奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

みんな大切な子供達

2008-07-31 08:00:03 | スタッフルーム
 今、現役で高校総体でがんばっている卒業生達。バスケットは、引退して、また新たな目標にむかって、がんばっている卒業生達。
 そんな中、奥田中バスケット部をいろんな理由で、途中退部していった子供達もたくさんいます。
 今、うちの会社にアルバイトにきている、T君も、学業不振を理由に、退部していったひとりです。(バスケット部をやめても、成績の改善は、見られなかったそうです。****本人談)
 バスケット部は、やめたけれど、奥田中バスケ部に所属していたのは、事実なので、そのことを自分の誇りにして、がんばっているとのことです。
 今まで何人もの卒業生達と、バスケット以外のことで関わらせてもらっています。みんな、人としてりっぱに成長した連中ばかりです。
 

埼玉高校総体

2008-07-30 07:25:35 | スタッフルーム
 ある親から、今回のインターハイ出場選手の出身中学は、奥田中学校が一番多いと、連絡がありました。
 富山商業、明成、岐阜総合に卒業生たちが、それぞれ進学し、きびしい競争の中、予選を勝ち抜き、エントリーを勝ち取って今回の大会に参加しています。
 昨晩深夜、早速富山商業対盛岡のビデオが届きました。
 序盤の浮き足だったプレーが、最後まで、響いた感じです。途中、奥田中出身4名がゲームに出ていて、流れが変わり、9点差まで詰め寄る場面もあったのですが、残念な結果でありました。
 岐阜総合のチヒロは、試合にも出て、僅差の勝利を物にしたとの連絡。
 奥中出身の親達は、今日、明成のトシヤを見て帰るとのこと。
 お疲れさまでした。

伝説の仲間達

2008-07-29 08:00:21 | スタッフルーム
 北信越大会、準決勝残り9秒で、ゴール下のノーマークシュートを落として、延長戦突入、無念の敗退。8年前の出来事です。
 昨日、その仲間達と、酒を酌み交わすことになりました。
 「タイムアウトが怖かった。」
 「なぜ、なぐられたのかおぼえていません。」
 「よく、走らされたなぁ。」
 みんな、恐怖体験を楽しそうに語っていました。
 伝説のY井キャプテンの話もよくでていました。
 「コーチのいないときは、楽しくやろうぜ。」
 「ふざけるな。おれが、怒られるやろう。」
 そういって、コーチ不在のときは、Y井キャプテンは、孤独に、みんなを敵にまわしていました。手抜きは、徹底的に注意したそうです。(笑顔をみせることは、決してなかったそうであります。)
 放課後の練習をちょっと見に行った時、床が少し滑るなぁと、ぼくが、床をキュッキュッとならしただけで、一斉に雑巾がけを始めたというエピソードがあります。コーチが、何を考えているか、絶えず伺っていた、そんなキャプテンでありました。
 シュート以外のことは、考えるなと言われた。K君。
 リバウンドが取れなくなるからと、ボール運びに関わらなくいい。とセンターH君。
 (この2人は、そんな指導のせいで、大学では、苦労したそうです。)
 思わず、北信越1回戦で、フェイスガードされて、喜んでしまったガードのT君。
 シュートは、打たなくていい。リバウンドと、ルーズそして、ボール運びだ。
 きついこと、苦しいことをこつこつこなしてくれた。キャプテンY井君。
 伝説の仲間達に、「コーチのおかげで今日があります。」と言われ、思わず調子に乗ってしまった自分であります。
 

第61回県民体育大会の結果

2008-07-28 09:24:50 | ゲーム
男子
1回戦
奥田 50(10-10*11-10*14-8*15-15)43 井波
Bブロック準決勝
奥田 45(8-17*17-10*7-8*13-22)57 志貴野
女子
1回戦
奥田 48(14-17*8-6*11-8*15-7)38 五位
Bブロック準決勝
奥田 61(12-14*16-16*18-11*15-11)52 射水選抜
決勝
奥田 39(8-6*9-13*14-7*8-16)42 砺波選抜

第61回県民体育大会2日目

2008-07-28 08:25:05 | スタッフルーム
 めざすバスケットボールの何も表現することなく終わってしまいました。
 試合が終わって、キャプテンに何かいうことがないかと尋ねました。
 「毎日毎日、時間をさいて、私達を見てくれていたのにほんとうに申し訳ありませんでした。」とTキャプテン。
 「そんなこと言っているようじゃ、とうてい目的を果たすことはできないだろう。」
 そういって、我が娘の話をしました。
 高校に入って、お願いだから、バスケットをやってくれ、と頼んだけれども、日本一をめざすと、あっさり経理部に入部してしまったわが娘。
 一昨日、全国2位の知らせ。「先生が、涙してたよ。先生が焼肉ごちそうしてくれたよ。」
 「あなたの世話にはなりたくない。」「今に見てろ。」「なんか文句あるか。」
 いつもそう言っているような、娘の姿でしたが、今回は
 「恐れ入りました。」の一言。
 いつの日かあなた達の立派な姿に恐れ多くて声もかけれなく、びくびく、おどおどしているコーチの姿を想像しよう。
 みんなのしょげた顔がすばらしい笑顔に変わりました。
 みんなの無限の可能性を夢見て、また、スタートです。
 
 
 
 
 
 
 

第61回県民体育大会第1日目

2008-07-26 19:11:23 | スタッフルーム
 女子の1回戦。五位中学校との対戦を終えて男子の試合に向かいました。
 1年間一生懸命がんばってきた証をコートで表現することを最大限の課題とし、この1週間練習してきました。
 頼もしい子供達と出会えたと、頼もしい仲間と出会えたと、頼もしいコーチと出会えたと、お互いがそう思える試合をしようと、檄をとばしました。
 女子は、1回戦、2回戦(コーチ不在)共、逆転勝利でした。
 男子は、開始早々、キャプテンのけが欠場で大苦戦でしたが、なんとか、2回戦にコマを進めることができました。
 2回戦では、目の上を5針縫って、麻酔を打って、試合に出させてくださいと頼み込むキャプテン。体を張って、仲間達、後輩達に、闘う魂を伝えてくれました。
 あなたは、伝説のキャプテンの仲間入りです。(何人かいる伝説のキャプテンの話は、またいつかします。)
 頼もしいキャプテンの下で、バスケットができた仲間達、そんな仲間達とバスケットができた自分は、ほんとうに幸せ者です。
 あしたは、女子の応援をするそうです。ありがとう。
 

考えるバスケット

2008-07-26 07:32:22 | スタッフルーム
 すべてのプレーに意図があるはずだ。
 前もって観て考える、目的意識をもって、プレーを選択する。
 技あり1本でなくては、いけない。
 うるさく、強く言い続けました。
 最後のノーマークシュートを当たり前のように落とし、当たり前のように、相手にパスをしていました。
 案の定、耐えられない選手が、でてきました。
 子供達に悲壮感丸出しの顔をされるのがいやで、封印したバスケットスタイルでした。
 前を向いて上を向いて、協調性、創造性を兼ね備えながら、豊かな心をもった選手に育て上げるため、断固たる決意を持って選手と関わっていかなければならないことを痛切に感じました。
 いつの日か芸術と呼ばれるバスケットができることを夢見て、今日の試合に挑みます。

ほうれんそう

2008-07-24 18:32:29 | スタッフルーム
 今日もまた、2年生が叱られました。
 「はやくポットを車に積みなさい。」と僕
 「コーチ、ポットが壊れています。」と1年生女子。
 「集合、このポット壊したの誰だ。」
 「僕です。」とT君。
 「なぜ、報告しない。」
 「怒られると思いました。」
 [怒られるのが怖くて、報告を怠ったのか。」
 「はい。」
 わざと壊したのではないわけで、壊した事を隠すつもりは無いと思うが、人として、必ず報告、連絡、相談、このことを強く言って、暑い体育館をあとにしました。
 

第61回県民体育大会日程

2008-07-24 07:38:04 | スケジュール
7月26日(土)
女子 黒部市総合体育館
 11:00~  対 五位中学校
 13:30~  対 下新川選抜対射水市選抜の勝者
 男子 入善総合体育館
 12:00~  対 井波中学校
 15:00~  対 志貴野中学校対魚津市選抜の勝者
7月27日(日)
男女決勝  入善総合体育館

先輩に学ぶ

2008-07-23 07:56:55 | スタッフルーム
 昨日の練習で、何も変わらない2年生を強く叱りました。
 伝説のキャプテン、伝説のシューターが、2年生の時です。このときは、富山市の大会で2回戦で敗退しました。
 試合終了後、呆然とする3年生の中で、泣きじゃくりながら3年生達にもたれかかっている2年生の姿がありました。
 涙の真意はわからないけれど、次の日からの練習では、自ら声を出し、消極的だった態度を一変させたのを今も鮮明に覚えています。
 昨日は、レッドソックスの松坂投手の話をしました。
 松坂が高校2年の夏、神奈川県大会準決勝で、9回裏で逆転され、甲子園出場の夢を打ち砕かれています。
 負けた悔しさだけではなく、自分には、来年があるが3年生には、後がない、本当に申し訳ないという自責の念が、とまらない涙となって現れました。
 さぼりの松と呼ばれていた松坂は、それを機に練習後も、黙々とランニングをし、週3回のジム通いが、はじまったそうであります。
 という話をしました。
特に試合に出た下級生は、どんな気持ちで3年生が試合に挑んでいたのか、もっともっと感じ取ってほしい。
 そういえば昨年も、県体で、試合にでていなかった先輩に最後のシュートを打たせないで、自分勝手にシュートを打ち続けた2年生もいたけれども、今回は、ちょっと意味が違います。
 もっともっと状況を見極める、空気を読める、気が利く選手になって先輩達の意思を伝統にしていこう。