やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

素直な子供

2020-04-10 13:27:06 | 日記


かぐや姫役の子供「バカみたい…。暑い!重たい!(衣装を脱ぐ)」

教師「神崎、どうした?」


かぐや姫役の子供「最後月に帰るなんて変だと思うんです。私なら帝と結婚します。」

教師「竹取物語はそう言うもんだろ。」

かぐや姫役の子供「私には分からんのでできません!」

教師「おい、神崎!」


朝ドラ主役、音「洋子ちゃん、やろう!」

かぐや姫役の子供「うるさい!お爺さんその2は口出さんで!」


うわぁー、この子好きやわぁ…
私もそう思う。帝と結婚します。(^_^)v

かぐや姫役は教師が決めました。親が権力者みたいです。この子は全然やりたくないのです。

私の幼稚園でお遊戯やった時、夕鶴でした。
主役は髪の長いスラッとしたキレイな子でした。先生が決めました。
私は村の子供その1ではない何番目かでした。背も小さく、大人しくしていたから妥当だと思います。
台詞は一言しかなかった。その1が「何して遊ぼうか?」って問いに何か一言答えるだけ。台詞も衣装もつまらなかった記憶しかありません。

一つ下の弟は逆に主役でした。“山の音楽家”をソロで歌ってました。華やかで人気者だったからね。

大人は、静かで話さない子供は考えてない、主張がないとでも思うのでしょうか?

主役を張れるキャラではないと?

皆同じく考えていて、大人以上に周囲に合わせてでしゃばらないように子供を演じています。
かなり幼い頃からの記憶全て持っています。

小4の時、体育館で夏休みの自由研究発表を誰がするか?って話し合いがありました。
だぁれも手を挙げないので教師は全員を立たせました。
「どうしてもやりたくないなら座りなさい」
全員座りました。
私を除いて…
別にどちらでもよかったからです。

そして私に決まったのですが、すぐ後、担任の部屋に呼ばれました。

「無理だったらやめてもいいのよ」

言われて驚くやら、悔しいやら、「バカにしてんじゃねーぞ」って言う憤りやら…

とりあえず子供としては一番の反撃、大泣きしてやりました。

木下って言うまだ20台の若い女教師は慌てました。いい気味だと思いました。

結果、体育館での発表は無事に終わりました。私にとってその程度の緊張感何でもないことでした。

そんな感じで幼い私の心は到底“無邪気で子供らしい”ものではありませんでした。
“無邪気で子供らしい”なんて大人が勝手に作った幻想です。

こう言う子供、安心します。

逆に幼い頃の私は「みんな一緒にがんばろう!」みたいな無理矢理なノリ苦手でした。(^_^;)
個性を殺すのが苦痛な幼少期をストレスフルに演じてました。


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