おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

鳴子温泉 旅館すがわら 

2006年07月31日 | 宮城・鳴子温泉

旅館すがわらは鳴子温泉街のはずれにある部屋数20の和風旅館である。
画像の緑の屋根も手前の黒い屋根も全部すがわら、長~い建物だ。






フロント脇に「天然温泉」と書かれた大きな看板が誇らしげに掛けてある。

日本温泉協会が認めた四つ星の温泉。
無循環・無加熱・無加水

と書かれていた。






外から見て想像した以上に奥行きのある大きな旅館だった。
真ん中の庭を囲むようにぐるりと木造の建物が山の斜面にも建っている。

建物は相当歴史があるようだがきれいに手入れされている。
廊下は全て赤いじゅうたんが敷き詰めてある。
所々に段差のある廊下は継ぎ足し、継ぎ足しした建物のため致し方ない。

廊下のいたるところに「美肌の湯」「摩天の湯」と書かれた編み笠が標識がわりにかけてあるので迷子にはならない。






部屋は10畳、バス・トイレ無しで10500円。
窓側にイスとテーブルが置かれ、庭の池が見える。
冷蔵庫・鏡・お茶セットなど必要な物はすべて揃っている。






玄関脇のロビーは和風の造りで自在鍵から鉄びんがぶらさがった置き炉がある。
宿泊者専用と書かれたサービスのコーヒーがある。
部屋に持って飲んでもいいと言われテイクアウトする。
美味しいコーヒーだった。
チェックアウトまで3回いただいた。






夕食は個室の会食場でいただく。
二の膳付きでこの値段の宿泊料にしては豪華である。
仙台牛のたたきが美味しいとみんなは言う。
この画像の他にそうめんとフルーツ3点。






満足気に部屋に帰ると布団が敷いてあり、
何と、お夜食の焼きおにぎりがテーブルの上にあった。
小さめの味噌おにぎりである。
鳴子名物のしそ巻きが添えてある。
6時という早い夕食にはありがたい計らいだ。






朝食も同じ場所でいただく。
「日本の朝」って感じの食事である。
美味しい。






チェックアウトを1時間延長してあるのでフロントで「滝の湯」の無料券をもらい散歩がてら行ってきた。
5分くらいと読んだが10分近くかかった。
ゲタでカランコロンと歩くのもおつなものである。


「旅館すがわら」は派手さや華やかさはないが古き日本の宿って感じの良い旅館だった。
何よりもお湯がいい。





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