちに関するいたましい事件が報道をにぎわせています。
動機すら理解できない事件があまりに多すぎて、ニュースを見ても「なぜ?」とつぶやいてしまいます。
同時に、この種の事件が報道される機会があまりに多く、「またか・・・」と感じてしまうことも事実でした。
「数が多いことになれてはいけない。異常なものは何度起こっても異常なんだ。」ということを自戒したいと思います。
 私たちは、キッズを対象としたダンス教室も運営しているので、特にその思いを強く持たなければいけないと感じでいます。

 報道についていえば、同時に省庁や企業の不祥事も依然として多いです。
子供にでもわかるつじつまの合わない言い訳や弁明を平気でカメラの前で述べる当事者。企業や官僚の組織論や事情はあるにせよ、子供たちがそれを見たらどう思うのでしょうか?
危機のときにどう対応するか。このことも人事とせず、自分を戒めなければいけないと感じています。

 「危機管理」といえば、ささいなことですが、先日このような出来事がありました。
 家族が実家に集まった土曜日のことでした。
母親もその日は忙しかったらしく、大人数の料理を用意する時間がなかったので、チョコチョコ利用する近所の中華料理店から出前を取りました。
遅れて到着した私に、「焼きそばの中にこんなものが入ってたんよ。」と割と大きなビニールの塊を見せられました。
 「チョコチョコ利用するとはいえ、言ってあげたほうがええんちやう。」ということになり、母親が電話で、かなり気を使いながら事実を告げました。
しばらくして、店のアルバイト君が、やってきました。
母親が、混入していたビニールの塊と焼きそばの皿を見せ、「こんなものが入っててん。『気をつけないとあかんよ。』と、お店の人に言っといて。」と告げたところ、
「申し訳ありませんでした。領収書を書き換えてきました。焼きそば2皿分の代金を返金させてもらいます。」といってお皿とビニールの塊を引き取って引き上げてゆきました。
 「お金のことはどうでもいいけど、領収書云々や、アルバイト君をよこすなどなんか対応悪いな。」といって食事を続けていると、再び玄関のベルが鳴りました。
再び、アルバイト君が登場し、「焼きそば、2皿のご返金をしたので、もう1つの皿も空いていれば今返却していただけませんか?」という趣旨のことをしどろもどろで告げてきました。
わざわざ、再訪問して告げているので、店の人に強くいわれていたのを思い出したか、携帯電話で再度厳命されたのでしょう。
アルバイト君には責任はなく、言っても仕方ないので、「あまり対応よくないよ。領収書を書き換え、問題の皿を回収するなんて、証拠隠滅でもするつもりか?意味がわからないから、それまでこの皿は預かっておきます。と店の人に言っといて。」と告げて返しました。
 それからしばらく経ったとき、店のオーナーが現れ「私は、店がひと段落したから自宅に帰っていました。店を任せていたやつが何でそんなことを言ったのかわからない。申し訳ありません。」と平謝りでした。

 「部下が勝手にやったこと。私じゃない。でもごめんなさい。」先の企業や官庁の会見とほぼ同じロジックです。
いかにつじつまを合わせようと、こうなってしまえば感情的に後味は悪くなります。
「同じ来るなら、最初から自分が来て、すっと謝って帰ったほうが印象がよいのに。」

 大人がそんなことを言っている横で、4歳になろうとする姪が「おじちゃんは悪いことしたの?」と不思議そうな顔をしていたのが印象的でした。
「子供でも納得するような対応。」戒めたいと思います。

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ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti    始動!

2006-06-06 | Weblog

 今日は、尾埜合同法律事務所の中村弁護士は、東京出張です。
 その目を盗んでいるつもりはないですが、ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti のことについて。

 ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti は、現在は委託を受けて兵庫県は西宮市の西宮浜公民館毎週火曜日、甲子園の甲子園コミニティーセンター毎週金曜日にレッスンを行っています。
 西宮浜のクラスは、おかげさまで開講以来1年以上が経ち、メンバーも20人を超えています。インストラクターのFumiyoも、メンバーの方々とずいぶん近い距離になってきたようです。
話を聞いていると、続けてレッスンを受けておられる方で、いろいろと効果が出てこられた方もいらっしゃるということです。
 一方、甲子園の教室は、まだそんなに日は経っていませんが、すでに10名ほどのメンバーに毎週集まっていただいています。

 ヨガのレッスンは、ダンスの場合と違い、体そのものについてのことですから、「楽しさ」だけでは済まされません。しっかりとした知識と経験の裏づけが要求されます。
私たちも、少しでもよいレッスンをご提供できるように、日々勉強しています。
 また、私も、他の教室のヨガのクラスを受けさせていただいていますが、先生によってリズムも違えば、からだの感じ方も違ってきます。それぞれ自分のリズムがありますから、自分に合う先生を、いろいろと試されるのも方法かと思います。
私たちShanti-Shanti では、技術・知識は当然ですが、インストラクターの人間力をご提供してゆくというスタンスを取っていますので、Fumiyoの個性を気に入っていただき、レッスンが合うと感じていただければ幸いです。

  Fumiyoは、上の2教室のほか、西宮のコナミ・スポーツでも毎週土曜日にレッスンを持っていて、毎回多くの方に受けていただいています。

今回、 ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti では、より充実したレッスンをということで、自宅スタジオスペースで少人数のセミプライベートクラスを開講することになりました。限られた時間で大人数のクラスとは違い、よりFumiyoの個性を感じていただけるクラスにしたいと思っています。
 一度に2-3名のクラスで、開講できる日も限られるため、当面は2こまほどの開講になりますが、すでに体験予約が入ってきています。

 この先どのような展開になるのか、いろいろと検討してゆきたいと思っています。
 

 



尾埜合同法律事務所 個人再生手続き②

2006-06-05 | Weblog

6月に入りました。本当に毎日が過ぎてゆくのが早いです。
しばらく、ブログの掲載が途切れてしまいました。

 前回は、耳慣れない手続きですが、個人再生手続きについて書きました。
どのような人がどのような条件で利用できるのかについては、前回書きました。

 個人再生手続きとは、多重債務者となり、そのままでは返済が困難で破産の危険がある方が、裁判所に認められて圧縮された債務を原則3年間で分割返済し、経済的再生を図るための制度でした。

 従来も主に法人が利用する「民事再生手続き」という制度は存在しましたが、手続きが煩雑で個人が利用するのは難しいものでした。
そのため、個人が経済的再生を図ろうとする場合は、裁判外の手続きで、弁護士が各債権者と交渉して債務を圧縮氏、分割払いにしてもらうという任意整理等の手法か最終手段である自己破産しか方法はありませんでした。

 この個人再生手続きが新たに設けられたため、

  1. 多重債務で困ってはいるけれど、なんとか最終手段である自己破産だけは避けたいと考えている方。
  2. 住宅ローン等をかかえ、現在のままで支払い続けるのは非常に困難だけれど、できるだけ住宅を手放さないで再生を図ろうと考えている方。
  3. 何らかの理由で自己破産できない方。

にとっては、選択肢が増えたことになります。

 中村弁護士がご相談を受けたときに、「自己破産だけは何とか避けたい。」とおっしゃる方が、実際に多いと聞きます。

 自己破産をした場合、会社役員、損害保険代理店、警備員等の資格について制限を受けることになり、その職にある方は職を失うことになりかねませんが、個人再生手続きの場合、このような資格制限はありません。

 一方、個人再生手続きはやはり、利用するには一定の条件があり、また再生計画が認められても、原則3年間分割された債務をしっかりと支払い続けなければならないため、強い意思が求められます。

でも、やはり中村弁護士がいつも言う「破産は最後の手段」ということからすれば、たとえ厳しくても利用できる場合は、がんばって個人再生手続きによって経済的に再生を図っていただきたいと個人的には思います。

 

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