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南ア・鳳凰三山紀行(28) 「オベリスク」
オベリスク基部
オベリスク
真っ白な砂と大きな岩に無垢な神秘的なものを感じる。
30分も進むと最高峰観音岳(2840m)で、そこからは富士山が青空に映えている。
賽の河原を見下ろす地蔵岳(2764m)は白い巨岩というか、奇岩のようだ。
2~5mはあろうかと思われる縦長の白い岩で無数に青い空に縦に何本も重なって林立している。
ここの岩で岩登りの訓練をする人が多いという。
神・仏の多い神聖な場所で大丈夫なのかと、変な心配をするが、何だか登りたくなるのも山家としての心意気かもしれない。
暫く、圧倒的な展望を満喫してから、目の前のオベリスクの岩頭に登った見ることにした。
地蔵岳の天辺まで登るのは小生の技術・装備では無理そうなので他の人も登っている最後の大岩の基部まで登ることにする。
オベリスクの二つの巨岩の間にロープが何本も垂れているので、それにつかまってエッコラ、ヨッコラ。
岩にも足をかけられるホールドが刻まれているので、わりと何なく登れる。
オベリスクは写真で見ていて知ってはいたが、想像以上にかなり大きい岩である。
天候が良かったこともあって、南アルプス、八ヶ岳が良く見える。
しかし最後の大きな岩まで来ると相当な高度感である。
岩はしっかりしているしロープが掛かっているので不安感は無いが、遠くまで見渡せることもあって高度感は相当なものである。
結構高度があるので登りごたえもあり、充実感もあって、オベリスクからの見晴らしもまた最高である。
自信が無く、不安を覚えたら引き返す勇気も必要であろう。
オベリスクに登って周りを見ると 雲がかかったり晴れたりはしているが八ヶ岳から北岳方面まで良くみえた。
天気予報ではとても展望は期待できそうに無かったがこれなら大いに満足である。
オベリスクの影になって富士山は見れなかった
『 全山総じて尊仏となし、尊仏総じてオベリスクとなす 』
次回、 「ウォールター・ウエストン」
【小生の主な旅のリンク集】
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《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
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《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」
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賽の河原を見下ろす地蔵岳(2764m)は白い巨岩というか、奇岩のようだ。
2~5mはあろうかと思われる縦長の白い岩で無数に青い空に縦に何本も重なって林立している。
ここの岩で岩登りの訓練をする人が多いという。
神・仏の多い神聖な場所で大丈夫なのかと、変な心配をするが、何だか登りたくなるのも山家としての心意気かもしれない。
暫く、圧倒的な展望を満喫してから、目の前のオベリスクの岩頭に登った見ることにした。
地蔵岳の天辺まで登るのは小生の技術・装備では無理そうなので他の人も登っている最後の大岩の基部まで登ることにする。
オベリスクの二つの巨岩の間にロープが何本も垂れているので、それにつかまってエッコラ、ヨッコラ。
岩にも足をかけられるホールドが刻まれているので、わりと何なく登れる。
オベリスクは写真で見ていて知ってはいたが、想像以上にかなり大きい岩である。
天候が良かったこともあって、南アルプス、八ヶ岳が良く見える。
しかし最後の大きな岩まで来ると相当な高度感である。
岩はしっかりしているしロープが掛かっているので不安感は無いが、遠くまで見渡せることもあって高度感は相当なものである。
結構高度があるので登りごたえもあり、充実感もあって、オベリスクからの見晴らしもまた最高である。
自信が無く、不安を覚えたら引き返す勇気も必要であろう。
オベリスクに登って周りを見ると 雲がかかったり晴れたりはしているが八ヶ岳から北岳方面まで良くみえた。
天気予報ではとても展望は期待できそうに無かったがこれなら大いに満足である。
オベリスクの影になって富士山は見れなかった
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