
今日は朝から久しぶりの快晴だ.三国越林道の未走行エリアをくまなく探索してみようと,相棒に跨って出かけることにした.和束町へ抜ける前の京f62の犬打峠付近から,積雪の跡があった.

和束町へ出て,三国越林道へ入ると,予想外の積雪量だった.先週降った雪だとすると,量が増えていておかしい.京都南部では二日前に雨が降ったが,山では雪が降ったに違いない.今回は時間もたっぷりあるので,雪化粧した山の風景を楽しみながら,ゆっくり進むことにした.

日陰のところは,雪が木の上にかぶさって枝をお辞儀させていた.木々の深い緑色と雪の白色との組合せが,とても美しかった.路面状況は,路肩に雪があるだけだった.アスファルトが黒く変色したウェット部分にさえ注意していれば,三国越林道全線を走行できるものと,この時は思っていた.

しかし,徐々に山の奥の方に行くに従って,残雪とアイスバーンが混じった路面に変わってきた.まだまだ先は長く,引き返すことも考慮しながら,慎重にアクセルを開いてはエンジンブレーキで減速していくのだった,

かなり危険な一面のアイスバーン区間もあった.道の傾斜が緩やかなため,エンジンブレーキで減速しながら下っていくことができた.オンロードバイクでの雪道走行に不安を感じつつも,オフロードバイクを駆っていたころの気持ちが甦ってきて,もう少しだけこのまっしろな道の先を冒険してみることにした.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます