大倉草紙

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【大阪】 智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展 (高島屋大阪店グランドホール)

2009年02月06日 20時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
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昨年10月、智積院の講堂に田渕俊夫が描いた襖絵が奉納された。
9日まで高島屋大阪店グランドホールで展示しているというので、出かけてみた。

60面の襖絵は、5年の歳月をかけて描いたものだという。
会場内のビデオでは、OHPや長年にわたるスケッチなどをもとに襖絵を製作する過程が紹介されている。


胎蔵の間「春」(部分)
胎蔵の間の襖絵は、春をイメージして描かれている。
花びらを描かずに表現されている桜。
そして、やなぎをモチーフとした襖絵もある。


金剛の間「夏」(部分)
金剛界は、世の中の厳しさのことで、都会の酷暑の厳しさから夏をイメージした襖絵を描いたのだという。
この欅は、代々木公園にあるものなのだそうだ。


大悲の間「冬」(部分)


不二の間「夕陽」(部分)
不二の間の襖絵には、「朝陽」と「夕陽」が描かれている。
「夕陽」の三日月が美しい。