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平成日本紀行(136)竹田 「竹田・岡城」(Ⅱ)

2016年08月24日 17時04分26秒 | 宮崎、大分県



九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)





『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/
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 平成日本紀行(136)竹田 「竹田・岡城」(Ⅱ) 






http://www.shirofan.com/files/shiro/kyusyu/oka/VJ7Z0213-319x212.jpg





荒城の月」の一節




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戦国末期には中川氏が入国、 以降、近代城郭として一応の完成をみた。
岡藩は、中川秀成が初代藩主となり、以降中川家は明治維新まで存続している、父はあの戦国の勇将・中川清秀である。 

清秀は当初は池田勝正に属し、後、荒木村重(戦国時代の武将、明智光秀より4年前に織田信長に反逆した武将として有名)の配下となる。 
摂津・茨木城主時代に荒木村重の謀反が起きると信長に従っているが本能寺の変後、羽柴勢に加わり山崎の合戦で活躍する。
後の賤ヶ岳の合戦では奮闘するも戦死している。

父・清秀が賤ヶ岳の戦いで戦死した後、家督は兄の秀政が継いでいた。 
しかし、その秀政も早世してしまったため、その弟である秀成が跡取りとなり播磨国六万六千石を継いで豊臣秀吉に仕えることとなった。 
その後に秀吉から豊後・岡に七万四千石の所領を与えられている。


尚「岡藩」は、豊後国内で存在した藩の中では最大の藩であり、しばし竹田藩と呼ばれることがあるが、岡城と城下町の竹田とは離れていたため「岡藩」が正しいとされている。

明治7年(1874)の廃城令によって「岡城」は大分県に入札、払い下げされ、城郭・建造物は全て取り壊されている。 現在は雄大な石垣のみが残り、城趾は「国指定史跡」に指定されている。 



荒城の月」という愛唱歌がある、

作曲家の滝 廉太郎は東京で生まれているが、父・吉弘は役人で大久保利通の秘書をしていたといい、大久保の没後、地方官として大分県竹田市に移り住んでいる。 

父の赴任に伴い幼少の頃の廉太郎少年は、4年間を大分県竹田市で過ごしている。 
15歳の頃、東京音楽学校(現・東京藝術大学)に入学し、作曲とピアノ演奏で才能を伸ばしていった。

一方、奥州・仙台出身の土井晩翠が「荒城の月」の作詞をモデルにしたのは故郷仙台市の「青葉城」や福島県会津若松市の「鶴ヶ城」と言われている。 

東京音楽学校(東京芸大)の教科書唱歌、歌詞コンクールに晩翠は「荒城の月」を応募、そして入選している。

これを当時音楽講師だった滝廉太郎に作曲を依頼する。 
廉太郎は幼少時代を過ごした竹田に、21才の頃帰省して「岡城跡」に想いを込めながら、この曲を完成させたといわれている。 

晩翠は『 滝 廉太郎は歌詞を抱いて故郷大分の竹田町に帰り、その郊外に位置する岡城趾で「荒城の月」を完成した 』と言っている。 

「荒城の月」は、廉太郎の岡城趾の原風景と晩翠の「青葉城」、「鶴ヶ城」の詩的情感を加えた名城合作と言えなくはない。 


岡城の本丸跡には瀧廉太郎の銅像が建てられている。 
不朽の名曲「荒城の月」は日本歌曲の原点として、また日本人の心のよりどころとして永遠に歌い継がれている楽曲でもある。
 



荒城の月』 詞・土井晩翠  曲・滝廉太郎

春高楼の 花の宴
めぐる盃 かげさして
千代の松が枝(エ) わけいでし
昔の光 いまいずこ

天井影は かわらねど
栄枯は移る 世の姿
写さんとてか 今もなお
ああ荒城の 夜半の月
 



次回は、軍神・「広瀬中佐」

  
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