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奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

先輩に学ぶ

2008-07-23 07:56:55 | スタッフルーム
 昨日の練習で、何も変わらない2年生を強く叱りました。
 伝説のキャプテン、伝説のシューターが、2年生の時です。このときは、富山市の大会で2回戦で敗退しました。
 試合終了後、呆然とする3年生の中で、泣きじゃくりながら3年生達にもたれかかっている2年生の姿がありました。
 涙の真意はわからないけれど、次の日からの練習では、自ら声を出し、消極的だった態度を一変させたのを今も鮮明に覚えています。
 昨日は、レッドソックスの松坂投手の話をしました。
 松坂が高校2年の夏、神奈川県大会準決勝で、9回裏で逆転され、甲子園出場の夢を打ち砕かれています。
 負けた悔しさだけではなく、自分には、来年があるが3年生には、後がない、本当に申し訳ないという自責の念が、とまらない涙となって現れました。
 さぼりの松と呼ばれていた松坂は、それを機に練習後も、黙々とランニングをし、週3回のジム通いが、はじまったそうであります。
 という話をしました。
特に試合に出た下級生は、どんな気持ちで3年生が試合に挑んでいたのか、もっともっと感じ取ってほしい。
 そういえば昨年も、県体で、試合にでていなかった先輩に最後のシュートを打たせないで、自分勝手にシュートを打ち続けた2年生もいたけれども、今回は、ちょっと意味が違います。
 もっともっと状況を見極める、空気を読める、気が利く選手になって先輩達の意思を伝統にしていこう。