五藤テレパックの鏡景写真です。最初のものは、春ですが寒気が入った日の午前中に撮影したものです。西にある山脈をバックにしていますので、順光となっているのに加えて、遠くの山々には霞がありません。次のものは、晩夏の昼頃、まだまだ水蒸気が多い時期に撮影したものです。山々から発する水蒸気は青く感じるくらい多いものです。その結果、望遠鏡は同じでも、雰囲気はご覧のように異なってきます。いずれにしても、撮影時刻は早いほうが良いように思います。
通勤に、往復100km車で通っていた時期がありました。運転中の楽しみは山々を眺めることでしたが、その時、山は正面から日が当たる時に、最も美しいと気付きました。鏡景写真を撮影する際は、朝一番の天気を見て、撮影ポイントの様子を想像し、さっと出掛けることにしています。