主鏡の厚みを測定したところ、約1.0mm位の偏りがありました。それを補正するためでしょうか、主鏡セルに入っているスペーサーも、一部分だけ厚くなっていました。なおスペーサーの紙は、5重になっています。 斜鏡セルの中子は、斜鏡を直接押す形式で、加工に手間をかけています。 右上部に、鏡面の一番薄いところを持っていきます。 鏡筒の下側からも見える、黒い紙です。 ドーナツ状に一部薄肉となっていますが、鋳鉄 . . . 本文を読む
ミザールのカイザー望遠鏡です。大きく立派で、名前に恥じない造りです。屈折の8cmF15鏡筒は、均整がとれていて、格好が良いです。 鏡筒の合焦部は直進ヘリコイドで、立派な鋳物製のハンドルが付いています。 ファインダーにも立派なヘリコイドが付いています。ファインダー脚も、鋳物製のがっしりしたものです。 対物部です。飾りっ気のない質実剛健さを感じます。しかし、名前がカイザーですから、少し派手な飾り環等 . . . 本文を読む
ミザールのカイザーです。鏡筒の合焦部に特徴的なハンドルを持つことで有名ですが、赤道儀も実に個性的なものです。 赤道儀の中心部です。黒の塗装と金属光沢がマッチングして、優れた構成美を作り出しています。 赤緯の微動部です。肉厚の部品や太いつまみに、重厚さを感じます。 高度調整部です。ガタを出さないように、これでもかという位のこだわりを感じさせる造りです。 赤経目盛部です。末端になるにしたがって太くな . . . 本文を読む
アスコ16cm反経の蒸着面が曇ってしまいましたので、ジオマテックにて再蒸着してもらいました。 自宅に送られてきた際の様子です。 斜鏡の包みです。 きれいになって帰ってきました。 主鏡の包みです。 主鏡も、素晴らしい輝きです。送る前には鏡面の周囲に、蒸着前に鉛筆書きされたと思われる文字がありました。また、セルに元通りにセットしようと思い、鏡の裏に印を付けて送ったのですが、帰ってきたもの . . . 本文を読む