スマホのおかげと,宿がWiFi接続できたので毎日ニュースは見ていた。
自民総裁選,岸田は「新自由主義との決別」という非常に大きなことを言っているが,これは大丈夫か?
いまの新自由主義は,小泉政権のときに出来上がった構図。約20年も運用されている。
身近なところでは,人材派遣や能力主義。細かく言ったら「格差問題」にまで関わってくる。
正直,構想がでかすぎて実現できないように思う。20年前は「構造改革だ」と言っていたのに,またもや違う意味での「構造改革」。
高市の発言でわるくはないと感じるのが,靖国参拝。総裁になっても参拝するという。信教の自由だから束縛されないという。でもね,信教の自由がこれほど保障されているのは日本国憲法ぐらい。
アメリカだって,いざとなったら「ワクチン接種義務化」までする。日本では個人の自由に関わるから制限できないだけというのに。
問題は河野。若さと英語力,ズバズバ物言いするから人気があるようだが,正直なにも見えてこない。
それにしても野党がダメだなあ。公明党がいる限り創価学会との縁が切れなくて,みんないざとなったら公明党と徒党を組む。
自民党独裁政権時代を実感として覚えているが,いま振り返ると,たまたま時代がよくて不都合がなかった。
でもねえ。八郎潟の干拓事業なんて巨大なことをやってしまった結果が,いまのコメ余剰にもつながっている。
選挙も立候補も,国家百年の計で臨まないと,ダネ。