もんく [とある港街の住人]

R2 作った人は...

以前から使っていたカメラの調子が悪くなったので、先日のベトナム旅行の前に新しいカメラを買った。リコーのR2と言う機種だ。

量産している工業製品から作った人の何かが感じられるって事は多くない。いやほとんど無いと思う。

けれどこのカメラからは作った人(人達)の「カメラ大好き」がにじみ出ている。
これは店頭で見ていたときには全く分からなかったのだが、ベトナムで10日間使っているうちに感じられるようになってきた事だ。

使い始めは「こんな安い一般用コンパクトデジカメに何でこんな表示が出てくるんだろう?」と思って使っていると、そのうちに「そうか、このカメラもっといろいろな写し方して欲しいんだな、もっと綺麗に撮って欲しいんだな」って伝わってくる。カメラ小僧には当たり前のやり方なんだろうけれど、こんな素人にまで訴えてきてカメラの楽しさを教えてくれているみたいだ。

その過程でいくら失敗してもデジカメだから気軽、乾電池まで使えるから世界中どこへでも行ける。何気なく広角28mmが標準だから高い建物だってホテルの部屋の全景だってほとんど入る。

以前に使っていた大手家電メーカーのカメラは使い勝手が簡単だったけれど無難なだけだったんだな、とR2を使い始めて分かった。
このカメラ「R2」、絶対イケてる。
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