オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【試乗してみたら】ホンダ・CR-Zは「楽しい」クルマだった!

2010年02月27日 22時45分32秒 | オズマのクルマよもやま話

 
初代CR-X。カー・ルネッサンス・エックス。
バラードスポーツCR-Xだ。

 いきなり写真を掲載したのは,オズマ世代ではおなじみの「バラードスポーツCR-X」。

 オズマの中では,サイバーEFCR-Xこそ,歴代CR-Xのなかで最高のデザインであり,カッコヨサだと思っていたが,この「バラスポ」もすばらしいことにいまさら気づいた
 なにしろ,当時最新のAE86などよりサーキットなどでは速かったという事実。相手が1600TWINCAMであるのに,SOHC1.5Lでありながら,熟考されたボディにより,180キロを超える最高速さえ記録していたのだ

 そしてこの「バラスポ」から27年の歳月が流れた2010年2月25日。ついに「CR-Z」が発売された。それは「コンパクト・ルネッサンス・ゼロ」だという。

 以前,このCR-Zには好印象ではないという趣旨の記事を書いたが,それでもかなり気になるので近所のホンダへ向かってみる。ピカピカのオズマ1600GTで乗り付ける。でも,次から次から,他社のクルマがやってくる。やはりみんなCR-Z目当てのようだ



結構カッコイイじゃないか


このリアビュー,まさにEF系を彷彿させるネ
実際,エクストラウィンドウは視界良好だった。
ナビもついていたが,ナビを見る習慣がないので
バックをしたときに非常にバックしやすいことがわかった。


おお,やはり,EFサイバーの面影がある


試乗したのはCVT車。それしか東京にはなかった
んです。6MTが納車されたらまた試乗します
室内,広いですよ。EFのような接地感があります。



トランクは必要十分かと。EFと同等でしょうか。
2シーターとしてかなり使えるでしょう。


 試乗そのものはホンの10分程度しか時間が許さなかったが,驚いたのは,低速からの加速感トヨタ・プリウスは「何も音がしない」で加速して行き,「何か変だな」という感触を憶えたのに対し,こちらはガソリン車から乗り換えても違和感が少ない。これで6MTが出たらかなりのものだろう

 次にビックリしたのがコーナリング性能。試乗でわずかな角をゆっくり曲がっても,剛性の高さが感じられた。そして,EFのような前方視界のよさ。EFもそうだったが,ボンネットの先が見えない「あの独特の感触」
 オズマも最初EF9に乗ったとき,あまりにボンネットが見えないのでコーナーポールを着けたが,まさにそれが必要に感じるあの「ボンネットの低さ」だ。

 ボンネットの低いクルマに出会ったのは本当に新車では久しぶり。このクルマ,はっきりいってこれからのハイブリッドのあり方を変えてくれる,そう期待できるものだった。

 帰宅後は,頂いたフルカタログをじっくり鑑賞


赤がいい感じだ。ウム,赤ですよ。

 果たして次回6MTに試乗したとき,いまの1600GTを超える「何か」を感ずることはまたあるだろうか。

 だが,どんなにこのクルマのヨサを語ってもオズマの家族には届かない。それは大人4名が普通に乗れるものではないからだ。

 このシステムでシビックに6MTを搭載するとかすれば,相当に人気が出るのではないだろうか 何しろ,ホンダの店員さんいわく「MTは試乗できないのですか」という問い合わせばかりだったようだし,子連れの方も多く見られたからだ。

 フィットでなく,そうだな,このCR-Zをロングルーフスタイル;思い切って昔のEF系をアレンジして,「CR-ZZ」(Z=2と解釈させ,ZZ=4;すなわちリアル4シーターとする)などとすれば,オズマのような家族制限のあるユーザーにとって,まさに救世主となるんじゃないかな

 TYPE-Rのような過激さじゃなくて,このハイ・バランス。それは,初代バラスポに見られたようなあのバランス感覚だ。今後のホンダの活動に期待しよう。 


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