織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

霊峰・日光の山々(41)男体山 「二荒山中宮祠」

2013年01月17日 | 男体山
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霊峰・日光の山々(41)男体山 「二荒山中宮祠」





二荒山中宮祠拝殿正面と本殿




中禅寺温泉からは東表参道にあるこの鳥居、中禅寺湖の湖畔からは浜鳥居が境内への入り口となる。

浜鳥居から階段を上ると、8本の柱で支えられた八脚門があり、境内に入ると拝殿に続く唐門までに社務所、日光灯籠、手水舎、稲荷神社などの社など、数多くの建造物があり、本殿右側に山頂奥宮への登拝がある。

主要建造物は、重要文化財指定されているが、しかし、建造が比較的新しいせいか、世界遺産には登録されていない。

境内は3400haにおよぶ。
宝物館には、日本一大きな刀「祢々切丸」をはじめ、男体山出土品、国宝、重要文化財が展示されている。



先ず、道路沿いの駐車場に車を停めて入口に向かうと、右側に変わった石があり、牛の顔に似ている「牛石」といわれる。

いろは坂から以降は、女人禁制・牛馬禁制だった頃、禁を破った巫女が巫女石・牛が牛石になったそうである。

湖畔の参道から石段を右奥に登っていくと、「八脚門」が建ち、門を入ると東参道と合流し、手水舎や稲荷社を脇に見ながら唐門へと進む。
 


唐門の奥からが境内で、右側には宝物館があり、渡り廊下のあるで拝殿、中門、本殿と繋がれている。
拝殿は、間口15m、奥行き12mの単層入母屋造り、総弁柄塗りの重厚で華麗な造りで、本殿は三間社流造り、昭和34~37年に塗り変えられて現在は彩色が際だつ華麗な姿を見せている。

普段は掖門及び透塀越しにしか見られない本殿ですが、八月の登拝祭には内陣への参拝が許されている。


拝殿の左側には、まだ新しい山霊宮があり、日光連山に篤い信仰を奉げた功休徳者の御霊を祀っているという。 その裏には天然記念物のイチイが聳える。
中宮祠にも神橋があり、正式名称は「上神橋」という。


次回、男体山 「中宮祠・さざれ石




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