サボり癖もほどほどに。

備忘録

ライコランド東雲でオイル交換してきた。
オイルはいつもの量り売りしてるやつ。
いつもの工賃無料の癖で、今回はフィルター交換もお願いした。
で、なんだかんだ払うと¥1万超えてしまった。
ん?なんでこんなに高いのと確認すると、

  • フィルター交換は工賃 ¥1,260 発生
  • 愛機の場合、フィルター交換は片側のアンダーカウルを外す必要あり。カウル工賃 ¥1,050 発生

いまどきのオイル交換は、バイクでもドレンを抜いたりしないで上抜きするんでしょうか? だから、オイルまみれになるフィルター交換は工賃発生する って発想でしょうか。


つーことで今後は自分で交換復活っすね。
ちゃんと調べてみれば、最近はネット上でもオイル量り売りしてるんすね。
今回入れた、ELF MOTO 4 XT TECH (10W-50) も27%OFF!
このお店に送料¥700払ったとしても安い。 ここまで安けりゃWAKO'S 4CR も夢じゃない?!


交換時オドメーターは34,014km

このバイク(D1 1993) も大したもんです。エンジン系で修理してるのはカムカバーのゴム交換と、プラグブーツ交換、クラッチカバーのガスケット交換ぐらい。

そんなにぎゃんぎゃん回す方じゃないので、いまでも元気に回ってくれます。
アイドリングも安定してるし。

「その時代に最高だったものは、最高の技術を集めて作ってある。」

という法則が納得できる。 あ~楽しい妄想。。。 
これからもよろしく!黒豚ちゃん!

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RIDE キリン

今日はちょっと詩人になります。

私が学生時代、友人のアパートでミスターバイクBGに連載されていた「キリン」。
その後も地道に「キリン」の連載は続いています。

何の取り得もない、自信もない、明るい未来も想像できない、そんな吹けば飛ぶような自分。 そんなことをかき消すようにバイクだけは毎日乗っていました。
そんなモヤモヤを認められるかのように、貪るようにこの劇画を20代の私は何度も何度も読んでいました。

その作者、東本昌平さんの世界観「RIDE」というムックが最近毎月発売されてます。
好評のようでTSUTAYAのバイク書籍コーナーに平置きされてます。
そしてさらに関連する「ハルマン」というムックも発売されました。
http://www.shonengahosha.jp/special/index.php?n=345

そのなかにある「キリン」のリバイバルストーリーが、15年前の感情を思い起こさせました。

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高速をとあるステーションワゴンが走る。1男1女と奥さんを持つごく普通のサラリーマン。
子どもたちが騒ぐ車内は幸せな家族そのもの。
その横をスズキ刀(GSX1100S)がヒュンと通り過ぎる。
それを見たドライバーの主人は一言「速いな」と呟く。

子どもたちの用を済ますため海老名PAに寄る家族。
するとさっき横を抜いていった刀とそのライダーが一服していた。
用をたす母子を待つ主人は、思い切ってそのライダーに声をかけた。

マイル表示のメーターを見て「意外と遅いんですね」とトンチンカンなやり取りの中で、彼がその昔バイクに乗っていたことを吐露するが、そっけない反応の若いライダー。
そんなことを話していくなかで「ちょっと跨ってもいいか?」と願う主人。
しかし見ず知らずの者がそれだけはやってはいけない行為。
冷たく毅然と断るライダー。「欲しかったら自分で金出して買いな。」

そんな一線を越えた雰囲気も手伝ってか、冷たい反応しかなかったライダーが一言、
「その気があるんならいつでも“こっち側”に戻ってきなよ。」

乗りたい気持ちがあるならいつでも乗ればいい。それを気付かせてくれる言葉。

短くも楽しいひと時。通じ合うものだけが共有した瞬間。
ほどなく母子は戻り、ステーションワゴンは世話しなく目的地へ急いだ。

走行車線を走るワゴン。車内は相変わらずの雰囲気が占めていたが、主人の心はざわついていた。あのときの心の輝きと、何不自由ない、自分が目標としていた今の生活とを照らし合わせていた。

気がつくと、追い越し車線をさっきの刀が追い抜こうとしていた。
ライダーは左手をすっと挙げて挨拶をして抜いていく。
それを見た主人も右手を挙げて応える。

それは、ライダー達がいつも言い合う「気をつけて」という意味でもあるし、
「いつでも待ってるぜ」という意味にも思えた。 そしてその刀はあっという間に追い越し車線の彼方へ消えていった。

その瞬間妻に「バイクに乗ってみたい」と話してみるが、家族を心配する通り一遍の返答が返ってきてそのやり取りは終った。

しかし、一瞬だけ心の輝きを感じた主人は、その刀を追いかけてみようかと一瞬だけワゴン車のアクセルを踏みつづけた。
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15年前の当時、このストーリーはいい話だったので何度も読み返しました。
15年以上経って、物語に登場するおっさんよりもさらに歳を重ねた自分は、立ち読みしながら思わずぐっときてしまいました。
それがどんな感情なのかはわかりません。

今でも、若いときとなにひとつ変わらない感情だったことを確認できたからか、
あの時は分からなかった、人生を重ねた上での感情なのか、
今でも「こっち側」にいたままの自分であることの幸せか、
「どんな小さなことでもいいから男でありたい」と思う気持ちが見ず知らずの人間と共有できた幸せなのか、

なんなんでしょうね。

2008年の今、このムックは毎月継続して発刊されバイク書籍コーナーに平置きされている。その内容は懐古趣味なもので、今流行りのビッグスクーターの影は微塵もない。

もちろん最近ファンになった若い読者もいるでしょうが、私みたいな「あの時の輝き」を思い出しながら読んでいる方が多いかと思います。
そんな皆さんは今、どんな生活を送ってるでしょうか?

私の同級生も既婚者の割合が増え未婚者はごく少数。
その昔、深夜のファミレスでキリン話で盛り上がってた大親友も、先日結婚して一児の父となりました。


この「RIDE」というシリーズのキャッチフレーズは、
「バイクに乗り続けることを誇りに思う」

この意味が今本当によくわかります。

自分で選んだ人生とはいえ、
あのとき主人公が乗っていたビッグバイクに乗り続けられ、怪我もせず、バイクを維持する収入も得られ、健康も害すことなく、200km/hを楽しむことができる。

神様本当にありがとう。

さて、15年後の自分は何やってるだろうか? 気持ちよくバイクに乗れているだろうか。
ハーレーは買えてるだろうか・・・?
いや、乗り続けられる人生として進めていきたい。ただ生き長らえる人生ではなく。

15年前の自分は「一生バイクと付き合っていきたい」と願ってました。
気がついたらその思いは叶えられていました。
生まれてこのかた「チンケな人生だな」と思い続けてきた人生ですが、叶えられたことがあったんですね。 この幸福に感謝しなければいけませんね。

そして、
今夢中になっている趣味のお陰で、まさかこんな“地方遠征”という形でバイクを再び楽しめるような気持ちになるとは想像もつきませんでした。 今この趣味になんの後悔もありません。

そんなことを思うと「15年後の自分はどんな趣味を見つけてるんだろう?」と思うと、ちょっと楽しみになってきました。

歳を重ねてますが15年前に感じていたあの閉塞感よりも、この先の15年の方が明るく思える。
15年前に感じていた怖れ・・ おれもあんなおっさんになってバイクに乗れなくなって、家族サービスに奔走するのか? という怖れ。 そんなことがバカらしく思えます。

大事なことはバイクに乗れる、乗れない、という現象ではない。
毎日をハッピーに送る気持ちと行動と努力。


人生は意外と悪くない。

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二輪車 廃車体験記

これまた備忘録のような記事で恐縮です。

先日お盆休みのときに400ccのバイクを廃車してきました。
廃車といっても実車はそのままで、ナンバー(登録)を廃車(返納という表現らしい)してきました。

■ 窓口時間の確認
受付時間を確認するために電話確認する。
この電話は音声メニューがあって、その後オペレーターにつなぐというもの。
長ったらしい音声メニューを聞いて(事前に知ってたら直接のその番号をプッシュして短縮できる。気軽に電話してみよう)、やっとこさOPに繋がると思ったら

 「ただ今混み合っております。 もう一度おかけ直し下さい。 プープープー・・・・」

さすが今どき前時代的なお役所仕事・・・
何度かけても繋がらないので、ま、平日の昼間ならやってんだろ?! と勝手な予想をして出かけることにする。

■ どうしても足立支局へ。
足立ナンバーにも関わらず、陸運局は自宅からなにかと行きやすい品川を利用してました。 でも、廃車だけは登録の支局に行く必要があるようで、仕方なく足立支局に行くことに。

■ とっても分かりにくい足立支局
足立の陸運局は、竹ノ塚近くの保木間 という交差点の近くにあるがこれが分かりにくい! ちょっと迷って、付近の環7、国道4号と付近を通るがまったく?案内板らしきもものがない。 小道を入っていくと突然「支局前」という交差点が現われる。
初めての方はきちんと住所確認してください。
 品川も練馬も大きな道路の側面にあるので、きっと足立区の実力者かなんかの差し金なんだろうなーと想像。

■ 優しい事務のおにーちゃん
6年前?練馬支局のカウンターのオヤジは最悪でした。 公務員とここまでケンカしたのは初めて、ってぐらいでした。 それがイヤでユーザー車検は品川。品川はごく普通の対応でした。
足立はどーだろーなぁと心配でしたが、相談員のおにーちゃんは、風貌こそ整備屋のにーちゃんですが、とても親切に分かりやすく教えてくれました。
 事務所全体に、ヒゲ面の職員がぽつぽついるのは昔の国鉄職員を思い起こさせますが、足立支局についてはいい感じでした。(検査棟とかはどうなんでしょうね?)

■ 持参物

 ・ナンバープレート
 ・車検証

念のため納税証明を持っていきましたが、提出を要求されることはありませんでした。
廃車時、その都度自治体へ税金の納付確認をしてるのかどうかは、、、不明です。

■ 事務処理費
なんだかんだで¥1,000ぐらいだったような。

■ 作成書類
ごく簡単な書類に記入する。代書屋に出す必要まったくなし。マークシート形式ぽかったので鉛筆で記入したが、どうやらボールペンで書くべきだったらしい。
でも受付けてくれた。

■ 全工程
すべての工程は約30分程度。

■ ナンバーをなくしたら・・・・
恥ずかしい話、もう1台廃車するバイクがありまして、、、、 実は実車はすでに廃棄済みで、プレートだけ外してあったんですが、それがどこかに行ってしまった。
その事情をすべて話すと相談員さんは優しく説明してくれました。

・プレートの紛失は、一度警察に届ける必要がある。
・警察に届け出ると遺失物?の番号が付与される。
・その番号を携え、支局にある理由書に記入する。(理由書はWebからもDL可能)
・理由書とともに手続きをする。

そんなことらしいです。

さ、毎年無駄な税金を払ってるあなた。
とっても簡単な作業なので、バイク屋さんにお願いせず、平日に半休取って廃車しにいきましょう。

<参考資料>
http://www.jikayo-k.ecnet.jp/m2/m2_06.htm
https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikyoku/map/0402.htm
http://www.ktt.mlit.go.jp/tokyo/kensa_tel.html

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アキバの二輪駐車場 初体験

最近アキバ周辺の二輪駐車違反の取締りが厳しくなってきたようです。
あまり大きな声では言えないのですが、つい先日ヨドバシカメラ前道路の先(蔵前橋通りのそばの歩道)でバイクの駐車違反を取られました。
いわゆる耳をつけられて出頭が必要な旧来ものではなく、悪の係官がその場で切符をきる例の取り締まりです。
最初はこの仕組み(違反金と点数の概念)に理解ができなかったのですがだんだんわかってきました。 この辺のカラクリについては後述します。

そんななか、早速UDXビルの二輪駐車場を利用してみました。
最初の2時間は¥500 その後翌日7時まで(終日)¥1,000。
はっきり言って高いのですが、確実に3~4時間以上停めることが多い私は、まあまあこんなもんかなと。
この他、安い公共駐車場もちょこちょこあるんですが、ほぼ空いてません。
これからはできるだけ自転車で行こうと思います。

今までそれほど取り締まりが厳しくなかったアキバですが、ついに二輪まで触手を伸ばしてきたようです。 係員を見つけたらどっかの法科大学生のように裏通りに連れて行くのではなく、素直に自分のバイクを駐車場に停めましょう。

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