oriole deli

~ごはんの一期一会~

自宅で「福助春菊」を食べる。

2010-11-26 13:07:47 | 日記
寒さに向かうとともに恋しくなる湯豆腐。
カンタンに湯豆腐と言っても具材からお作法(?)まで、お店や家庭でそれぞれ。
数年前に一幸庵で覚えてよくやるのが、メカブだれの湯豆腐。
湯豆腐鍋自体は普通なのですが、ぽん酢醤油にメカブ・生姜・大根おろし・刻みネギでタレを作り、それでいただくもの。
勝手なアレンジでシメには冷凍うどんを同じ土鍋で温め、このタレを食べ尽します。

今日の湯豆腐は、木綿豆腐と春菊だけのシンプルなもの。
春菊は…初めて食べる葉の丸い「福助春菊」。

昔、鹿児島にお住まいのおひげ先生が「こちらの春菊は葉が丸くて香りがソフト、東北の鍋物が懐かしいよ」と話しておられたけど、こんな感じかしら?

確かに普段の春菊より火の通りが遅く、香りも控え目…グリーンレタスのしゃぶしゃぶみたいな感じです。

今日はうどんまでたどり着けず…。
とりあえず豆腐2丁消費したら、冷蔵庫のスペースが空いたわ~♪

自宅で「北上コロッケ」もどきを食べる。

2010-11-26 12:52:08 | 日記
実家からもらっていた里芋で、コロッケを作りました。

ちょうど今年の「B-1グランプリ」の開催が立川滞在期間と重なり、あいにく私は稲刈で帰省中だったものの何人かのお仲間は厚木に行って来たそうです。
せんべい汁、横手焼きそばなどメジャーな東北勢の中、嬉しいことに岩手の「北上コロッケ」を食べてくれた方も多く、残念ながらベスト10にはランクインしなかったものの「美味しかったよ~」の声に稲刈のグッタリ感も忘れそうでした。

その北上コロッケ、初めて食べたのは一昨年の「朝市サミットin盛岡」での出店。
最初は「里芋…?」と思ったものの、少しネットリとしたホクホク感と肉や野菜のうまみがツボ!
本家は北上牛やしらゆりポークとアスパラが入っているようですが、これをヒントに中の具材を変えた「里芋コロッケ」として、時々食卓に上らせます。

ポイントは1つだけ、これに限っては粘りの少ないものを選ぶこと。
多少の粘りは特徴の一つですが、やわらかめの粘りが多いものでコロッケにすると…今回がそうだったのですが、マニア向けになっちゃいます。
大根おろしと和えたり、芋の子汁にするにはあの粘りがとても美味しいのですが、潰すことを考えるとエビイモや頭芋(?)のようにホクホクするものが、これだけは良いようです。

あとは基本的にコロッケのレシピと同じ。
今回は肉類は入れませんでしたが、玉ねぎは必須としてベーコンやひき肉、コーンやアスパラ・枝豆・ニンジンなどお好みで。
個人的には枝豆の青っぽさが合うような気がします。

合わせた献立は、ケンタロウの「野菜ばっかり」から八丁味噌を使った、これまた肉類一切なしのベジタブルカレー。
ゴボウや人参・レンコンと根菜タップリ、厚揚げがお肉代わりです。
サラダはカリフラワーとレンコンを豆腐マヨで。
絹ごし豆腐とレモン汁、オリーブオイル、塩をバーミックスでガーッとやるだけで完了です。

なんか、自宅で久々に揚げ物やったような気が…(笑)