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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
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since Oct. 2004

きなこが心配で

2019-02-06 23:26:15 | マレーシアでニャー2019
夕方まだ明るい時間に遠くで雷の音がした。そして風が吹いて少しすると雨が来ると予測できる。雨は2時間もすれば止むだろうが降りだしたらすぐに豪雨になるはず。

さっと外に出てきなこを探しに出た。昼間は木陰になっている大通りに面した柵のコンクリート基礎に座って走る車を見ているだろう。果たしてきなこはそこにいた。1メートルほどの高さからぽんと飛び降りて短く鳴いた。手前にある金網の下を抜けて小走りに家の方向へ。

家まではほんの100メートルかそこらだけれども途中から抱っこで家に入る。嫌がりもしない。これもいつものやりかた。


家に入るとぽんとまた飛び下りてリビングの中央へ歩く。あれ?いつもは帰るとご飯茶碗の前に座ってこちらを見るのだが。テーブル下にうずくまるように座って身を固くしているように見える。どうしたんだ?

どこか痛いのか?ひっくり返してお腹を点検。手足も点検。何でも無さそうだ。呼吸は? 速いが猫としては普通だろう。熱もない。仕方ないので少し放っておいて様子を見る。さっきまでは元気に走っていたのだから。

明日はまだ中華正月明けたばかりでアニマルクリニックは休みだろうか?


そう言えば、一昨日と昨夜は夜に爆竹と花火が轟音を立てていた。いつもならきなこはその時間に夜の散歩をするのだけれども家に閉じ込めておいたのだった。花火が鳴るとどこかの木陰か車の下や中に隠れてしばらく出てこなくなってしまうからだ。猫は怯えると後を引く。回復までに時間がかかる。だから家に居させる。

人間はいつの頃からか知らないが時間を分けるようになった。秒、分、時、日、月、季、年。

年はゼロ日からでなく1日から始まる。ゼロから始まってくれればもう少し緩やかに助走しつつ始められそうなものだけれども1から急に始まってしまうからバンバン勢い良く始めなければならないのだろうか? 猫ならずとも人にとっても何かの始まりは常に苦痛を伴う。仕事や学校、1日目は常に苦痛の日なのだ。何が起こるかわからない。どうして良いかわからない。


夜中11時頃になって玄関のドアをわざとガチャガチャ音を立てて開けてみた。いつもの散歩の時刻を少し過ぎている。

きなこはスッと首を持ち上げてこちらを見る。走ってきてドアの隙間を通って外に出た。こちらを振り返って見ている。散歩に連れて行けと。何があったのか無かったのかわからないが大丈夫そうな気がしてきた。明日は中華正月明け3日目だ。


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