何てバカなんだ！

この世にはバカがてんこ盛りでいる。バカが行列になって行進してると言っても過言ではない。目立つ割にお利口さんなんて実はほんの一握りしかいない気がする。

さて、何を隠そう、この自分の事。やっぱり、けっこうなバカじゃないか！、と自分自身で思うのだ。

何か問題の解決策は無いかと考えを巡らす。こんなアイデア、あんなアイデアといくつか出てくる。でも、なぜか後になって気付く事がある。後になってだ。そう言う時、決まって思うのは、うわー、なぜこんな簡単な事に最初に気付けないんだ！、と。

だいたいそんなもの。足元にある良い石に気付かず、遠くにある汚なくて価値の無い石を一所懸命拾おうとしたりして時間と労力を無駄にする。バカだ。

何か基本的な事や物をすぐ忘れる。

今日など、車で30キロかそこら離れたショッピングモールに行くのに財布忘れて出てしまった。財布だけじゃなく、免許証とか一式そっくり忘れて出ている。バカだ。

でもこれ、歳とってから物忘れがひどくなったのでは無いのは自覚している。昔からだ。中学校の時、家に帰るのにカバンを校庭に置いたまま家に帰ってから気付いた。台湾から香港に行った時、財布を台湾に忘れて出てきたのを香港到着してから気付いたとか。

こう言うのが人生で何回もある。しかも全然改善しない。(なぜか深刻な事態になっていないのが救い。) よく今までやって来られたものだと変に感心しないではないが、でも一応バカはバカなんだろう。

そのうち死んでるの忘れたままどこかでテキトーに死んでるなんて事になるかもしれないな。