谷田部みね子 「なんかよぐ分かんない!
“そう言う次代”とか“自由にしろ”とか分かんないです私。
自由って何ですか?みんな好き勝手することですか?嫌なことはやんないって言うことですか?」
牧野由香 「違うよ!しなくてもいい我慢もあるってこと!」
みね子 「別に我慢ばっかしして生きてる訳じゃねぇし!私。
自由って自分で選ぶって言うことでしょ?人から見たらそんなんでいいのか?楽しくないでしょ?って思われても本人が選んでるんだったらそれは自由でしょ?
違いますか?」
久坂早苗 「そうだな…」
みね子 「それに、いい子ちゃんだなって言うけど、別にそんなことないんですよ。」
(中略)
みね子 「それでも選んだんです私は…お別れを…。
自分で選んだんです。
別に健気に耐えてる訳じゃないです。
自分で決めました。それは、自由とは違うんですか?」
(中略)
バー(月時計)のママ 「はいっ!奢り」
全員 「ええっ?(驚愕)」
ママ 「今日はもう閉めちゃおうかな?」
全員 「え?(再度驚愕)」
ママ 「いいでしょ?自由で。」
(連続テレビ小説“ひよっこ”より抜粋)
でたぁ!
ドラマでは必ずと言っていいほど出てくる
“店主がお客に寛容で、都合よく開けたり閉めたり、他に客もなく暇なのにやっていけてる店”
で、今回も奢った上に店閉めちゃう。
これがないとストーリー展開難しいんだろうね。f(^_^;
話は戻って…
朝の連ドラって出世話が多いんですよ。
しかしまあ、この“ひよっこ”、パッとしない主人公だけど、いつか開花する!どこかで出世していくのか?期待してずっと観ていたけれどもいつまで経っても主人公に魅力を感じない。
今回初めてみね子の真の強さ見た気がする。
もしかしたら、私が見習うべきはこう言う人なのかもしれない。
次号にあった台詞
みね子 「私(泣)、特に東京でこれがしてぇとかそう言うのないがら、でも、頑張って働いて、ちゃんと仕送りして…。」
自分の目標でもなく、やりたいわけでもない仕事を、どちらかと言えば実家にいたいのに単身わざわざ上京して、“やらなくてはならないからただやる”、しかも仕送りまでしている。
あたま上がりませんわ…。
文章内の“お別れ”に関しても、お付き合いしていた好きな男性が、実家の佐賀に帰って家業を次がなくてはならなくなる。金策のために別な女性との結婚話が出る。
彼は「家を捨てる」と言ってくれたのにみね子はそれを断ります。
私なら受けるけどねぇ~(´д`|||)
愛が全てだから二人で駆け落ちして、結果悲惨な結果になるんだろうけど…
みね子は貧しい農家の出身。彼は実家の佐賀で裕福に育った大学生。
やってはいけないと思ったのでしょう。
一見健気だけど、それはそれでみね子の打算だし、賢い選択だったかもしれない。
“自由”ねぇ…
怖いねぇ…
タイプが違う人からは勉強させられること多いですね。
最終回まで観なくちゃね!