オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【村田さんの受け売り】ラインの話。

2014年11月16日 21時06分47秒 | オズマのバスタックル

村田基 サンヨーナイロン vs サンライン



 お店に行くとこのまんまです。そして八郎遠征のような過酷なオカッパリをやるとわかります。ああ,ウルトラGTRはやっぱり最強だと。

 でも,最初は胡散臭くて,僕も信用しななかった。だって,ソラロームⅡウルトラがアプロードFXに完全に負けちゃったんだもの。1990年のことですが。

 で。いまは比重を考えてみましょう。

 ナイロンはフロロより「軽い」。ここにミソがあります。軽いから「沈みにくい」。つまり,ワームなどの釣りにはたしかにやりにくいでしょう。

 でも,マキモノの釣りではどうでしょう。巻いているわけです。それもサスペンドシャッドを止まらせたりしたい。そんなとき,比重の重いフロロを使うとどうなるか。また,ゴロタ石の多いポイントでフロロをオカッパリから使うと,「ラインが沈んだ」ようになっています。

 ズバリ。根がかりしやすくなります。なにより,ラインが重いのでフロロは飛びにくいです。飛ばないし,沈むしで,オカッパリにはやりにくいです。実際,ナイロン6LBとフロロ6LBなどではまったく飛距離の違いにびっくりするでしょう。

 ではなぜバスプロはフロロを薦めるのか? 簡単です。切れた方が売れるから,じゃなくて,ボートでの釣りが中心だからです。ボートからならルアー回収も,マキモノルアーの「ラインたるませ」もできます。エレキで前進すればよい訳ですから。

 実際,僕もシャッドなど,真冬の釣りなどで,フロロで釣るのはジグとかワームだけです。でも,いまでは20LBがメインになったので,フロロのメリットを感じていません。

 その代わり,真夏のアシ際にワームを落とすような釣りにはフロロです。それは,フロロの硬さが「捌きやすい」からです。ウイードカットと同じ理屈です。ナイロンを使う時も「やや硬め」のライン;GT-RMHなどは使いやすいですよ。

 自分のよく行くポイントの水深,カバーの濃さ,釣り方を考えてラインを選択すると面白いですよ。