このところ、インフルエンザの患者さんが多い。多い時は5、6人。A型とB型が混ざっている。
タミフル耐性菌が問題になっている為、イナビルばかりの処方。
私の薬局では、インフルエンザの隔離室で、その場で、患者さんに吸ってもらっている。いずれもイナビル吸うのは初めての患者さんばかり。予防接種を打受けたのにと言われる方もいらっしゃる。A型とB型の患者さんが同時に訪れた場合は、一応、カーテンでしきって待っててもらう。先日は、A型の患者さん、3人を一度に指導。皆若い方ばかりだったので上手に吸ってくれた。
実際に吸ってもらう前に、吸い方のポイントを交えて、見本を見せ、そのあと実際に吸ってもらう。
・まずイナビルの底をトントンとたたき、固まっている粉をほぐす。
・1本目の1番をスライドさせて、患者さんに渡す。
・まず息を軽く吐いて、イナビルをしっかりくわえて、深く強く吸い込んでもらう。この時、吸入口を塞がない。
・吸い込んだら軽く(2-3秒)息を止めてから、吸い口に息を吹きかけないように吐く。
・2番をスライドさせて、同じように吸ってもらう。
・もう一度1番、そして2番。1本につき、計4回吸ってもらう。
・10歳以下のお子様は、1本。10歳以上は2本吸ってもらう。
・熱が下がって2日間、もしくは、インフルエンザにかかって5日間は、家でおとなしくしていてねと声をかける。
・10代の患者さんには、保護者に、異常行動に注意してくださいと言う。
形状が鼻に入りそうなのと、インフルエンザの検査を鼻からしているので、鼻から吸うと思い込んでいた患者さんもいらっしゃる。
息を吐かないで吸おうとするとうまく吸えない。息を止めないですぐに吐いてしまうと粉が鼻や口から出てきてしまう方もいらっしゃる。
大体1回目で、吸い方が悪い方には、注意ができるので、そのあとは上手に吸ってくれる。
他薬局では、説明だけして、ひどい薬局は、説明書だけ渡して、さっさと帰ってもらうというところも多いようだ。
絶対、うまく吸ってない患者さんは多いと思う。高い薬なのに・・・。年を取った患者さんは理解も遅く、吸う力も弱く、指導が難しい。
こんな方が薬だけ渡されたら、一人で吸うことができるのだろうか?と思うこともある。
家族は他の薬局でイナビルをもらった患者さんには、当薬局の方式はありがたいと言ってもらえた。
確かにこんな隔離室のない薬局は、その場で吸ってもらうことは難しいのかもしれない。せめて、一人で吸うことが困難と思われる患者さんには、裏口から招き入れてでも、その場で吸わせてあげるべきと思うのである。
タミフル耐性菌が問題になっている為、イナビルばかりの処方。
私の薬局では、インフルエンザの隔離室で、その場で、患者さんに吸ってもらっている。いずれもイナビル吸うのは初めての患者さんばかり。予防接種を打受けたのにと言われる方もいらっしゃる。A型とB型の患者さんが同時に訪れた場合は、一応、カーテンでしきって待っててもらう。先日は、A型の患者さん、3人を一度に指導。皆若い方ばかりだったので上手に吸ってくれた。
実際に吸ってもらう前に、吸い方のポイントを交えて、見本を見せ、そのあと実際に吸ってもらう。
・まずイナビルの底をトントンとたたき、固まっている粉をほぐす。
・1本目の1番をスライドさせて、患者さんに渡す。
・まず息を軽く吐いて、イナビルをしっかりくわえて、深く強く吸い込んでもらう。この時、吸入口を塞がない。
・吸い込んだら軽く(2-3秒)息を止めてから、吸い口に息を吹きかけないように吐く。
・2番をスライドさせて、同じように吸ってもらう。
・もう一度1番、そして2番。1本につき、計4回吸ってもらう。
・10歳以下のお子様は、1本。10歳以上は2本吸ってもらう。
・熱が下がって2日間、もしくは、インフルエンザにかかって5日間は、家でおとなしくしていてねと声をかける。
・10代の患者さんには、保護者に、異常行動に注意してくださいと言う。
形状が鼻に入りそうなのと、インフルエンザの検査を鼻からしているので、鼻から吸うと思い込んでいた患者さんもいらっしゃる。
息を吐かないで吸おうとするとうまく吸えない。息を止めないですぐに吐いてしまうと粉が鼻や口から出てきてしまう方もいらっしゃる。
大体1回目で、吸い方が悪い方には、注意ができるので、そのあとは上手に吸ってくれる。
他薬局では、説明だけして、ひどい薬局は、説明書だけ渡して、さっさと帰ってもらうというところも多いようだ。
絶対、うまく吸ってない患者さんは多いと思う。高い薬なのに・・・。年を取った患者さんは理解も遅く、吸う力も弱く、指導が難しい。
こんな方が薬だけ渡されたら、一人で吸うことができるのだろうか?と思うこともある。
家族は他の薬局でイナビルをもらった患者さんには、当薬局の方式はありがたいと言ってもらえた。
確かにこんな隔離室のない薬局は、その場で吸ってもらうことは難しいのかもしれない。せめて、一人で吸うことが困難と思われる患者さんには、裏口から招き入れてでも、その場で吸わせてあげるべきと思うのである。