釜石の日々

正気を失っているのは米国だけではない

今日も比較的穏やかな秋日和となったが、雲の流れが少し多い。朝晩の気温差があるため、市街地の木々の葉も色付きが早くなっている。以前だと、これだけ日和がいいとカメラを持って車で出かけていたが、コロナ禍ですっかり家に留まることが身についてしまった。むしろ出かけるのが億劫にさえなった。マスクをしないまま近所を歩いて家々の庭の花を見て回れば十分満足出来ている。休日の明るいうちに30分ほどウォーキングすることが楽しみにさえなった。平日の勤務後のウォーキングでは、今では暗くなっていて、景色を楽しめない。健康のためには、それでも歩いてはいるが。 昨日のロイターは、「フランス、コロナ新規感染が前週比44%増 7月下旬以来の増加率」と「オランダ、新たなコロナ規制導入へ 感染急増受け」を報じている。フランスでは、「フランスで1日に報告された新型コロナウイルス新規感染者は1866人と、1週間前から44%増えた。前週比の増加率としては7月下旬以来の大きさとなった。10月半ば以降、新規感染者が増加傾向にある。」、オランダでは「国内の感染者数はここ1カ月増加しており、過去1週間に7月以来最高水準を記録。1日には前週を45%上回る7700人となった。」、「入院患者も過去5カ月で最多の1200人超となり、多くの病院がコロナの急患に対応するために通常診療を再び制限している。」、「テレビ局NOSは、多くの公共の場でのマスク着用義務化や、ワクチン接種か検査の陰性を証明する「コロナパス」の使用範囲拡大などになる公算が大きいと報じた。」とある。WHOによるとフランスではインフルエンザも出て来ているようで、昨冬はA型だったが、今季はB型のようだ。今月1日、長崎大学は「新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの重複感染が 肺炎の重症化と長期化につながる可能性を論文発表」をホームページに載せている。「新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスが同一個体に同時感染することができるのか?重複感染した場合、病態はどうなるのかを調べるために双方のウイルスに感受性があり、肺炎症状を呈するハムスタ―を用いて検証実験を行い」、「その結果、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスはそれぞれ単独の感染で肺炎を引き起こしますが、インフルエンザウイルスは感染4日後、新型コロナウイルスは感染6日後に最も重篤な肺炎像を示しました(下図)。一方、同時感染させた場合は、それぞれの単独感染時よりも肺炎が重症化し、更に回復も遅れることが明らかになりました。」と書かれている。あくまでもハムスタ―での実験だが、人でも重複感染の可能性があると言うことだろう。昨日のEPOCH TIMES JAPANは、「コロナ感染が16省に拡大 北京市、「不要不急の往来は自粛を」」で、「北京市は2日、一家4人の中共ウイルス(新型コロナウイルス)への感染が確認されたため、市内18の学校が休校を決めた。4人が住む昌平区は感染リスク中度の地域に指定された。」、「秋の観光シーズンの10月中旬から、観光客の移動に伴う感染が広がり、2週間以内に少なくとも16省に感染拡大している。」、「感染者の来園が判明した上海ディズニーランドでは、10月31日から緊急閉鎖した。」と報じている。日本政府は、国内の感染者数の減少を受けて、ビジネス目的の短期滞在や留学生、技能実習生を対象に、入国時の10日間の待機を、ビジネス目的でワクチン接種済みならば、最短3日間に短縮する。これで、もう第6波は決定されたようのものだ。世界では、デルタの亜種がたくさん出ており、国内の感染者が減少した時にこそ水際対策を厳しくして、まさにゼロコロナに持ち込まなければならないのに、逆をやっている。わざわざ新たな変異種を呼び込もうとしているようなものだろう。楽観的対策に「後退」する根拠は、ワクチンなのだろうか。昨日、世界の四大医学誌の一つである、英国医師会監修のBMJ(British Medical Journal)に驚くべき記事が載せられた。「Covid-19: Researcher blows the whistle on data integrity issues in Pfizer’s vaccine trial(Covid-19 ファイザー社のワクチン臨床試験におけるデータ整合性問題を研究者が内部告発)」と題されている。米国テキサス州のワクチンテスト受託研究会社でデータ改ざんや盲検化されてない患者などがいたこと、有害事象のフォローアップを遅らせるなど、不適切な業務を行っていた。ファイザー社の圧力で、第Ⅲ相試験を成功ありきで進めざるをえず、問題を指摘する健全なメンバーが排除された。問題点を会社に何回も報告したが無視され、治験の地域責任者は、FDA食品医薬品局にメールしたところ即日解雇された。ファイザー社は2021年第3四半期の業績を発表(PFIZER REPORTS THIRD-QUARTER 2021 RESULTS )したが、第3四半期の売上高は134%増、最終利益高は455%増となった。ワクチン売上高は130億ドル、通年予測では360億ドル(110円換算約4兆円)、9ヶ月間最終利益高は186億ドル(約2兆円)であった。今月1日の米国メディアThe Atlanticは、「America Has Lost the Plot on COVID(アメリカはCOVID問題で正気を失ってしまった)」と題する記事を載せている。「現場では、アメリカは今、あらゆる戦略を一度に使った無秩序な実験を行っています。COVID-19の政策は、州、郡、大学、職場、学区などによって大きく異なります。また、二極化が進んだため、最も非論理的なパターンに落ち着いています。」、「ハーバード大学の公衆衛生学教授であるジョセフ・アレン氏は、「目標を設定していないため、我々は夢遊病のように政策を進めている」と言います。」、「難しい問題が待ち受けており、その解決には政治的な意思が必要です。しかし、その前に、私たちは問題から逃げるのを止めなければなりません そのためには目標が必要です。」とある。場当たり的で、中長期の目標もなく突き進んでいるのはどこも同じようだ。何よりも問題のあるワクチンを打ち続けていることだ。分子生物学、免疫学のイタリアのミラノの分子腫瘍研究所、荒川央博士は先月2日のnoteで「なぜワクチンに使われる遺伝子の毒性を無くさなかったのか?」と疑問を呈している。「ワクチンとは基本的に健康な人を対象とするものであり、「治療」のためではなく「予防」のために行うものですので、病気になってしまった人を対象とする治療薬とは要求される安全性のレベルがそもそも異なります。ワクチンの作製方法はいくつもありますが、基本的には毒性を無くす、あるいは極力0に近くする事が原則となります。」、「遺伝子ワクチンはもともと遺伝子操作で作られていますので、スパイクタンパク遺伝子を改変する事自体は簡単ですし、実際それが売りだったはずです。」、「なぜ世界中の健康な人間に打たせる為に作ったワクチンの毒性を無くす努力をしなかったのか。そのデザインは偶然なのか、失敗なのか、無知なのか、故意なのか。やはり疑問が残ります。」と。

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boss_gonさんへ
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