六月の風

今日から六月。
良く晴れた青空に、スズメの声が聞こえている。
少し裏山に入ると、まだまだウグイスも鳴いているし、場所によっては
残雪も見られるが、暦の上では初夏なのだなぁ。

先月末からの風邪症状、まだ治まらない。
山歩きをしている身なので、場合によってはツツガムシも考慮に入れてと脅されて
内心ビクビクもの。
全身倦怠感、インフルエンザのような症状、頭痛、高熱、淡赤色の発疹。。。
そこまでは無いから、たぶん、たんなる風邪だろうけど。

犬の散歩をしなくなってから、体力が落ちた。
以前は、毎日朝晩、それぞれに１０キロずつ、犬と走っていた。
最近は、小型犬を飼う人が増えて、我が家の超大型犬に出会うと、怖がって
飼い犬を抱っこして隠れてしまう飼い主が多い。
特に、高級犬種と呼ばれている、高額の小型犬、多いですね～。
大丈夫ですよ、と声を掛けても「飼い主には大丈夫なのは当たり前ですっ！」と
逆に叱られてしまうことさえ、ある。
言っておきますけど。
大型犬を飼っている人間は、最初から「大きくなる」ことを考慮に入れて、しっかり躾しています。
引っ張れば事足りるような大きさでは無いもんで。
それに、大型犬は性格がおおらかで、意地悪な子は居ない（少ない）よ。

犬は、集団で暮らす生き物だ。
それぞれに、仲良くなれる方法を知っている。
飼い主に抱っこされて、安全（？）な場所に居る犬は、牙をむいて吠えかかる。
そんなんでは、仲良くなんかなれっこない。
大きな犬も、小さな犬も、お互いにお尻の臭いを嗅ぎあって、認識するのだ。
そして、鼻と鼻でふんふん、挨拶する。
仲良しの犬は、お互いに助け合ったりかばい合ったりするのです。
飼い主が、それを邪魔してはいけないのだがなぁ。

というわけで、最近は、深夜に車で遠出して、空き地で好きなだけ走らせて
運動不足を解消してやるのだが。
変なモノを拾い食いするかもしれないし、罠にかかってしまうこともある。
実際、友人の飼い犬は、山で罠にかかって、春先に毛皮だけになって発見された。

第一、飼い主が運動不足になってしまう。

あーあ。なんだか、住みにくい世の中になっちゃったなぁ。（;´▽｀lllA``