平凡キック

最近Twitterで訃報を知ることが多いけど、今日はちょっとビックリしました。

個人的な悲しさもあるけど、僕のまわりには大ファンの方が多いから、同時にそういう人の顔も思い出しました。

ロックバンドって大概アンチが存在するけどシナロケは誰もが好きですね。

ブルーハーツ嫌いって人はおるけど、シナロケ嫌いって人には会ったことない。

2005年にキンコブでシナロケVSコブラてのがあって観に行ったけど、僕は一緒に写真撮らなかったのかな？

最後に鮎川誠さんがヨースコーをステージに呼んで、サティスファクションを一緒に歌ったが、ヨースコーが全く歌えなかったのを鮮明に覚えている。

所謂先輩の無茶振りだったのかな？

でも歌えないヨースコーを優しく包み込むような鮎川誠さん、ホンマカッコ良かったです。

金曜日の夜極寒の中梅田のスギ薬局前で待つ。

待ちました？とスーツ姿のヴォン君。

明日の平凡キックの打ち合わせをすることになった。

FLEX！というアンダーグラウンドなパンクのレコードガイド本を作ってる、ドイツ人のバークハード氏が来日するってことで、最初は三国の一二三で一緒にお好み焼き食べながらレコード聴きませんか？てお誘いだったんですが、急遽日本橋RHBでイベントを開催(しかもお昼に)することになったんです。

平凡キックというイベントを5年前に開催したのは、そもそもバークハードが日本のレコード版のFLEX！を出版したことで、カオル君とあじゃぱ君と僕で、バークハードに日本の怪しい(自主盤など)レコードを紹介するという内容のイベントをヴォン君企画でやったのが始まりです。

単に日本の怪しいレコードかけるだけのイベントではなく、いかにおもしろおかしくレコードを紹介するか？が平凡キックであって、単にレコードを持ってるだけでなく、紹介するトーク力がキーになるイベントなんです。

カオル君とあじゃぱ君は怪しいレコードを沢山持っている先駆者的な存在だけど、僕は別にそんなことはなく、僕よりも遥かにそんなレコードを持ってる人はいるけど、なぜ僕がイベントに呼ばれるのか？は、企画の理解力とトーク力と好きなレコードの方向性が少し違うからだと個人的に理解しています。

ハッキリ言ってオタクなイベントなので、レコードを集めるコレクター的な方がいても、そういうタイプの人はトーク力に欠ける方が多いので、僕を選んでくれてるって感じで、決して僕がトークのできる人ってワケではなく、そこそこレコード持っててある程度喋れるって存在なだけですのでご理解して下さい。

そんなことで一二三でご飯食べながら、ヴォン君宅でパソコンしながら(僕はレコード聴きながら)あーだこーだと言いながら、今回の企画について色々と２人で打ち合わせをしたんです。

2人ともテレビ的なことを平凡キックで表現したいんだけど、いかんせんど素人であるし機材もないってことで、頭の中ではイメージ出来てることが、現実では思う通りに出来ないことにイライラ(自分に対して)することはあるけど、結果的に楽しく自分の中ではおもしろく出来たんじゃないかと思います。

紹介するレコードをリストから選んで、所有者がレコードについてトークする、レコードをかけて、バークハードに評価してもらって、最後にボキャブラ方式の表にレコードを貼り付ける。

準備期間１日でこのシステムを作り上げるヴォン君はサスガとしか言いようがないです。

僕は横でぼやいてただけですいません。

バークハードを新大阪へ向かいに行ってから日本橋RHBへ。

機材トラブル大事な忘れ物等で40分押しとなったが、あの大寒波の中お客さんも来て頂いて楽しいイベントになりました。

イベントのことが文章で詳しく書けないのでお写真で感じて下さい。

では股。

雨の御堂筋、雪の柳筋

神戸は雪やったけど大阪は降ってなかったみたいですね。

毎朝チャリンコで柳筋をぶっ飛ばす。

朝っぱらから股間をコキコキされているのだろうか？と想像しながら、チャリンコをコギコギしながらぶっ飛ばす。

朝っぱらザーメンをぶっ飛ばす余裕はコッチには一切ない。

風俗街って夜のイメージだけど、なぜかソープランドは朝っぱらから営業している。

夜勤明けの労働者をターゲットにしているのだろう、喫茶店のモーニングサービスならぬ日の出サービスってのがある。

労働後の疲れマラをおさえてもらう為にお店に数人でやって来てる男達を玉に見かける。

夜通し仕事してSEXして家帰って寝る。

それはそれで最高なんだろうな〜

股そんな男を癒す日の出出勤中であろうソープ嬢の姿も玉に見かける。

どちらかというと、玉に見かける嬢はいないだろうか？とキョロキョロしながらチャリンコをぶっ飛ばす。

えっマジか！(良い意味でも悪い意味でも)と二度見してしまう嬢を見かけることもあるのだ。

テレビ番組家ついて行ってイイですか？みたいに、店ついて行ってイイですか？と聞いて、仕事休んでそのまま日の出サービスを受けてみたいと思う日もある。

でも思うだけでとどまる僕だからこんなブログを書いているのだろう。

もしそこで店ついて行ってイイですか？と聞ける奴だったらどんな人生だったのだろう？

けどそういう奴は確実にキライなタイプなんで、そんな奴にならなくて良かったと思う。

だけど昨日はチャリンコでぶっ飛ばすことすらできなかった。

ローションプレイのマットみたいに滑るアスファルトの上を恐る恐るチャリンコをコギコギしていた。

実際は殆ど滑らなかったけど、滑ったら恐いな〜と思いながら、ちょっとコギコギしたら足を地面に滑らせながら進むを繰り返しながら、ゆっくりと雪の柳筋を通り過ぎた。

キョロキョロする余裕もなかったので、日の出サービスや日の出出勤をやってたのか？分からない。

もしあの寒波の中で夜勤勤務があれば大変だろうな。

僕だけでなく車もバイクも人も時間も全てがゆっくり進んでいるような感覚になる不思議な朝だった。

JRも止まってたので出勤者も少なく、職場でもゆっくりした時間は昼まで続いた。

ゴミ捨ての時に、溶剤を捨てる廃油缶の上に積もった雪を丸めて壁にぶつけたのが、僕の唯一の雪遊びになった。

昼間には殆ど解けてしまった雪を見て少し寂しい気持ちになりました。

玉にはこんなブログもイイんじゃないですか？

寒い日が続くみたいですが、暖かいモノでも飲みながら読んでもらえたら幸いです。

では股。

寒波

寒波？大したことないやん！と午前中は思ってたけど、夕方からメッチャ寒なってゴメンなさい〜てなった。

仕事帰りは神戸でも雪が降っていて止まってる車には薄ら積もって、僕のモッズコート(アンダーカバーとユニクロの)にも雪が積もるので叩きながら帰りました。

今日は帰りに鷹取にあるシュートレイジという靴の仕事をしているお店にBCTを持って行こうと思ってたけど、さすがに寒すぎてやめました。Twitter見ると店の方も早めに帰ったそうです。

シュートレイジは靴屋ではなく靴の仕事をしている店だけど、店主の趣味でレコードやCDなども置いてて、最近ではDOTRASHのCDやオーバーコーツのレコード？なんかも取り扱ってるお店です。

また寒波が過ぎた頃に持って行きます。

土曜日は大阪にBCTを持って行きました。

大阪の淡路にタラウマラというお店があって、これまた自転車屋なんだけど店内でzineやレコードも売ってるというお店で、前から色んな人から名前は聞いてて、置いたらええんちゃう？とオススメしてもらってました。

僕もzineとか取り扱ってるお店にBCTを置いてもらえたらと考えてるんで、今回作ったら持って行こうと思っていたお店です。

でも初めて行くお店とか、なかなか行きにくい性格なんでドキドキしながら行ったんですが、お店に入る段階から店主の愛想が良くて一気にドキドキがなくなりました。

気さくとかそういう感じではなくて、ホンマに気持ち良く受け入れてくれる感じがしました。

淡路という少し辺鄙な所で、zineとかレコードとかサブカルチャーなモノを取り扱ってるので、新規で来るお客さんに気持ちの良い対応を心がけているのだろうか？

一瞬で好きなお店になりました。

読むだけでなくzineの参考にとも思って、キングジョーさんの本(タラウマラが製本している)を買ってBCTも置かせてもらいました。

BCTとの物々交換てことでタラウマラ発行のzineを頂きました。

帰りに淡路の商店街にあった喫茶店でパフェ食べながら少し読みました。

普段はドトールとかしか行かないけど、見知らぬ土地での喫茶店はええもんです。

淡路は初めて降りたけど、下町って感じで好きな街ですね。新開地湊川に通じる感じがして落ち着きました。

淡路から中津のtutiniへ。

阪急の中津で降りようと思ってたけど、京都線は普通に乗っても中津には止まらないみたいです。(宝塚線神戸線のみ止まるらしい)

てことで梅田から歩いてtutiniへ。

僕が店に入ると直ぐにオールドハット(レコード屋)の岡ちゃんが入って来た。

店主のナオキ君と3人で話していると、最近よく耳にするチカーノソウルの話になった。

タラウマラでもチカーノソウルの話が出たけど、あのお店はイベントとかもやってる。

2軒連続でチカーノソウルの話になってホンマ話題なんやな〜と思いながら、僕が主観的に個人的に日本のレコードについて書いているzineをtutiniにも置かせてもらいました。

チカーノソウルについて書けば良かったかな？１ページも書けないけど。

明日はメッチャ寒そうですね。

では股。

不正

家に帰ってスマホを見ると着信ありの表示

見ると全く知らない番号で市外局番は06

かけた覚えもないし履歴にもない

無視するか？掛け直すべきか？

気になるので掛け直すことにした。

○○株式会社の○○担当鈴木と申します。

あの〜着信があったんですが

折り返しお電話ありがとうございます。

あの〜何のことですか？

お客様にクレジットカードに不正アクセスの疑いがありお電話致しました。

えっ！

本人確認をお願いします。お名前と生年月日を・・・

うん？何の会社ですか？

マスターカードグループのポケットカード株式会社・・・

えっ！

お客様コーナンカードをご利用されていませんか？

あっハイ。

そちらのカードに不正アクセスの疑いがありまして、本人確認をしてご利用履歴を確認させて頂きたくお電話致しました。

そんな感じのやり取りだった。

でももしかしたらこの電話が詐欺かも？と思ったので、一旦5分後に折り返し電話してもらうようにした。

電話を切ってからネットで電話番号を調べると確かにポケットカードというクレジット会社の番号だった。

折り返し電話がかかって来たので本人確認をすると、12月にバイドルカードのチャージをされましたか？という質問をされた。

バイドルカード？

12月の○○日に数万円○○日に数万円とお客様のクレジットカードでチャージされた履歴があります。

えっ！全く分からないです。

では不正利用されたことで処理させて頂きます。

どうなるんですか？

2月1日付けで引き落とされる予定でしたが、不正利用と確認できましたのでコチラで処理致します。

じゃあ引き落とされないってことですか？

ハイ、請求書は届く可能性はありますが口座からの引き落としはございません。

一応確認しといた方がいいですね。

ハイお客様の方でも確認して頂けたら安心かと思います。

カードはどうなるんですか？

不正アクセスがあったということで止めることになります。

もう使えないってことですか？

ハイ、ハサミで切って処分して頂けたらと・・・

そんな感じのやり取りでした。

ちなみにバイドルカードとはVISAカードがやってる電車マネー的なカードらしい。

不正アクセスされたカードは、コーナンで棚買った時に安くなるからって作ってから、ほぼ使ってなかったし、ネットでも他のカードを使ってるし、ずっと家に置いてるだけだったのに、何で不正アクセスされたんやろ？

カードは必要以上に作るもんじゃないですね。

こういうことはニュースや情報番組でたまに見るけど、まさか自分が！とは思ってもみなかったです。確か前に同じ班の村上君もそんなことがあってカードを止めたみたいなことを一言スピーチで言ってた。

僕は定期的の銀行口座(通帳記入)を確認してるけど、いつの間にか自分の口座から見知らぬ人が・・・てこともありえるので、色んなセキュリティを見直した方が良いかも？です。

皆さんも気を付けて下さい。

気を付けようがないけど。

今回は事前に防げて良かったです。

2月になったら引き落としされてないか？確認します。

28日土曜日はお昼から日本橋RHBにて、怪しいレコードの祭典(採点)平凡キックがあります。

画像が気になる方は是非お越し下さい。

では股。

台風クラブとオレッちクラブ

台風クラブというバンドをご存知だろうか？

あのJapan狂撃Specialよりも遥かに有名バンドである。

今風に分かりやすく言えばTwitterのフォロワー数が1万人以上いる人気のバンドで、音源を出すと毎回即完する。

でもそんな台風クラブのギターヴォーカルの石塚が、オレッちクラブであることはほぼ知られていない。

BCT best of オレッちが発行される前の話。

今から15年ぐらい前になるかな？

その頃はBCTを作ると、感想やバックナンバーがほしいなどのメールがたまにあった。

たまにと言っても500部作って１通あるかないか？ぐらいの割合である。

そんなメールをくれた中の１人に京都の石塚という奴がいた。

メールをやり取りをしたりバックナンバーを送ったり年賀状のやり取りなんかもした。

言うても500部作って１通あるかないか？の貴重なメールをくれた方なので、正直嬉しいメールであった。

だけどコッチ側からは全く誰か？分からない。顔の見えない相手を相手しているところがzineのおもしろさなんだけど、どんな奴なんだろう？とずっと気になっていた。

そういう存在は他にも数人いる。

それから本を出してタワープラスの連載なんかでほぼBCTを作ってない頃に、イラストレーターの木村耕太郎と京都にキングジョーさんの個展を観に行った。

多分7、8年前ぐらいだと思う。

出町柳のギャラリーで木村と絵を見てると、あっ！オレッちさんですよね。と知らない奴から声をかけられた。

えっ？そうですけど・・・

ぼ・僕昔メール送ってバックナンバー取り寄せた石塚です。

あ〜覚えてるずっと気になっててんありがとう。

そんな感じのやり取りだったと思う。

ただ心の中では、冴えない奴やな〜でもああいう奴が好きになってくれるんやろな〜て感じだった。

大体カッコイイ奴はBCTなんか読まないし共感もしない。

寄って来るのは大概ダサくて冴えない奴である。

そういうことも分かってたので、嬉しいけどやっぱそういう奴か〜という気持ちだった。

それから台風クラブというバンド名をよく耳にするようになり、SNSなどでも目にするようになった。

PVを見るとあの時のアイツだった。

アイツやん石塚やん！

しかもカッコイイバンドだった。

どんどん人気になっていった。

でもどんだけ人気になっても会ったら石塚は石塚だった。

冴えないダサいままだった。

キャラもオドオドした感じのままだった。

人気になってもあんなに変わらない奴は珍しいってぐらいそのままだった。

多分ソレがええんやろな〜

もし計算してそのキャラ貫いてたらそれはそれでスゴイと思うけど、それはないな。

15日の日曜日に新開地で久し振りにあったけど相変わらずダサくて冴えない最高な奴だった。

もちろん僕もダサくて冴えない奴だけど。

最新号は10万トンにあるって言うたけど取ったんかな？

これからもダサくて冴えない奴に向けて発信し続けようと改めて思った夜でした。

オレ有名人と知り合いやねんとか、ウチの店芸能人の誰々来ますよとか、そういうこと言う人大っ嫌いなんで、決して台風クラブが有名なバンドだから書いたワケではないですよ。

別に有名無名に関わらずBCT好きですって言うてくれるから書いただけであって、有名だから書いてるのとは、絶対に絶対に違いますからね。

台風クラブ2ndアルバム買おっと。

では股。