oriole deli

~ごはんの一期一会~

紫波道の駅「レストラン果里ん亭」で「雪っこ」を燗で飲む。

2010-04-09 21:47:54 | シリーズひとり
とほほほ…肝心の日本酒の会、アップし忘れてました。
(septちゃんのコメントで気付いた始末´o`;)

改めまして…

遠征しての「シリーズひとり」?
陸前高田の地酒「酔仙」の会、場所は紫波道の駅「レストラン果里ん亭」です。

紫波中央駅から送迎バスが出ているというので、職場最寄りの岩手飯岡から南下。
初めて降り立つ駅への少しの興奮とともに、
バスの発車時刻までの10分弱で系列の産直を物色。
2次会で訪ねる予定にしているクッチーナのコンノさんへお土産と、
自宅用に焼きたてのパンとなぜか皮むきニンニクを購入。

馴染みのない街並みを物珍しく眺めながらバスに揺られ、
数ヵ所で参加のお客さんを拾って会場へ。

思えばこちら、レストランのほうに訪ねるのは初めてかも。
さっそく受付でlillypopさん、ワイン会などでも面識のあるTさんの姿に,まずはホッ。
もちろんお2人は鋭意仕事中なワケで,lillypopさんに至っては
その後,酔仙に満ち満ちた私をシラフで盛岡まで運んでくださるワケで。

この辺りにと案内してもらった席は,私以外全員地元紫波町の皆さん。
私に近い年齢と思しき男性が1人いるだけで,
あとはいわばオジサマ・オジサン・・・オッちゃん達♪
こういうカテゴリーは,お任せあれ!

開会まで少し間があるので,となりの物販スペースもチェック。
驚いたのがお酒の充実度!
紫波町だけでも4つの蔵と自醸ワインがあるのに,さらには
県内随所の日本酒とエーデルワイン。
もちろん紫波で紫波のお酒を買うのがスジだろうけど,
通りすがってここに入った日本酒好きのお客さんには
嬉しいコーナーだろうな~。

お仕事モードのlillypopさんの司会で会はスタート。
会場の大型テレビには高田での蔵や造りの様子が流されていて,
酔仙からいらした営業さんも親切に詳しくお酒の説明をしてくれる。

ウエルカムドリンクは最近いろんなところでも見る,日本酒仕込の梅酒。
日本酒由来の風味はあるけど,それほど梅のクセや
アルコールも強くなく,スッキリ飲める感じ。

続いての乾杯酒は,ナント名前のないお酒!
つまり鑑評会出品のお酒,しかも恐れ多くも新酒鑑評会金賞受賞???
アルコール度数が高く,濃厚なお酒はいかにも
鑑評会のお酒的なリッパなお酒でした。
乾杯がこれだと,以降のお酒がかすんでしまいそうな気がしないでも
ないのですが,この最初から全力投球の姿勢・・・嫌いじゃありません。

あとはタイプを変えて数種類のお酒を,冷やや燗で色々と。
邪道組のワタシ的にヒットだったのは,酔仙といえば・・・の「雪っこ」の燗!
あの甘さに冬にいただく酒粕の甘酒を想像していたのですが,
冷たいものより甘さが抑えられる気がして。
濁り燗ブームにはツボ!
もちろん相応の甘さはありますが,ぜひ機会があればお試しあれ。

合わせたお料理は,これまた充実!
紫波の季節の食材を使ったメニューに加え,酔仙の地の利で牡蠣まで!

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/10/7c9bd2cf0d5d7b5045a2cd5c8d8bba8e.jpg

焼き牡蠣は焼き汁が絶好の肴に,殻牡蠣も新鮮で
珍しく私も手を伸ばしたほど。

何よりの秀逸は最後に出た「ひっつみ」!
鶏のおダシが効いてシメには最適、私だったら
これでまた飲み直しできそう♪
聞けば、これはここ「果里ん亭」のイチオシメニューだそうです。

同じテーブルのお父さん達とも何度も乾杯しながら話し込み,
最後には6月の再開を約束して握手で別れる仲に。
1人での参戦もノープロブレム,楽しい会でありました♪
参加された方、スタッフの方、すべての皆さまに感謝!

そして盛岡へ戻り,クッチーナでの2次会へと続くのでした。
(戻って読んでくださいませ)