土曜は朝から映画を観に行きました。
3時間20分あるんやったかな?
シンドラーのリスト並みの長さでした。
簡単に言うとコレ系の地区に住んでる住民20代〜80代までにインタビュを聞きながら、途中でコレ系を研究している大学教授がコレ系の歴史を説明したり、コレ系の本を朗読したりしながら、コレ系のことをより知ってもらおうって感じのドキュメント映画です。
僕が行ってた小学校や中学校でもコレ系の授業はあったけど、どっちか言うたら親から聞いたコレ系の話の方がリアルで印象に残ってる。
ほぼええこと言ってなかったけど、そういうホンマかウソか分からないようなことは、全国の親が発信源なんじゃないだろうか?
映画で出て来る三重のコレ系の地域は知らなかったけど、京都のコレ系の地域は知っていた。
親が京都はどこどこ明石はどこどこって話をするから、関西のコレ系の地域をいつの間にか覚えてしまってる。
親言うても若い親ではなくもう60後半以上になってる人達は、今よりも差別を目の当たりにしてきた世代だから、僕からしたら自分の親でもレイシストちゃうか!て思うこともある。
でも昔は環境も酷かったし教育も無茶苦茶だったから、その世代を責めることは間違ってると思う。
映画を観に来てた人は殆ど年配の方で、もしかしたら僕が一番年下だったかも?しれないぐらい年齢層が高かった。
言うたら親の世代の人達なんで、僕なんかよりもリアルにそういう体験をしてる人達が、この映画を観てどう思ったのだろう?
僕は親から聞いた話を映画を通してよりリアルに感じました。でもただリアルに感じただけで、じゃあこれからどうしよう?とかまで考えさせてくれる映画ではなかった。
監督のことを調べると僕より若い30代だった。
なぜ?この映画を撮ろうと思ったのかは知らないが、もっと差別の現実を知ってもらいたいという意図があるなら、客層的には若い子に来て欲しかったのかな?と思う。
じゃあ今の若い子はコレ系のことに関心がないのか?と言うよりも、単純にそういう環境で育ってないだけじゃないだろうか?
今はよくジェンダー問題がどうとかこうとか言われてるが、ソレを騒いでるのは自分が育った時代と環境や考え方が変化してしまった中年や年配の人達で、若い子は元からそういう環境で育ったから何の問題もない。
コレ系もジェンダー問題と同じで、なんだかんだというてるのは中年と年配だけじゃないのか?
ソレはパンクロックと同じで、パンクがどうのこうのと言ってるのは中年のオッサンオバハンだけで、若い子にとってはそもそもパンクなどない環境なのだから、パンクがどうのこうのと言えないだけやと思う。
では股。