.
穂高岳登山(5) 「岳沢ヒュッテ」
周囲はいつの間にかダケカンバの多い林に変わっている。
道端の両側には、ところどころ、「ホタルブクロ」(山ホタルブクロ)などの亜高山性植物が目を癒してくれる。
亜高山性植物が繁る登山道:dh14
岳沢を左に見ながら登る登山者:dh6
小石だらけの不安定な道中をジグザグに登りを繰り返していると、「岳沢ヒュッテ20分」という標識が目に付いた。
気分的にも何となくホッとする。
やがて、岳沢ヒュッテの建物の屋根が見え、がぜん元気が出て来る。
時計を確かめると、歩きはじめて約1時間半である。
本来なら上高地から岳沢ヒュッテまでは2時間半から3時間の所要時間であるから、かなり早めに調子よく進んでいるようである。
連峰は相変わらずガスの中である。
これから、あの濃霧の中に突入するのかと思うと憂鬱感を抱かざるをえない。
岳沢ヒュッテが、いよいよ頭上に迫ってきていて、既に河原の端に「岳沢ヒュッテ」の表示板が立っている。
山小屋は石の川原を渡った高台にヒッソリと構えていた。
何を燃やすか、大きな煙突から薄煙がたなびいていた。
9月の下旬ともなると山中は既に暖房の時期に入っているいるのだろう・・?。
時間は丁度九時を指していた。
上高地から短い休憩を含めても2時間であった。
周辺は緑の世界から秋の気配に変貌しつつあるような色模様である。
その樹林帯に囲まれたヒュッテは上下二段に分かれて二棟立っていた。
既に10年以上にもなろうか・・?、
穂高登頂を終えてこのルートの下山途中、猛烈な雨にたたかれて、まるで水の中から湧き出たような格好で、夢中になってこの小屋に飛び込んだのであった。
上下のどちらの棟か定かでないが、小屋の主人に「 イヤー、大変な目にあったね、ユックリ休んでいきな 」とやさしく声を掛けられ、熱いラーメンを夢中になって啜ったのを懐かしく思い起こされる。
今回はあの時の下りと登りが逆の状態であるが、しかし、天候はやや類似しているのが気にかかる。
もしや、同様に吹かれるのでは・・??
次回へ・・、
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《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」 日本周遊紀行「西日本編」 日本周遊紀行 (こちらは別URLです)
【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床 白神山地 紀伊山地の霊場と参詣道 安芸の宮島・厳島神社 石見銀山遺跡とその文化的景観
ハワイ旅行2007 九州旅行2008 沖縄旅行2008 北海道道北旅行 北海道旅行2005 南紀旅行2002
【山行記】
《山の紀行・記録集》
「山行履歴」
「立山・剣岳(1971年)」 白馬連峰登頂記(2004・8月) 北ア・槍-穂高(1968年) 上高地・岳沢・穂高(1979年) 上高地・明神(2008年) 南ア・北岳(1969年) 八ヶ岳(1966年) 八ヶ岳越年登山(1969年) 谷川岳(1967年) 丹沢山(1969年) 西丹沢・大室山(1969年) 西丹沢・檜洞丸(1970年) 丹沢、山迷記(1970年) 奥秩父・金峰山(1972)
《山のエッセイ》
「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」
《スキー履歴》
「スキー履歴」
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周囲はいつの間にかダケカンバの多い林に変わっている。
道端の両側には、ところどころ、「ホタルブクロ」(山ホタルブクロ)などの亜高山性植物が目を癒してくれる。
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岳沢を左に見ながら登る登山者:dh6
小石だらけの不安定な道中をジグザグに登りを繰り返していると、「岳沢ヒュッテ20分」という標識が目に付いた。
気分的にも何となくホッとする。
やがて、岳沢ヒュッテの建物の屋根が見え、がぜん元気が出て来る。
時計を確かめると、歩きはじめて約1時間半である。
本来なら上高地から岳沢ヒュッテまでは2時間半から3時間の所要時間であるから、かなり早めに調子よく進んでいるようである。
連峰は相変わらずガスの中である。
これから、あの濃霧の中に突入するのかと思うと憂鬱感を抱かざるをえない。
岳沢ヒュッテが、いよいよ頭上に迫ってきていて、既に河原の端に「岳沢ヒュッテ」の表示板が立っている。
山小屋は石の川原を渡った高台にヒッソリと構えていた。
何を燃やすか、大きな煙突から薄煙がたなびいていた。
9月の下旬ともなると山中は既に暖房の時期に入っているいるのだろう・・?。
時間は丁度九時を指していた。
上高地から短い休憩を含めても2時間であった。
周辺は緑の世界から秋の気配に変貌しつつあるような色模様である。
その樹林帯に囲まれたヒュッテは上下二段に分かれて二棟立っていた。
既に10年以上にもなろうか・・?、
穂高登頂を終えてこのルートの下山途中、猛烈な雨にたたかれて、まるで水の中から湧き出たような格好で、夢中になってこの小屋に飛び込んだのであった。
上下のどちらの棟か定かでないが、小屋の主人に「 イヤー、大変な目にあったね、ユックリ休んでいきな 」とやさしく声を掛けられ、熱いラーメンを夢中になって啜ったのを懐かしく思い起こされる。
今回はあの時の下りと登りが逆の状態であるが、しかし、天候はやや類似しているのが気にかかる。
もしや、同様に吹かれるのでは・・??
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周囲はいつの間にかダケカンバの多い林に変わっている。
道端の両側には、ところどころ、「ホタルブクロ」(山ホタルブクロ)などの亜高山性植物が目を癒してくれる。
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岳沢を左に見ながら登る登山者:dh6
小石だらけの不安定な道中をジグザグに登りを繰り返していると、「岳沢ヒュッテ20分」という標識が目に付いた。
気分的にも何となくホッとする。
やがて、岳沢ヒュッテの建物の屋根が見え、がぜん元気が出て来る。
時計を確かめると、歩きはじめて約1時間半である。
本来なら上高地から岳沢ヒュッテまでは2時間半から3時間の所要時間であるから、かなり早めに調子よく進んでいるようである。
連峰は相変わらずガスの中である。
これから、あの濃霧の中に突入するのかと思うと憂鬱感を抱かざるをえない。
岳沢ヒュッテが、いよいよ頭上に迫ってきていて、既に河原の端に「岳沢ヒュッテ」の表示板が立っている。
山小屋は石の川原を渡った高台にヒッソリと構えていた。
何を燃やすか、大きな煙突から薄煙がたなびいていた。
9月の下旬ともなると山中は既に暖房の時期に入っているいるのだろう・・?。
時間は丁度九時を指していた。
上高地から短い休憩を含めても2時間であった。
周辺は緑の世界から秋の気配に変貌しつつあるような色模様である。
その樹林帯に囲まれたヒュッテは上下二段に分かれて二棟立っていた。
既に10年以上にもなろうか・・?、
穂高登頂を終えてこのルートの下山途中、猛烈な雨にたたかれて、まるで水の中から湧き出たような格好で、夢中になってこの小屋に飛び込んだのであった。
上下のどちらの棟か定かでないが、小屋の主人に「 イヤー、大変な目にあったね、ユックリ休んでいきな 」とやさしく声を掛けられ、熱いラーメンを夢中になって啜ったのを懐かしく思い起こされる。
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道端の両側には、ところどころ、「ホタルブクロ」(山ホタルブクロ)などの亜高山性植物が目を癒してくれる。
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岳沢を左に見ながら登る登山者:dh6
小石だらけの不安定な道中をジグザグに登りを繰り返していると、「岳沢ヒュッテ20分」という標識が目に付いた。
気分的にも何となくホッとする。
やがて、岳沢ヒュッテの建物の屋根が見え、がぜん元気が出て来る。
時計を確かめると、歩きはじめて約1時間半である。
本来なら上高地から岳沢ヒュッテまでは2時間半から3時間の所要時間であるから、かなり早めに調子よく進んでいるようである。
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岳沢ヒュッテが、いよいよ頭上に迫ってきていて、既に河原の端に「岳沢ヒュッテ」の表示板が立っている。
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何を燃やすか、大きな煙突から薄煙がたなびいていた。
9月の下旬ともなると山中は既に暖房の時期に入っているいるのだろう・・?。
時間は丁度九時を指していた。
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