織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

南ア・鳳凰三山紀行(22) 「鳳凰小屋」

2012年06月07日 | 南ア・鳳凰三山紀行





南ア・鳳凰三山紀行(22) 「鳳凰小屋」


燕頭から登山道1


燕頭山からの道


小屋の前で若き女性がイソイソと体を働かしている。 何処から見ても、山が好きそうで一目でわかる山ガール派である。
「今日は、 今夜お世話になります」
「どうぞ、中へ入って受付してください」
小屋へ入ると外の女性とは対照的に宿の主人であろうか、チョット無愛想な語り口で
「うちは夜の食事はカレー専門ですから」
と前もって告げられてしまった。
どうも小屋の名物・・?は、自慢のカレーらしい。
小生たちは素泊まりをお願いするんで、特にカレーに関しては興味がなかったが、ただ、こちらの今夜のメニューもカレーの予定なので、果たしてどちらの味にぐんばいが・・?!。



鳳凰小屋



鳳凰小屋入口

当小屋はゴールデンウイーク前にオープンしたばかりで、小屋入りしてまだ2日目だそうである。
受付・売店食堂、トイレの整備や水場を確保など、まだまだ準備段階らしく、戸は開けっ放しで室内も外並みに寒い。
寒さ対策など、果たして今夜は大丈夫なのかと、少々不安にもなる。
又、デッキやテント場、炊事小屋などのこれかららしいが、あちらノキャンプ場では数張りのテントが彩りを添えている。
炊事は炊事小屋を利用できそうであるが、天気の良い日などは外のデッキが良いであろう。
鳳凰小屋の庭にあるデッキからの眺めは先ず先ずで、思い思いに景色を楽しめそうである。





鳳凰小屋2

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鳳凰小屋は、山梨県南アルプス鳳凰三山、地蔵岳(標高2780m)直下に位置する山小屋で、しらびその森の中にあり小屋の周辺は、初夏から秋にかけ「花の鳳凰小屋」と呼ばれるほど、美しい豊富な花々に囲まれます。 中でも鳳凰にしか咲かないその名も「ホウオウシャジン」が魅せる深い紫色はとても美しい。 秋には、鳳凰の森が競いあうように発色する豊富な色の紅葉が色づきます。 観音・地蔵岳から湧き出る天然水が、鳳凰の深い森で育まれ 季節を問わず一年中小屋の前を清らかに流れています。 鳳凰の自然が持つ豊富な花や森の変化をゆっくりと感じながら季節を変えて何度も登って欲しい。 鳳凰小屋は、小屋を訪れる登山者に、鳳凰が持つ山と自然の魅力、この場所にしかない雰囲気と出会い、ひと時のやすらぎをプレゼントしてくれる、温かく懐かしい昔ながらの山小屋です。



次回、鳳凰三山紀行 「ホウオウシャジン」






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