《シーン1》
母親「大嫌い…お母さんって呼ばれるの」
父親「由起子!」
母親「結婚して子供を産んだら、自然に母親になれるかと思った。でもなってみて分かった。私には母性みたいなものが全然ない。
必死にママとして頑張ったけど、全然ダメ。歯磨き教えるのも抱き上げるのも、お父さんやお祖母ちゃんの方がずっと上手。あなたは私が抱っこしたとたんまた泣きだすのよ。
もう、ほんっとウンザリしちゃった。
弁護士として働いた方がずっと楽しかった。すぐに成果も出るしね。
あなたたちと別れて正直楽になった。」
母親「もうあなたに用はない」
娘「安心して…もう二度と呼ばないからお母さんなんて…」
祖母「何があったのか、お祖母ちゃんには分からないし無理に聞こうとも思わない。だから、帰りましょう。」
(嗚咽)
《シーン2》
手下の男「何であそこまで話したんですか?お嬢さんには隠し続けるのかと思ってました。」
母親「昔、私も母親に期待してた。
『あんたは大事な娘だよ。大好きだよ。』って…いつか言ってくれるんじゃないかって…、無駄な期待し続けた。
これ以上騙すのは可哀想かなって思っちゃった。だから教えてあげた。
世の中には母親になれない女もいるってこと。」
母親「あなたを産んだ女に期待なんかしちゃダメって…アタシなりの愛情のつもり…
なんてね(笑)。」
(ドラマ“10の秘密”より抜粋)
いますね。身近に(^_^;)
いや、身近ではないか…
一番遠い。
何一つ本当のこと言えない。
幼い頃から私にだけひどい人