土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

誇るべき日本の歴史 (長老国家日本の自覚を)

2013-07-06 20:21:12 | 誇るべき日本の歴史

土佐のくじらです。

日本は、誇るべき歴史を有する国です。
日本人は、自虐史観は払拭するべきです。

そもそも、「かつて侵略国家であった。」とか、「かつて他国に迷惑をかけたことがある。」などの理由で、
「ああ日本人って、そんなひどいことをしたことがあるんだ。」と、卑屈になること自体が、
日本人の本質的な素晴らしさを現しているのです。

他民族ならば、「そんなの、お前が弱いから仕方ないんだ。」の一言で終わりです。(笑)

逆説的に言うならば、日本人が「できうるならば、他の民族の幸福にも寄与できる我々でありたいものだ。」という、
本質的な願いを持っているからこそ、もっと簡単に言えば、とてもとても良い人たちであるからこそ、自虐史観など持てるのです。

いいですか。
日本人は、良い人たちなのです。
だからこそ、自虐史観などという、特定のイデオロギーのもと作られた歴史であっても、受け入れてしまうのです。

日本人は、そういうとても良い人たちなのです。
そしてそれは、古来より変わらないのであり、やはりそういう良い人たちは、よき歴史を刻んでいるのです。
日本人はもうそろそろ、自国の歴史に、誇りと自信を取り戻さなければなりません。

前回記事で、自国の歴史に自信がなくなれば国は守れないと述べましたが、それだけではありません。
日本の誇るべき長い歴史は、色々な困難を経験し、それを克服してきた歴史です。

そしてその日本の歴史には、今現在、世界の人々が困っている様々な問題の解決策は、全て網羅されているのです。

たとえば、今世界は宗教戦争の問題があります。
世界は食うための戦争の時代を終えて、今は宗教やイデオロギーなどの、価値観による戦争の時代です。

これはアメリカと中東の、ユダヤ・キリスト教VSイスラム教国家の戦いだけではありません。
アフリカ諸国の内戦にも、深く宗教が絡み、彼の地では、宗教内戦による餓えに人々が直面しています。
他の宗教を信奉する民族に、食物の配給を止めるなどの兵糧攻めをするからです。

また共産主義は無神論ですが、無神論を、「神などいない」と信じる宗教だとすれば、
アメリカVSソ連の長い冷戦も、現在の中国と周辺諸国との関係も、一種の宗教戦争と言えます。

植民地時代=民族差別の時代を終わらせたのは戦前の日本であり、
そして、食うための戦争を終わらせたのは、戦後日本の繁栄です。

そして今の宗教戦争の時代を終わらせるのも、やはり日本だと私は思っております。
なぜなら、 「日本は既に、聖徳太子の時代に宗教戦争を卒業している国」 だからです。

日本には18万もの宗教法人があり、世界の全ての宗教の情報も入ります。
戦国時代に、比叡山焼き討ちや一向一揆があったぐらいで、宗教による大きな内戦は、1500年以上一度も起こっていません。

そして正月には初詣(日本神道)、お盆とお彼岸には墓参り(仏教)、そしてクリスマス(キリスト教)を盛大に祝います。
日本人は宗教に、ド肝要な国民性です。
日本人は一般的には、信仰心が薄いと言われています。

しかし、私はそうは思いません。

日本の神社仏閣の数は、コンビニエンスストアーの数より多いのですよ。
コンビにはよく潰れますが、神社仏閣は昔から代々存続いたします。

日本人が自覚しようがしまいが、海外の人から見れば、日本は宗教国家なのです。

日本人にとって、宗教戦争というのは、聖徳太子の時代に既に克服した問題です。

世界の人々にとっての平和とは、「戦争の合間」のことです。
彼らにとっての歴史とは、それはすなわち戦争の歴史です。
しかし日本人にとっての戦乱とは、平和の時代の終わりに来る、一時的な混乱でしかありません。

平安時代300年、江戸時代250年、そして戦後の70年と、日本人にとっては連続的な平和こそ、
歴史の基本であり、政治選択の基本であり、これはもう民族的価値観そのものとなっております。
こういう価値観は、世界では日本人だけが持つ基本想念なのです。

ですから今後世界の人々は、日本人の自然なメンタリティーに、学んでいただかなければならないと私は考えています。

日本人に、世界を征服するつもりはないでしょう。
国防線が拡大するのを嫌がる国民は、そういう面倒なことは厭うでしょう。
しかし日本は、世界の権威にならなければなりません。

これは、否だろうがどうであろうが関係ありません。
これは、歴史の必然なのです。
でなければ、他民族の価値観では、いつまでたっても泥沼の時代から抜け出せられないからです。

植民地主義=民族差別の時代も、食うための戦争の時代も、
日本人が普通に抱いている価値観なしでは、終わらせることはできなかったのですよね。

これからもやはり、日本的価値観は、世界の価値観にならなければならないと思います。
それが最終的に、世界に平和と繁栄をもたらせます。

歴史の長い日本は、世界の長老国家として、他の若い国々を、正しく導くための自覚が必要だと思います。
日本人が自虐史観などと言って、自国を蔑むようでは、いつまでたっても世界は迷いから抜け出せないのです。

誇るべき日本の歴史シリーズ、ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
最後に、大物理学者のA・アインシュタイン博士が、生前に来日した折の、日本に対するメッセージを書き記します。



近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。

果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。

私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。

その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。

世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。

吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。


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1 コメント

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Unknown ()
2013-07-07 19:20:25
うーん。

皇紀2500年の歴史を持っているということは、

長老国家といえなくもないけど、

自分は「神国日本の誇りを」と言いたいですね。

聖徳太子は、世界で唯一神仏融合した国家を創りましたからね。
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