奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

高校生たちの最後の夏

2020-07-27 08:51:59 | スタッフルーム
 今日の北日本新聞に富山工業高校の鎌倉が大きく写真に載っていました。先日も富山東高校の高田リクが小さくだけど写っていました。彼らの代は史上最低のチームと私にいつも言われていましたが、本当に最後まで一生懸命、あきらめないで自分についてきてくれて、そして一人一人が頑張りチームが化学変化していった数少ない学年です。長野の北信越大会では、過去に北信越で2回勝つことはほとんどなかったのだけど奇跡の逆転で準決勝まで進み、堂々の3位になった連中です。 
 ウィンターカップまで残ることもできるが、そのウィンターカップの開催も決定している状況ではありません。この大会が高校生最後の大会となるということもあり得る,貴重な高校生最後の大会でありました。
 命より大切なものはない。その通りであります。すべての活動を中止にするのは選択肢として一番賢明と思われ、心が痛むというけどどちらかというと見えるリスクを考えるとそんな選択になるかもしれません。見えないリスクを考えて今、活動することは、自分の命というより、いろんな人に命の危険にさらす危険な活動とみなされてしまっています。コロナがこの活動で発生したら、何を言われるのか、活動もそうだけど、活動の拠点としている団体も非難にさらされる。いろんな心の葛藤の中で、このコロナと戦わなければならない。まだまだ続きそうです。
 

3年生最後のバスケ

2020-07-25 23:13:11 | スタッフルーム
 本日は3年生男子、中学バスケット最後の日であった。例年なら県総合選手権が終わり北信越大会にむけて、そして、全中にむけて、追い込みをかけている頃であろう。
 3月から6月まで、一番子供たちが変化していき、バスケの技術もそうだけど一番心も体も成長するであろう一番大切な時期、スーパーボールになるための中身をかっ詰める大切な時間を失ってしまった。バスケットを教えるというよりもバスケットで教えるという自分のスタイルというか信念というか、コーチングフィロソフィーが実行できなかったことが何より残念でならない。なぜならそのことでいつも最高の感動をもらっていたからだ。
 うちの新人従業員たちはそうでもないが、付き合いのある建設会社では、毎年の若者たちに手を焼いている。
さりげない注意で、異常に反発したり、切れたり、あきらめたり、落ち込んだり、極端に失敗を恐れたり、そして、会社を去っていく。
 はき違えた褒めて育てる指導や教育の影響は少なからずあるであろう。新一年生も私の問いに返事は、「エぇー」だ。返事は「はい」だろ。小学校の現場はまともな指導ができてないのではと思うのは自分だけであろうか。
 折れずらい心、あきらめない心、粘る心、当然虚心坦懐の心も必要だ。学校ではなかなか教えれないかもしれない、非認知能力とでもいうのだろうか、社会では絶対必要なこころを装備させて卒業させたい。
 わが女子部員にも何人かこの事柄に当てはまる子がいる。明日は女子が最後の日です。
 少しは伝えることができるかな。