長い休日出勤の代休がようやくとれた。
休日出勤があったり,週末に精密検査が何回もあったりで,4月になって最初の釣行となっている。
結論は,3バイト・1バラシ・1フィッシュであり,最後の最後に助けられたと言えよう。
ともかく組織変更やらカラダの不良でほぼ週末が潰れてしまった4月。ようやく4/19に代休取得である。
猛烈な強風が想定されているが,仮称・太田さんから「この辺りが釣れているヨ」情報を得ていたので,そこに行くことにした。
朝9時に到着すると釣り人が居ない。強風のせいなのか,人気がないのか いやいや,人気がないはずはないだろう。
クサフジだとoiさんから教わったっけ。
この花が咲くと「春」であり,原則3m以上の深場ではほとんどバイトしなくなることはさすがに修練済。
ところが,着いたポイントは妙に深くなっている たぶん2年ぐらい来ていなかったから流れが変わったのだろう。
強風で背中を押されるのは相当な恐怖。ライジャケなしでは怖い。
釣りが非常にやりにくいが,これこそ最近のパターン「晴れで強風」で,僕には実績が出ているから不安はない。
そして早くも11時になった。多少濁りが入っているようで実によい感じがするのだけれども。
スイングインパクト3インチ・1/8ozダウンショットを8LBフロロ(もちろんベイトフィネス)でキャストするも,強風がいろいろな方向から吹くので,すぐに手元にリグが来てしまう。
繰り返していると「チク」とアタリ。すかさず合わせると,軽い魚のようだ
違った,いきなり垂直ジャンプを食らわす推定40UPのナイスバス だが,妙に緊張しない。
あっというまに2連発垂直ジャンプ。ハイジャンプ魔球を食らったバッターのように打ち崩れた。見事にバラシた。
ルアーをいろいろ変えてみるが変化なし。どうしたものか。
14時まで周囲で粘るも,バスらしき魚影も少なく,移動を決意する。いや,この時点では半分あきらめていた。
一度も釣れたことがない堤防に着く。仲間内では「見掛け倒しポイント」と呼んでいて不評のポイントだが,今日はなんとなく雰囲気がある
これしかない。スイングインパクトのDS。これを知らない人は相当損していますよ。
キャストを続けるもバイトなし。
また強風が襲ってきて,フラッとまできた。ところが,なぜか手元に違和感あり
足元を見ると,黒い物体が着いている 魚だ。バスだ。手元に走っていたんだ。
今度は慎重にハンドランディングした。
14:30に出家回避。35cmのナイスバス。
ホント,メトロリバーのバスは流速に耐えるべく尾びれが素晴らしく発達している いやあ,マジでカッコイイ魚だ。
自慢写真を撮る。そしてLINEで自慢大会だ。
釣りは,狙って釣るのも面白いが「アレレ,釣れてる」なんてのもいい。まさに今回はその魚であり,危うく出家のところを回避した貴重な魚である。
この後,帰路を兼ねてキャストを続けるとバイトがもう1回。なぜかフッキングしなかったけど,この周囲に意外と魚が居ることがわかったのは収穫である。
さあ祝杯だ。また来たいなあ。
釣りは,やはり千変万化する自然が相手であり,理論や理屈を通り越したものがある。理屈通りに釣れたら苦労しないが,自分は「自分なりに解釈して,自分の足でポイントを探す」のが好きなので,このような結果でも十分満足だ。
さて,4/20には脳のMRI検査・第二弾である。松果体に嚢胞があることがすでに判明しているが,それがどのようなものかを突き止めるのだ。手術するなら内視鏡らしいけど,よくはわからない。
それでも,「頑張っていればいいことがある」と思えた1日だった。ありがとう,メトロリバー。