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霊峰・日光の山々(54)男体山 「志津小屋コース・2」
この後は、ずっと登りが続く。
急登である。
六合目を越えた辺りから、山道の様子が変わってきて、乾いたような白茶けた色になり、岩場も出てくる。
この辺りえ来ると、山草類も姿を現し、イワカガミと思われる植物もある。
八合目手前ではロープ場があり、急斜面なので注意が必要です。
八合目を過ぎると、右手に大きく視界が開け中禅寺湖や戦場ヶ原が望め、すばらしい景観である。
今までのきつい登りを、ふっと忘れさせてくれるようで、足下に目を転じますと、イワカガミやハクサンシャクナゲの群生が見られ、季節に咲く花を想像させてくれます。
八合目から九合目までは、素晴らしい景色を楽しむことが出来、ここまで来れば、山頂まではもう少しです。 もう一頑張りです。
きつい登りもようやく八合目を過ぎ、もう少しで、山頂へ到着するでしょう。
八合目付近の道の色は、少し赤っぽい様なピンク色がかったような色に変わってきています。 高度によって道の色や土質も変化しているようである。
九合目に着くと、山頂はもうすぐ近くで、きつい登りはもうありません。
九合目からは、尾根道のようになり、この上に建物の跡があったところに出ます。
そして、やっと山頂が見えてくる。
岩場に剣のようなものがそそり立ち、一等三角点もある。
そして、山頂です。
男体山山頂;2484m
標高2484メートル、男体山頂上の銅鳥居を入ると、南に向いて奥宮が鎮座している。
社殿と並んで、社務所と登拝者のための休憩舎(旧社務所)が建っている。
さらに頂上の三角地点は、勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域で、大岩の上には対面 石と鳥居、そして長さ10尺(3.3メートル)余りの神剣が立っている。
真夏でも涼しく、また厳冬には吹雪で荒れる山頂のことなので、奥宮はまさに風雪に耐えてきたと、だれしも感ぜずにはいられないだろう。
山頂から約200メートル西の、旧噴火口縁のきわだった巨岩上に、太郎山神社がある。
御祭神は味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと;大国主命の子)である。
眼下に中禅寺湖と戦場ガ原、遠く浅間山の煙や富士山も一望できる。
勝道上人が初登頂のとき、ただ恍惚として眺めたという表現もうなずける雄大な眺望である。
またこの絶壁を利用して、昔の修験者たちは、逆さづりの修行もしたといわれている。
周辺が古代祭祀遺跡となっているのをみてもいかに大昔から登拝者が多かったことが窺える。
遺跡から出土した貴重な祭祀具類は宝物館に展示、収蔵されている。
【小生の主な旅のリンク集】
《日本周遊紀行・投稿ブログ》
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《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」 日本周遊紀行「西日本編」 日本周遊紀行 (こちらは別URLです) 日本温泉紀行
【日本の世界遺産紀行】 北海道・知床 白神山地 紀伊山地の霊場と参詣道 安芸の宮島・厳島神社 石見銀山遺跡とその文化的景観 奥州・平泉 大日光紀行と世界遺産の2社1寺群
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【山行記】
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《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」 「日光の自然」
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この後は、ずっと登りが続く。
急登である。
六合目を越えた辺りから、山道の様子が変わってきて、乾いたような白茶けた色になり、岩場も出てくる。
この辺りえ来ると、山草類も姿を現し、イワカガミと思われる植物もある。
八合目手前ではロープ場があり、急斜面なので注意が必要です。
八合目を過ぎると、右手に大きく視界が開け中禅寺湖や戦場ヶ原が望め、すばらしい景観である。
今までのきつい登りを、ふっと忘れさせてくれるようで、足下に目を転じますと、イワカガミやハクサンシャクナゲの群生が見られ、季節に咲く花を想像させてくれます。
八合目から九合目までは、素晴らしい景色を楽しむことが出来、ここまで来れば、山頂まではもう少しです。 もう一頑張りです。
きつい登りもようやく八合目を過ぎ、もう少しで、山頂へ到着するでしょう。
八合目付近の道の色は、少し赤っぽい様なピンク色がかったような色に変わってきています。 高度によって道の色や土質も変化しているようである。
九合目に着くと、山頂はもうすぐ近くで、きつい登りはもうありません。
九合目からは、尾根道のようになり、この上に建物の跡があったところに出ます。
そして、やっと山頂が見えてくる。
岩場に剣のようなものがそそり立ち、一等三角点もある。
そして、山頂です。
男体山山頂;2484m
標高2484メートル、男体山頂上の銅鳥居を入ると、南に向いて奥宮が鎮座している。
社殿と並んで、社務所と登拝者のための休憩舎(旧社務所)が建っている。
さらに頂上の三角地点は、勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域で、大岩の上には対面 石と鳥居、そして長さ10尺(3.3メートル)余りの神剣が立っている。
真夏でも涼しく、また厳冬には吹雪で荒れる山頂のことなので、奥宮はまさに風雪に耐えてきたと、だれしも感ぜずにはいられないだろう。
山頂から約200メートル西の、旧噴火口縁のきわだった巨岩上に、太郎山神社がある。
御祭神は味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと;大国主命の子)である。
眼下に中禅寺湖と戦場ガ原、遠く浅間山の煙や富士山も一望できる。
勝道上人が初登頂のとき、ただ恍惚として眺めたという表現もうなずける雄大な眺望である。
またこの絶壁を利用して、昔の修験者たちは、逆さづりの修行もしたといわれている。
周辺が古代祭祀遺跡となっているのをみてもいかに大昔から登拝者が多かったことが窺える。
遺跡から出土した貴重な祭祀具類は宝物館に展示、収蔵されている。
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