織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

霊峰・日光の山々(32)女峰山 「唐沢小屋」

2013年01月07日 | 日光・女峰山
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  霊峰・日光の山々(32)女峰山 「唐沢小屋」 



唐沢小屋への標識



唐沢避難小屋



本峰・女峰山の直登ルートも有るみたいだが、ここは取りあえず唐沢小屋へ戻ることにした。

女峰山との鞍部から、ほぼ同じ高度を西へ進むと小さなガレ場があり、ここをトラバースすると女峰山へ登山道のガレ場下部へ抜け出る。

唐沢小屋に到着である。

無人の唐沢小屋であるが、中は飲食や食事できるテーブルと椅子が設えてあり、両脇と2階が休憩室、寝室になっていた。 
又、タワシや箒も用意されていて、使用後の清掃などができるようになっている。 
ただ、トイレは何処かしら・・?。

白い真新しい小屋の隣に、朽ちそうな、歴史を感じさせる古い建物もあった。
何でも、旧唐沢小屋は50年の歴史を閉じて、新唐沢小屋は1980年9月、日光市が旧唐沢小屋の隣に建設したらしい。


木造中2階約60平方メートルの唐沢小屋を新設。
日光山岳会や旧日光市が資金を出し古河電工日光事業所が資材提供、木造中2階建て、25平方メートル旧唐沢小屋が完成。


唐沢小屋は、女峰山への南面からの登山ルートである馬立コースと黒岩コースの合流点に建つ避難小屋で、立地も良く、またやや遠いがおいしい湧水の水場もあり快適だ。

また、この小屋を利用すれば、赤薙山から霧降高原への縦走や、帝釈山から富士見峠を経て大おお真ま名な子ご山への縦走、またその逆コースなど、さまざまなバリエーションの計画ができる。


この地は、荒々しい急峻な山頂付近では唯一の広い平坦地であり、コメツガやシラビソなどの樹林が生い茂り、2 0 0 0 mを超える標高のところとは思えない穏やかな別天地でもある。



小屋構造● 木造2階建、外壁・サイディングボード、カラー鋼板葺
管  理● 通年無人開放・無料
備  品● 毛布、鍋、掃除用具
水  場● 小屋から馬立方向へ1 0分ほど下る湧水あり、往復2 5分とやや不便

トイレが無いのが残念で、女性はどうなんだろう・・?。


小屋前で一服した後は、最後の斜面を、ただ、ひたすらグイグイ登るだけである。



次回、女峰山 「女峰山本峰





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