もんく [とある港街の住人]

映画「Sweet November」-人生を愛する方法

「あなたにはもう何も残っていないのよ」と言われたらどうするか。

元に戻ろうともがいてみる?
しかしそれが無意味な事とわかってしまったら。
絶望して生き続けるしかないのだろうか。


今まで多くの旅する男に出会ってきた。
多くの男達は自己紹介するときに以前の仕事について熱心に説明をしてくれたものだ。まるでその仕事が彼のアイデンティティの一部であるかのように。
しかし現実の彼らはすでにその仕事に就いてはいない。自ら仕事を放棄したか何らかの事情で仕事を捨てた。つまり簡単に言えば失業しているのだ。

自分はこの仕事に必要な(だった)人間だと「思いたい」
後世に自分の功績や足跡を「残したい」
現実と自分勝手な希望との区別を必要としない世界の中で生きたいと思い続ける。男はどうもそう言う生き物であるらしい。


人生と幸せはどこにあるのか?
それは現実と言うものの中にある。
幸せとは何であるか?
それは.......


ちょっとニューエイジ思想の香りがする映画だ。

(結果:男は見てみると良いだろう)
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