新しくなった根津美術館が開館して1カ月。
国宝那智瀧図の展示は今日までなので、くたびれていたが、出かけてみた。
『那智瀧図』(国宝)鎌倉時代13-14世紀
右側は、1年半ほど前に撮った那智の滝の写真。
吉野龍田図 江戸時代17世紀
とても鮮やかで美しい。
特に、川の紺色がよかった。
蔵三筆『牡丹猫図』 室町時代16世紀
猫の視線の先には、蝶が舞っている。
実際は、紙が茶色く変色しているので、蝶だとすぐには分からない。
ミュージアムショップにて絵葉書を見ている時に蝶の存在に気が付いて、あわててもう一度観に行った。
庭から見た本館
庭の緑は素晴らしい。
飛梅祠
渡唐天神像が祀られている。
これは、天神となった菅原道真が中国で参禅した姿を表しているそうだ。
庭には、茶室がいくつも設けられている。
紅葉にはまだ早い。
季節が変わるごとに訪れて、庭をゆっくり歩いてみるのもいいかもしれない。