goo blog サービス終了のお知らせ 

慢性好酸球性肺炎・好酸球性副鼻腔炎 闘病日記

同じ病気でお悩みの方の参考になればと思い始めました。

アレジオンの効果と私の飲んでいる薬(7/17)

2012-07-17 22:10:22 | 薬について
7/11の受診時、シングレアをアレジオンに変えてもらった。飲み始めて6日ほど経った。明らかに言えるのは、皮膚のかゆみが明らかに減った。だが、皮膚がボコって赤く盛り上がるのは、少なくなったとはいえ、まだ起こる。やはり、外食をした日に多いような気がする。外食はいろんなものを食べているので、アレルギーを起こしたであろう食材は特定できない。添加物が原因の可能性だってある。私の場合、多分IgEは関係ない。IgGが関与すると私は思っている。とりあえず、薬を変えたことによって、呼吸器も鼻も悪化はしていないと思われる。引き続き様子は注意深く見ていこうとは思っている。
切り替えた日、動悸を感じた。早速、心電計を当ててみたが、異常はなかった。少し、脈拍数が上がっている程度。もう今は感じないので、一時的なものなのかもしれない。
ここで、今一度私が飲んでいる薬を紹介しておこう。私はジェネリック派(ジェネリックでも効果は変わらないと思っている)であるので、アレジオンと書いたが、実は、アレジオテックというジェネリック薬にしている。ケミファの製品。ジェネリック薬の中でも、比較的古くからあるので、ジェネリックの中でも大分お値段は高め。我が薬局では昔から、このジェネリックが置いてあるので、安いジェネリッグでは残念ながら、おけないのである。ムコスタもレバミピド錠100mg「日医工」というジェネリックを飲んでいる。今日は、お薬手帳に記載されるような正式な名称で、私が飲んでいる薬を紹介しますね。

プレドニゾロン1mg錠(旭化成) 2錠 、レバミピド錠100mg「日医工」1錠  分1 朝食後
ツムラ柴苓湯 9g 分3 毎食前  (最近は、1日2回しか飲んでいない)
アレジオテック錠20mg  1錠 分1 就寝前
オルベスコ200μgインヘラー56吸入用 1日1回 1回2吸入
エリザスカプセル外用400μg  1日1回 1カプセル

次回の耳鼻科受診時には「エリザス点鼻粉末200㎍28噴霧用」に変えてもらう予定だ。カプセルは、私以外に使う人がいないが、一体型のこの薬は、カプセルを詰める手間がいらないため、今後使う人が増えそうなのである。当薬局でも、私以外の患者さんで、既に処方が出たため、10本入1箱を買ってしまった。後鼻漏のある症状の軽い方には口に流れてこないので、お勧めです。しかも1日1回で良いのだ。くるっと回してトントン粉を落として、戻してシュっと噴霧。3,4回噴霧して、粉を全部、鼻の中に入れ込む。容器ごとチャック付きのアルミ袋に入れなければならないのが、面倒。私としては、1カプセルで両鼻噴霧できる方が嬉しかったのにな・・・

私の飲んでいる薬について

2012-05-02 11:58:36 | 薬について
今日は 私の飲んでいる薬についてまとめてみようと思います。自分なりの解釈で好酸球性肺炎・副鼻腔炎にどのように効いて、どうして飲む(使う)意味があるのかと言うことを書いてみます。このブログを読んでいる皆さんは自分の薬は何のために飲んでいるのか、きちんと理解していらっしゃるでしょうか。この機会に考えてみてください。
自分が何のためにこの薬を使っているのか納得していないときちんと飲もうという意識も高める事ができない。医学用語でアドヒアランスと言う言葉があるが、この事をいうのである。コンプライアンスは服薬遵守。先生が出された薬をきちんと飲むこと。アドヒアランスはその上をいく言葉。患者が服薬に際して納得して積極的に治療に参加すること。最近ではその上を行くコンコーダンスと言う言葉があります。これは、患者が主体で、医療者はアドバイザーで治療を進めていくという考え方です。できれば、私はこのコンコーダンスの考え方で、自分の病気と向き合っていきたいと考えています。


プレドニゾロン1mg(旭化成)2.5錠 白色。
いわずと知れたステロイド。好酸球を下げるために一番効果のある薬剤。炎症を取る働きが強く、全身に効く。当然副作用も多岐にわたる。副腎不全、ウイルス性肝炎を含め各種感染症の誘発、血糖値の上昇、骨が弱る、胃潰瘍、気分の落ち込み、眼圧上昇、動脈硬化、血栓症・・・。長期に服用する場合、必ず、血液検査をして、チェックしなければならない。ステロイドの副作用は、服用量や服用期間によって違います。私のように少量(5mg以下)でしたら、長期に続けてもそれほど心配いりません。とはいっても、副腎皮質からの本来自分で出すはずのホルモンが、外部から、補充されることによって、自分で産生されなくなってしまうことは考えられます。飲まないで、過ごすことができれば、飲まないほうが良いに決まっている薬です。私のアキレス腱断裂も、残念ながら、このプレドニゾロンの添付文書の副作用の項目に書いてあります。でも、私はプレドニゾロンの副作用とは思っていません。飲んでいなくたって切れた可能性が高かったと思っている。確かにアキレス腱が脆弱化していたかもしれないが、テニス中のアキレス腱への負荷はいつも以上だったのだろうと思っている。

シングレア10mg 1錠 。橙色。 
キプレスと同じ成分の薬です。ロイコトリエンというアレルギーに関するケミカルメディエーターの放出を抑える薬です。アレルギー性鼻炎や喘息に使用されますが、主に鼻づまりに使われる薬でもあります。好酸球の産生も抑える作用があります。私の場合、好酸球の産生を抑える目的で飲んでいます。プレドニゾロンを飲んでいるので、シングレアを飲まなくてもよいのではないかと思う方もいると思いますが、これをやめて、プレドニゾロンの量が増えるのであれば、こちらを飲むことを選びます。副作用の少ない安全な薬と理解してます。高くて、まだジェネリックが出ていないのが難点ですが。最近、自殺企図の副作用が問題になった薬でもあります。これを飲んでうつっぽくなった方は要注意。でも私はこの薬と言うより、原疾患であるアレルギーを持った方は、うつにも注意したほうが良いと考えている。どちらも自律神経に関わる病気だと思うから。

ムコスタ100mg 1錠。白色。
これは、プレドニゾロンの胃への副作用を軽減するために飲んでいる。胃の粘膜を保護する薬。飲まなくても良いかもしれないが、大量に飲んでいた時期は、やはり胃が荒れて、痛みが出た時もあったので、続けている。

オルベスコ200 1日1回 1回2吸入
吸入ステロイド薬。毎日、長期で使うことによって気管支の炎症をとる吸入薬。現在はステロイドを飲んでいて、喘鳴も喘息発作も起きないので、吸わなくてよいのではないかと思われる方も多いのではないかと思う。でも、これを吸っているからこそ、プレドニゾロンの減量ができる。プレドニゾロンの減量に際しては慎重に行わなくてはならない。プレドニゾロンを減らしたときに、症状がなるべく起きないようにするために、減量前から吸っておく必要があるのだ。というわけで、ずっと吸うことになるのだ。理屈は分かる。先生もオルベスコを吸う理由を聞けば同じことをいわれると思うので、あえて聞きはしない。そしてちゃんと吸ってはいるが、吸いたくはない薬である。なぜかといえば、うがいをしても口腔内にガンジダが生えやすいからだ。唾液が少ないからか、舌苔が多い?からか体質的なものなのか良く分からない。1日2回1回2吸入で長期に吸ったら、必ずガンジダになる。1回なら、なんとか大丈夫なので、続けている。1本で56吸入できる。でも、使っている人はご存知だろうが、90回以上は吸入できる。メーカーに言わせれば、56回使用したら、それ以上は使わないで欲しいというが、勢い良く出る間は使っている。吸入ステロイド剤の中でも、比較的安価な薬だと思っている。

柴苓湯 7.5g分3  毎食前
ツムラの漢方薬。炎症を抑える効果と、利尿作用がある。残念ながら、副鼻腔炎には、適応はない。耳や鼻の粘膜のむくみをとる効果があり、一部の耳鼻科医で使われる薬のようだ。私も、その効果を感じた一人だ。耳の詰まり感から開放された。プレドニゾロンによる足のむくみも解消された。本当は私はプレドニゾロンをやめるために飲み始めたのだが、そこまでの効果は期待できなかった。今も飲んでいる。なかなか1日3回飲むことは難しい。食前、お腹のすいている時のほうが効果が期待できるため、ついタイミングをのがしてしまう。でも1日2回は飲んでいる。今は、アキレス腱断裂で、左足をつくことができないので、足にむくみが出る。飲んでいるほうが、むくみが出にくい。助かっている。漢方薬の中でも高価な薬で家計を圧迫するけどね。

エリザス点鼻 1日1回 1回1噴霧
ステロイドの点鼻薬。カプセルの中に粉が入っていてそれをツインライザーという器具に充填して穴を開けて、両鼻に一度に噴霧。液剤よりも鼻から口に垂れてこないので、使っている。毎日使うことによって、鼻の炎症を抑える効果が得られる。これも、プレドニゾロン減量時の悪化を防ぐ目的で使用。これはステロイド点鼻の中でも高価な薬。


サプリについて。
今、香酢とグルコサミン(コラーゲンとコンドロイチン含)を飲んでいる。香酢は、コレステロールを下げる目的で。グルコサミンは、アキレス腱のためだ。ついこの間から飲み始めた。気休め程度にしかならないが(薬剤師がそんなことを言っていてはいけないか)・・・でも香酢は、私にとってはコレステロールを下げる効果があったのだ。プレドニゾロンを飲み始めて中断していたが、また、このごろになって、LDLが高いので、飲み始めることにした。