オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【消滅可能性自治体】ブラックホール型「企業」も問題!

2024年04月27日 16時50分10秒 | オズマの考える政治・経済問題


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/nation/asahi_region-ASS4V3V1VS4VTNAB00FM

 このニュースは,まさに「ブラックホール型自治体」に住んでいる身として実感があり過ぎる

 若者が住める街として,最大の懸念は「家賃」だろう。

 自分の最寄り駅は,都心まで10分という距離。それゆえに,独身向け1Kでも月に7~8万円はする。もうこの時点で「住むことが現実的」ではない。市場原理主義で土地価格を任せていたらこうなってしまった。

 僕が高校生だった1986年ぐらいまでは「ごく普通に」「ごく普通の家庭が」あったのに,バブルに入った当時=大学生になったころから「そんな場所に住んでいるの」と驚かれるようになってしまった。

 社会人になってもそれは変わらず,同じ路線の部下など居ない。本当に一人も居ない。途中までは同じでも,みな都心から私鉄でさらに20分程度は離れていく。

 これは,自治体が「ブラックホール型」というより,自分の企業が「ブラックホール型」なのではないかと推察する。

 すなわち,自分を含めた中高年が若者の道を遮っているように思えて仕方ない。ところが,僕ら中高年もまた定期昇給が年に数百円という時代が10年以上続いているため(ここ数年は年に500円程度である,500円),自分の年代とわずか5歳上では実質手取りが大きく異なっている

 要は,これは自分の会社選びの失敗でしかないとも言えるが,果たしてそれだけなのだろうか,ということだ。

 秋田県の人口減少はいまに始まった話でなく,東北4県の厳しさは矢口先生のいう「半年は雪に閉じ込められる」(いまではそこまで豪雪でないにしても)が少なからずあり,事実秋田へ転職するなどということは非常に困難である。そもそも求人がない(実際にやってみたことがある)。

 「雇用の流動性確保」には,「健康でやる気のある人はいつまでも」「健康な人もいろいろと」「健康でない人もいろいろと」働けるように,つまり「家庭の事情は様々なので,働き方こそ多様性必須に」と考えている

 岸田文雄はメーデーに参加し「賃金を上げる」という無責任な発言をした。それは,僕のような「構造不況業種」まで「税金」で養うということなのだろうか それはありえまい。そもそも,メーデーを土曜開催にしている時点で,「土日休みでない」職種の方々の怒りは噴出しているだろう。

 政府も自治体も,人気取りの政策など止めて「地に足の着いた議論」を重ねてほしい。東京なら奥多摩にまずは行ってみてほしい。それも電車で。そうすれば「都心から2時間もかかり」「クマ出没の恐怖が現実」にある,奥多摩の長所も短所も見えてくるだろう

 机上の空論など無用である。要は,政治も実戦なのだ


【久々のガマガエル】動きに,見た目に,癒やされてしまう...。

2024年04月27日 08時01分41秒 | オズマの独り言

 子供の頃からやけに多かったヒキガエル。

 だが,理由はちゃんとあって「湧き水」が近所に湧いていた。そこで多くの子孫が繁栄してきたのだった。

 そんな環境が大きく変化したのは,ブラックホール型自治体なる呼称に象徴される人口流動の少なさ,つまり,バブル以降「家賃の高い街」になってしまったことと無関係ではないだろう。

 ヒキガエルは,子供の頃は「毒がある」(大嘘)ということで,触ることをやたら咎められたが,この15年くらいは「やさしく」見守っている。

 この個体はたしか4/25の夜だった。路地を入っていくと「黒い物体」があったのだ。

 イヌやらの糞だったら大変なので冷静に観察すると動いていた。

 その動き・仕草こそ,恋い焦がれていたとも言えるガマガエルである。

 かつては「庭にガマが居たよ」なんて会話が日常的だった。真夏に鉢植えを動かそうものならその下でお休みになっていることも多かった。

 僕は「ガマ太郎は変温動物だから,すぐに鉢植えを戻さないと可愛そうなことに」とよく言ったものである。

 こう書いていくと,まるで自分が善人のように見えるが,それは動植物に対しての愛情と尊敬からくるものでしかないのも事実

 京都・蟹満寺にあった「蟹ですら人の温情がわかるのに,人間のなんと愚かなことよ」という縁起に納得し,いまもまた「人間どうし」の争いに巻き込まれて,本業を見失う日々が続いている

 だからこそ,こうした動植物の「生き生きとした」生命力に心惹かれるのかもしれない。

 いやしかし,ヒキガエルというかカエルなんて,という人には苦手な写真だろう。そこだけはご容赦頂きたい

 せっかくの3連休だが,今日は雨なので釣りは延期である。