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Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

ツンダップ R50 (M隊員からプレゼントされたサービスマニュアル)

2012-08-26 07:41:53 | ツンダップR50


8月26日(日)、出張の疲れがドッと出て、昨日から寝てばかりです。
若いときと違って、このくらいの出張で疲れるとは・・・困りますねぇ~。
昨日は、朝起きて朝食を済ませてから、横になると夕方まで寝てました。
何か一日損したような気がします。

さて、先日M隊員からこのツンダップのサービスマニュアルをプレゼントしていただきました。
来年のレストアベースとしてツンダップR50を入手したのですが、まだ作動テストもしていません。
そんな相談をM隊員にしたところ、知人から入手困難なツンダップサービスマニュアルを分けていただいたようです。
最近はツンダップR50のパーツは、ebay・UKにも出てきますし、リプロパーツも一部作られているようですので、Web検索できるので安心です。

国内でも㈱ベスパでツンダップのパーツの保存がされているようですので、何とかレストアできそうですねぇ・・・・。



このサービスマニュアルによると、ツンダップの2ストロークエンジンの基本設計は同じで、パーツの共有も多いようです。



基本的には、エンジンブロックは共通のようです。
KS60S、RS50、R50も基本設計は同じで、ピストン径やギア―比の違いなどがあるようです。

こうしたサービスマニュアルがあるとレストアも安心ですね。
来年のレストアの準備ですので、鬼が笑うかもしれませんよねぇ。
M隊員に感謝します。


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ツンダップ R50 (ZUNDAPP R50の話)

2012-08-15 19:09:09 | ツンダップR50


8月15日(水)、腹が立つニュースが多い今日です。
そのうち連中は、「富士山も我が領土」と主張するのではないかと政府の弱腰外交のツケを感じる。
TVニュースを見ながら、突込みを入れる私です。

さて、来年のレストアの為に入手したツンダップの話で気分転換です。



このツンダップというメーカーは、ドイツではBMWと並ぶバイクメーカーで戦時中には軍用バイクの製造もしていたメーカーです。

敗戦後は、日本やイタリアと同様に軍需産業は縮小して、ミシンを製造した時期もあったようですが、イタリアでベスパやランブレッターが大流行するとその技術力でスクーターを製造しはじめるのです。
見てのとおり、その外形はどことなくランブレッターに似ています。



車体プレートから、このツンダップを探ってみました。



この車体プレートを調べてみると、

製造年は1981年
タイプは510-05

ってことは、このツンダップはRS50ではなくて、R50だったわけです。
その詳細はこのWebサイトでわかります。

どうも、タイプ510-05から、ツンダップカラーに塗装された車両が出たようです。
最近はWeb検索でいろんなことが瞬時に判るので便利な時代ですね。

ツンダップが倒産するのは、1984年ですので、当時(約30年前)、日本に輸入されたツンダップの50台はこのR50だったのでしょうね。
倒産前に輸入したのか、倒産後に輸入したのかさだかではないのですが、日本でも売れ残って苦戦したようです。
いずれにしても、日本では珍車です。
現存台数は20~30台ってところでしょうね。

リプロパーツは、まだドイツで販売されているようです。
Webでオーダーすれば、エンジンオーバーホール用のパーツも手に入りそうですね。
まずは、パーツ入手から確保しないとエンジンは割れそうもないですね。


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ツンダップ RS50(来年のレストアベース)

2012-08-13 05:48:52 | ツンダップR50


8月13日(月)、世間ではお盆休みですよねぇ・・・。
昨日、御殿場までドライブに行ってきた目的は、来年のレストアベースをサルベージする為でした。
来年の話をしたら鬼が笑うなんて言葉がありますが、私の場合は頑張って働くための目標の設定みたいなところがあります。

このスクーターはドイツが東西に分かれていた頃の西ドイツのツンダップRS50というスクーターです。
50ccなんですが、4速で最高速が75kmというスペックです。
このツンダップってメーカーは1984年に倒産して、今はありません。

このツンダップRS50は、今から30年前に静岡県沼津市の宮口ホンダで3台程度販売されたことがあります。
その頃、宮口ホンダはベスパ専門店として、当時では珍しいベスパ仲間が多く集まりました。
私もベスパを購入して、宮口さんでチューニングしました。
今も昔も変わらない事をしていますよねぇ・・・。(苦笑)
そんなとき、このツンダップRS50がショールームに並んでいたのを見て、綺麗な色(ツンダップカラー)に感激して、このツンダップカラーに自分のベスパを全塗装してもらった経験があります。

30年前は、ベスパも国産車の3倍ぐらいの価格がしたのですが、このツンダップは更にそれより高かった記憶があります。
当時、宮口さんは「国内に50台だけテスト輸入されただけだ」と言っていたので、その内の3台程度が宮口ホンダに入ったのかもしれません。




このツンダップRS50は、長年静岡県東部の車庫に寝ていたものらしいですが、走行距離は1400kmとほとんど走っていない。
各所をチェックすると、どうやら本当に宮口ホンダで販売された1台のような形跡がありました。
このアルミのナンバープレート台です。
記憶では、宮口さんは必ずこのアルミのナンバープレートを取り付けていたからです。
当時、駐輪しているとイタズラ小僧がナンバープレートを曲げる事件が続発して、「このアルミプレートにナンバーがぴったり張り付いていると、折り曲げされないから安心だよ」とベスパのお客様にも取り付けサービスしてくれた記憶が蘇えってきました。
記憶とは随分昔の些細な会話も蘇えるものですねぇ・・・。
「お!もしかすると自分のベスパを全塗装するきっかけになったツンダップRS50かもしれないぞ」と思うと何か縁のようなものを感じるところがありました。






早速、エンジンを点検です。
エンジンまわりの欠品は無さそうです。
キックすると圧縮もあります。
整備すると何とかなりそうですねぇ・・。

メインキーはありますが、一部鍵の紛失があります。
まぁ、これは何とかなりそうです。
室内保管ですが、経年経過していますので、全体的に錆があります。
エンジンが動けば、外装は何とかなりそうです。
シートの状態は極めて良いですね。
メッキ類はさすがドイツ製です。
30年経過しても磨けばなんとかなりそうです。
ベスパのメッキ類ならば、再メッキなんですがね。

公園の横で雑談すること1時間。
「レストアして乗るならば、譲りますよ」とのこと。
価格を聞いて、高かったら無理だよなぁ・・・と思いながら訊くと。
何とも激安価格ではないですか。

今日は見せてもらう予定だったので、愛車フィアット・パンダにベスパPK50SSのボディーを乗っけたままで、行きましたので、とりあえずその場でお金を払って商談成立。
後日、軽トラックでも借りて、引き取りに行くことにしました。

帰りにM隊員に電話をすると「え?そりゃぁ・・厄介な物を・・・大変そう」と言われましたが、難度が高いから楽しいですよね。
保管場所は確保してありますが、モペットや自転車の台数を減らしますか。

帰りの東名高速は大井松田で事故があり、御殿場インターに入ったところから大渋滞。
渋滞を抜けるまで2時間かかりましたが、ストレス解消で出かけたドライブもルンルン気分です。

仕事の張りになる趣味ですが、自分の体のレストア(治療)中ですので、健康じゃない身体を騙し騙し維持していく為の目標になると良いですよね。
そんな想いで、私はレストアを楽しんでいます。



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