男性社会で生きる女は

私は営業部に女性一人で入社した。

先輩の後任で名刺出したら「この子で大丈夫？」と信用されない。
接待ではコンパニオン扱い。からだ触られカラオケデュエットさせられ。
営業とれても「女はいいよな女使って」
お茶だし、コピー取り…
何故か回ってくる。
もちろん出世は男から。

子供はできなかったけど、いたらそこに妊娠出産子育てがプラスされていたんだよ。

幼い頃から毎月血を流しながら平気な顔して男子と授業受けてるんですよ。流しすぎて貧血になっちゃうんだよ。

自分の中に命がある経験したことありますか？十月十日お腹の中に。私には想像に余る苦労だと思っています。

産んでもしばらくはお母さんを必要とします。自分の思い通りにならない体の一部を持ち続けるんです女は。

今だからおんな使ってるなぁって思うけど、私がむさ苦しいオッサンだったらとーっくにつぶれてるなぁって思うけど…
当時は悔しくて辛くて泣いてばかりいたよ。

来世があるなら絶対男子で生まれたい。好きなことばかりして生きていたい。
女はこれが最期でお願いします。

その本は、長く出版禁止だった。語られなかった〈女たちの戦争〉を今マンガで届ける理由――『戦争は女の顔をしていない』インタビュー

その苛烈な内容から、長く出版が許されなかった問題作『戦争は女の顔をしていない』がまさかのコミカライズ。いま、〈女たちの戦争〉を日本でコミカライズする意義とは。企画に込めた思いと覚悟を聞いた。

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