大倉草紙

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【奈良】 斑鳩 

2008年05月18日 22時12分31秒 | 旅 - 奈良県
本日の行程:(JR法隆寺駅) → 【法隆寺】【中宮寺】【法輪寺】【法起寺】 → (JR法隆寺駅) → (JR郡山駅) → 【柳沢神社】 → 【大和郡山城】 → (近鉄郡山駅) → (近鉄橿原神宮前駅) → 【橿原公苑野球場】 → 【橿原神宮】 → 【神武天皇陵】 → 【本薬師寺跡】 → 【藤原京朱雀大路跡】 → 【藤原宮跡】 → 【天香久山】 → 【天香山神社】 → 【伝小墾田宮跡】


朝早く目覚めたので、予定より早く出かける。
JR法隆寺駅に到着したのは8時ごろ。
駅前のレンタサイクル屋さんで自転車を借りて法隆寺へ向かう。


【法隆寺】(世界遺産)

     
        法隆寺の御朱印           法隆寺に至る道


       
                金堂(国宝)と五重塔(国宝)


          
                廻廊(国宝)

       
                    大講堂(国宝)


          
           子規の句碑
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
鐘の前に来たときに、ちょうど10時になり、その音を聞くことができた。


       
                   夢殿(国宝)

きょう、5月18日まで夢殿に安置されている「救世観音像」(国宝)を公開。
間に合った。

大宝蔵院の「玉虫厨子」(国宝)、「夢違観音像」(国宝)、「百済観音像」(国宝)等々、宝でいっぱいだ。
想像以上に広く、見るべきものも多く、1時間半以上歩き回っていただろうか。
開門直後は人も疎らであったのが、いつのまにか団体旅行者で混雑してきたので、隣接する中宮寺へと移動する。



【中宮寺】

聖徳太子の御母の御願により、御母の御所に創建したお寺。
法隆寺の東院伽藍のすぐ隣にある。

          
               中宮寺の御朱印

       
                      本堂

小さな、気持ちのよいお寺という印象を持った。
本堂が池に囲まれているのも清清しい。
本堂の弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)のアルカイックスマイルに癒される。



【法輪寺】

          
          法輪寺の御朱印              表門と三重塔


法隆寺から北へ向かうと法輪寺に至る。
このお寺は、山背大兄王が聖徳太子の病気平癒を願って建てたものと伝えられる。
講堂には、次の仏像が安置されている。
   薬師如来坐像(重要文化財)
   虚空蔵菩薩立像(重要文化財)
   十一面観音菩薩立像(重要文化財)
   弥勒菩薩立像(重要文化財)
   地蔵菩薩立像(重要文化財)
   楊柳観音菩薩立像
   吉祥天立像(重要文化財)
   米俵乗毘沙門天立像
   妙見菩薩立像
   聖徳太子二歳像
   聖徳太子十六歳像
どの仏像も間近で、どの角度からも拝むことができた。



【法起寺】(世界遺産)

       
                  法起寺の御朱印


          
               三重塔(国宝)

       
                   法起寺の池の睡蓮

聖徳太子が法華経を購説したという岡本宮を山背大兄王がお寺に改め、法起寺ができたという。
三重塔は現存するものの中では日本最古だという。
収蔵庫には「木造十一面観音菩薩立像」(重要文化財)等が安置されている。
収蔵庫の外側から格子越しに拝観できるが、ガラス格子になっているため、光が反射して実に見えにくく、残念だった。

大和郡山と飛鳥については後日。

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