5月30日(日)
「侍と私」というタイトルにひかれて、行ってみる。
幕末・明治期の肖像写真は観ていておもしろい。
こんな顔をしてたのか……と思いながら展示会場を歩く。
市井の人々を写したものも多い。
それから、西欧の写真も多い。
展覧会のコンセプトを知らずに訪れたのだが、日本と西欧の初期写真の変容や発展についてポートレイトを通して考察できるような展示になっているらしい。
長い間、西欧において、肖像画の被写体は王侯貴族であったが、廉価な切り絵の流行や、写真技術の向上でコストダウンを図ることでポートレイトが市井の人々の手に入りやすいものとなっていったのに対し、日本におけるポートレイト写真は、市井の侍から天皇へ、つまり「私(プライベート)から公(パブリック)へ引き上げられるように広がっていった」(作品リスト解説より)ということが興味深い。
「侍と私」というタイトルにひかれて、行ってみる。
幕末・明治期の肖像写真は観ていておもしろい。
こんな顔をしてたのか……と思いながら展示会場を歩く。
市井の人々を写したものも多い。
それから、西欧の写真も多い。
展覧会のコンセプトを知らずに訪れたのだが、日本と西欧の初期写真の変容や発展についてポートレイトを通して考察できるような展示になっているらしい。
長い間、西欧において、肖像画の被写体は王侯貴族であったが、廉価な切り絵の流行や、写真技術の向上でコストダウンを図ることでポートレイトが市井の人々の手に入りやすいものとなっていったのに対し、日本におけるポートレイト写真は、市井の侍から天皇へ、つまり「私(プライベート)から公(パブリック)へ引き上げられるように広がっていった」(作品リスト解説より)ということが興味深い。