日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

めらし(女の子)の祭りだった

2015-03-04 00:42:44 | 日常
三月三日は、おひな祭りだったですね。
女の子の健やかな成長を祈って、雛人形を飾る。
お人形は、女の子の厄落としのためのものなので、一生懸命触って遊んで、厄を引き受けてもらう、と。

飾りになってから、どれくらい経つものか。
住まいのありようも変化し、人形の形式も変わり、今は平雛(お内裏様とお雛様の二人飾り)が主流だと聞く。
豪華になりましたね、うっとりするくらい、美しいお雛様です。
お菓子になっても、愛らしさは変わらず♪


あたしが幼かった頃、母が「厄落としのためのお祭りなのだ」と教えてくれまして。
普段遊んでいたお人形たちを集めて、たんすの引き出しを段々にして板を載せ、きれいな布をかぶせてひな壇をこしらえてくれまして。
そこに、並べた並べた、熊さんやウサギさん、こけしまで乗せて。
同級生の何人かが集まって、それぞれ着物を着てきて。
桜餅を食べて、お白酒飲みましたね。懐かしいです。
(今にして思えば、それって「人形供養」なんでは?)
写真が残ってましたけど、水害で無くなってしまいました。
心の中には、まだありますけど、伝えられないんだよね、と思うと、少し寂しい。

そうそう。
お雛様を飾るときは雨水の日だけど、片付けるのは「さっさと」しないと、お嫁にいきそびれる、と言われました。
あ・ら・あ。

なんか、ずっこいなぁ。
男の子の節句のときには、旧暦まで持ち出して、二ヶ月以上(下手すりゃ三ヶ月も)空にひらひらさせてるのに、さぁ。

めらし、とは、当地の方言で女の子のこと。
「め(女)の童子」のこと、みたいですよ。(*´∇`*)

2 コメント

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実家には (naumi)
2015-03-04 21:24:40
女の子が3人もいたにもかかわらず、雛人形は1体もありませんでした。
(;^_^A
祖母にも娘が3人いたのに、その娘たちのもないし。
(-。-;
母の実家にも、女の子が3人いたにもかかわらず同じく雛人形はなかったですね。
ごく一部の裕福なおうちには、7段飾りみたいなのがあったような記憶はありますが、子供時代の友達や上級生、下級生のおうちには全然なかったと思います。
そういうことを重んじそうな田舎なのに、なんだか不思議です。
(ー ー;)
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naumiさん、こんばんは(*´∇`*) (otikomi)
2015-03-05 01:20:11
四国は、たいそうお雛様の普及率が高い、と、何かの番組で言ってましたね。
なかったですか、何かのお考えがあってのこと、なのかもしれませんね(*´∇`*)
我が家も、いわゆる「雛人形」ってのは、無かったですよ(;´▽`lllA``)

大昔、まだ破産の憂き目を見なかったころに、京都から取り寄せたという大きなものがあったと
聞いたことがありますが。
破産したあとも、それだけは手放さずに置いたそうですが。
等身大より、ちょい大きめだった、とか。
戦争さなかに、それを親戚に預けたのだそうです。
終戦後、返して欲しいと訪ねたら「雨漏りで溶けてしまった」と。
大ばあ様は「コメに化けたべ。」と、憮然としてた(;´▽`lllA``)
で、普通のお雛様は、要らない、と。
意地を張っても、なんにもならんのに、ね。(-_-;)
よそ様で飾ってあるのを見ると、いいなぁ、と思いますよ。
でも、あたしも、なんとな~く、買えないんですよね。
呪縛?(;・∀・)
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