
モッズ (Mod, Mods, Modernism or sometimes Modism) は、イギリスの若い労働者がロンドン近辺で1950年代後半から1960年代中頃にかけて流行した音楽やファッションをベースとしたライフスタイルです。
モッズは深夜営業のクラブに集まり、ダンスに興じたりそのファッションを競っていた訳です。
彼らの多くはスクーターを移動の手段としていました。その理由はエンジンが剥き出しのモーターサイクルではスーツが汚れてしまうためだったわけです。
ですからランブレッタやベスパといった車種を好んだわけです。
これらのスクーターは、初めはシンプルに乗られていたが、やがて多くのライトやミラーで飾り立てられていき、しまいには、すべてのボディパーツを取り払ったチョプスタイルが流行しました。
1979年の映画『さらば青春の光 (Quadrophenia)』はザ・フーのアルバム『四重人格 (Quadrophenia)』からそのタイトルを取り、内容は60年代のモッズライフスタイルを描いた作品でした。
日本も、このモッズファッションの影響を受けて、一時期のスクーターブームは、多くのビンテージ車もこのモッズ仕様となり、残念だなぁ~と思わせる物も多い。
この点、海外のスクータークラブは、少し違うようだ。
現在、ベスパクラブも細分化されてきています。
レストア車の保存会的なクラブ、改造レースのクラブ、ツーリングクラブなどなど、
まぁ、アウトビアンキのクラブも同じように、オーナーの年齢層によって、その楽しみ方も違うのかもしれません。
でも、まぁ群れて走るのって楽しいですよねぇ~。





