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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

自動車会社の不正発覚でちゃんと見ておくべきこと

自動車会社の不正発覚が相次いでいて、とうとうトヨタ自動車まで行き着いてしまった。(たぶん誰もが予想はしていたはず)

先に書いておくが、ここではトヨタを批判しようなどと思って書いてはいないのでご了承ください。



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「豊田氏は『もっといいクルマをつくろう』と言い続けたが、そのために欠かせない『もっといいクルマをつくるための組織づくり』における落とし穴」があったのではないか? いくらデジタル化しても最終工程ではどうしても『現場頼みになりがちだ』。ここでの障壁が日本の現場主義文化」
(ここまで)

「組織作り」という時、各人の意識と質を上げることを言う。それで社長自ら「車をもっと好きになって」と入社式で言ったりする。こうしたことは日本人なら自然に理解できてしまうし不自然さは感じない。でも簡単に言えば「君ら、自分で考えて適当に上手くやってくれ」だ。社員もそれに応えて「はい、早くこの会社や部署に慣れて一人前になりたいです」となる。

で、その結果、けっこう上手く行くのだけれど、失っているものも大きい。最も大きなのはマネジメントだ。日本の企業にはマネジメントが無い。あるつもりだろうが、無い。「社員のやる気を引き出す」的なのがマネジメントのように言われるがそれは精神論であってマネジメントではない。

どういう事かというと、管理職が知りたいと思うことがいつでもすぐに知ることができるかとか、管理職が全ての決定をしているか、少なくとも決定に関与しているか、管理職の思い通りに全てのプロセスが進んでいるかというあたりが日本には無い。そのあたりの全てを一般社員や現場に委ねてしまっていて「放ったらかし」。それが現場主義。

だからマネジメントを全く学んでいない者が現場をよく知っているとなって昇進してしまう。

それが前提でやっているからデジタルを導入してやり方が変えられるはずなのに組織変更が行われない。

(全部ではないかもしれないが)他国企業は全く違う。現場は身体が動けばアルバイトでも言葉の通じない外国人でも良い。つまり現場人材には動くが判断や決定は想定されていない。管理職は彼らの動き方を設定し過不足無くフィードバックを受け取るのが仕事。それが上手くできるようにする為にデジタルでも機械でも何でも入れる。

そういうのも併せて考えると「組織作り」なんて言ってる時点でもう負け。セーターを30枚も重ねて着ながら組織の背中掻いているだけだと思うのだ。




昨日、コード譜がわからないと書いた。だから今日、ギターのレッスン本を中古で1冊買ってきた。



これには小節区切りのわかる五線譜の上にコードが書かれている。



だから少しはわかりやすい。これに直接インスタコード用番号を振っても良いのだが、一度コード譜ライターというアプリに入れてみることにしたい。19曲ある。

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