大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

キャンプに棲むヒト♪

2013-10-12 23:10:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 幸運は、またやってきた。。。

帰り道、またまたオランウータンに会えたのだ!!!

今度は、メス♪♪♪

待ち望んでいた「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」の森に棲むヒトかもしれないと思った。

もうほとんど、「ジャングル・キャンプ」の舟着き場に近い場所だったから。。。

今夜の寝床をつくる場所を探しているのだろうか。

うまくネストにぴったりのいい場所が見つかるといいと願う。。。

もっと熱帯雨林が豊かなら

川岸の森で、オランウータンに会うことはないのだろう。

わざわざ川岸まで、出てくる必要がないからだ。

でも、そこにオランウータンが生きているのなら

会えるものなら会いたい・・・。

会えて嬉しい。。。

気持ちは、とても複雑だ・・・。

I was able to encounter a wild female orangutan.

Anyway, I was very happy.

村の若者は、リバークルーズの片づけと

夕食後予定されているナイトクルーズの準備で大忙しのようだった。

私たちとは別の舟だった友達は、

オスのオランウータンに会ったと言っていた。

私たちは、本当にラッキーだった♪


生物の宝庫♪

2013-10-12 19:06:24 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 BCTオランウータンのためのプロジェクト吊り橋見学の帰り道です。

「2013 ボルネオ・いのちをつなぐ森を訪ねる旅」の旅行記は

110回を超えました。

自分でも、何回続くかわからないのですが

続くと大変なのはブログトップのれいなちゃん赤ちゃんの写真です。

暇な時は、れいなちゃんの写真を撮ることができますが

興奮して動物の写真を撮っている時ほど少なくなり、

ブログの内容とれいなちゃんの写真が合わなくなるからです。

テングザルに夢中になっていたら

うわっ、目の前にヘビがいました。

寝ていました。

キナバタンガン本流にもどると

カササギサイチョウが、またていてくれました。

今度は、夫婦でいました。

鳥は、オスの方が美しいですよね。

次に見たワシも夫婦でいました。

サギは、一羽でいました。(笑)

サルです。

シルバーリーフモンキー、

別名ベッカムサルです。

トリミングしてみました。

かわいい顔をしています。

夕日も美しいです。

みんな、シャッターを押していました。

リナバタンガン川流域は、すべてがシャッターチャンスです。

必然的に、れいなちゃん赤ちゃんの写真は少なくなります。

この後、またまたいいことがありました。


オランウータンのための吊り橋♪

2013-10-12 10:43:47 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 これは、「多摩動物公園」の第一放飼場に作られた消防ホースを利用した吊り橋です。

ボルネオオランウータンの長老我が愛するジプシーおばあちゃんが

休んでいます。

熱帯雨林のジャングルは、

アブラヤシのプランテーションに次々変えられ減少しているだけではなく

保護区といえども貧弱になり

熱帯雨林に棲む動物たちにとって棲みにくい森になっています。

特に、オランウータンは大型類人猿・・・

単独生活者・・・

水が怖いと致命的(孤立する理由がそろっていて・・・)で

森の貧弱化・分断化による絶滅の危機は止められません。

移動できないと

オランウータンは、パートナーを探すことができません。

キナバタンガン川支流で、地元NGOがオランウータン用のロープをかけてきました。

しかし、成果があがりませんでした。

日本の動物園で、

消防ホースの遊具を見た現地の研究者から技術協力の依頼がありました。

消防ホースは、軽量・丈夫・高温高湿に強い・加工しやすい・リサイクル・撤去しやすいと

いいことだらけです。

自然の中に人工物を作ることに反対がありましたが

分断化を防ぐ方が先決でした。

そして、多摩動物公園・市川動植物園の協力を得て

第1号橋が

2008年4月キナバタンガン川支流メナンゴール川に設置されました。

設置したばかりの頃は、

カニクイザルやテングザル、ブタオザルばかりが利用していると

心配しましたが、

2010年6月、1号橋を渡るオランウータンが確認されました。

オランウータンの吊り橋は、

さらに、いくつもの動物園の協力と三井物産環境基金などの助成を受け

2・3・4・5号橋と1年に一つずつかけられ

今年9月に、6号橋がかけられました。

1号橋は、人間でも渡れるようなりっぱな形をしていますが

もっとシンプルなものでもオランウータンが渡るということで

今はさらに改良されています。

この後、2号橋のかかるキナバタンガン川の別の支流、ルサン川に向かいましたが

私たちの舟では、行けない(舟の大きさが川の深さに合わなかったらしいです・・・)ことがわかったのと

日が暮れてしまうということで引き返すことになりました。

こちら、またまたジプシーおばあちゃんです。

ジプシーおばあちゃん、楽しそうに渡っています。

野生のオランウータンたちも、

パートナーを探しに、食糧を探しに

吊り橋を渡って欲しいと思います。


支流に入ります♪

2013-10-12 08:19:36 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 オランウータンに興奮した私たちですが、気持ちを落ち着かせて

今回最大の目的であるBCT・BCTJのオランウータンの吊り橋活動地へ

さらに向かいます。

 オランウータンのための吊り橋は、

キナバタンガン川のいくつもの支流にかかっています。

ここは、支流にある「スカウ リバー ロッジ」です。

大洪水があった時から、使われていないそうです。

吊り橋は、分断された森をつなぎ

水を嫌うオランウータンが森を行き来できるように設置されました。

しかし、すぐ渡ったのは

カニクイザルやブタオザルでした。

(最近、オランウータンが渡ったことが確認されました)

支流では、

本流よりもさらに、たくさんの動物たちを見ることができました。

テングザルです。

今回の旅は、陸地側から回ったのでなかなか会うことができなかったテングザルです。

テングザルという名前の通り

垂れ下がった大きな鼻が特徴ですが

メスや子どもの鼻はそれほど大きくなく先がとがっています。

テングザルは、昼間はあまり動き回らず

休息していることが多いです。

日が暮れ始める頃、見通しの良い大きな高い木に集まります。

そして、その場所をねぐらにします。

おかげで、夕暮れのリバーグルーズがとても楽しいものになるのですね。

群れで暮らすのも

見つけやすい条件の一つです。

ブタオザルです。

テングザルもブタオザルも、子どもはとてもかわいいです。

ブタオザルも、名前の通りで

しっぽがブタのようだから付きました。

10~20の群れに数頭のボスがいるそうです。

ホテイアオイが咲いていました。

髪型がサッカー選手のベッカムに似ているので

ベッカムザルとも呼ばれている「シルバーリーフモンキー」にも会うことができました。

前日のスコールのおかげか

この日は、とても充実したリバークルーズを堪能することができました。

さあいよいよ

次は吊り橋です。