オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【カローラ栄枯盛衰】TE71時代は絶好調。いまは絶不調。

2012年11月23日 08時13分42秒 | オズマのクルマよもやま話

 新型カローラが発表されてから結構時間が経過するが,本当に見かけない。相変わらず先代,もしくは先々代ばかりが走っているように見える。なんといっても勢いを感じるのはアクアだけれども。まあ,あれはたしかにいいですよね。試乗しただけだけど,あれなら大きくないし,小さくない。使えるクルマだろう。

 そんな元気のないカローラが「地球車」として世界を席巻したのは30年以上前,日米貿易摩擦が表面化して大問題になってきた頃のTE71,いわゆる70カローラ時代だろう。

 写真は,TE71の前期・後期のカタログから撮影したもの。

 いまだによく見るカタログなのだが,実にカッコイイ。レビンといえばAE86というイメージがいまはあるが,僕は友人がカローラリフトバックSE(5速MT)に乗っていたせいもあって,そのカッコヨサにしびれたものだ。自分のうちのカローラバンのカッコワルサに愕然とするとともに。

 もちろん燃費も重要なファクターだ。でも,やはりデザインなのではと思わせるのがこのTE71時代。

 先日,トヨタのお店で「86」(CVT仕様)に試乗したが,うーん,正直まったく,である。これに300万円もつぎ込む気にはなれないなあと,自分の1600GTに乗って帰るとき,そう思っただけだった。

 そういえばアクセスランキング週間もあと少しで終わる。以前に検索されたキーワードと同じで,びっくりするのが,ポパイL-7の潰れた記事(2010年12月の記事)にいまだにアクセスがあるということ。どうやって探すのか,また,そこから何か得られるのか,自分ではさっぱりわからないが,ネット住民特有の行動なのだろう。

 それにしてもこれではカローラは死んでしまう。ハイブリッド投入の予定もあるというが,もはやアクアの敵にもならない。5ドアHBの使いやすさに気がついた人々は,セダンに・ステーションワゴンに回帰することはないのだろう。

 カローラさえも超えられぬ壁。日米貿易摩擦を引き起こすほどのパワーがあった70-80年代の開発力に,安定した雇用が背景としてあったことは明らかだ。

 カローラ復権を期待したい!