人生五十年

職場にて雑務。

“軍師官兵衛”ついつい観てしまって…

その続きで何となく観ていたNHKスペシャル“人体ミクロの大冒険”。ips細胞の働きって改めて知ったんだけど…
場合によっては恐ろしい研究だ(;゜゜)
誰しもが生命を維持できる医療が確立したとして、それに意味があるのか？
人の生命にそこまで入り込んでいいのか？
考えさせられる。

痛みを無くす医療は助かるけど、悪戯に長生きさせられたくない。
もし、生命維持の選択をさせられるとして、私には判断できない。
家族にそれを頼めもしない。

番組中に、“二十代で細胞の役目は終わる”とあった。
細胞は気持ちいいほど真正直だね。
成熟して、次を残せたらさっさと死んでいけと…

実際、今の私に出来ることは少ない。
本来なら成人している子供がいてもおかしくないのにさ、なにも残せず、ただ生きて、死を待っているだけだからね。

あと何年続くのだろう…

終わる命だからこそ尊い。
一瞬の輝きが美しい。
今しかない若さだから愛しい。

“人生五十年”

軍師官兵衛で、戦国時代の命のやりとり、儚い人の世を観た後に、現代の何とも退屈で曖昧な死生感を観たのは偶然だろうか？

さて、帰ろ( ￣▽￣)

結婚願望

外の雨の音を聴きながら、それでも寝ていられるのが何より好き。
予定のない一日を何となく過ごすのが今は心休まる。

アクティブな私にもそんな日が来るもんだなと…

やること大抵やって来たから、今は心許せる人とのんびりしたい。

私にとって、現在結婚相手に望むのはそれが許される人。

いや？
結婚したいわけではないか。

一度離婚した時、言葉にならないほど苦労したから実はうんざりなんだ。
ここまで持ち直すのにどれだけ大変だったか。
今さら結婚願望は全くない。

だけどね、まだ一度もしていない人がそれを言うのは早いんだよ。

男はさ、いくつになっても家庭が作れる(かもしれない)。

女は無理だぞ。
もしも、言うのなら…
事業始めるなり、店を持つなり、マンションくらいは買える甲斐性ないとね。

一生定年まで女を雇うところは少ない。

賃貸マンションも独り暮らしの女性は嫌われる。住む場所もないかもしれない。
間違いなく極貧生活覚悟だぞ！

二十代の女性は必ず言う。
“30までに結婚したい”

で、付き合ってる人いるのか？って言うといないんだ。

いたとして、歳も変わらない人との結婚はまずないだろう。
男性が結婚を考えるのは30過ぎ、近頃では呑気で、35くらいになってようやく焦るらしい。
そしたらさ、自分(女)は何歳だ？
それでもすることになれば御の字、散々付き合った挙げ句、別れてごらん？
新たな恋人見つけるには歳を取りすぎているんだよ。

子供を生めるのかも分からないぞ？

子供がいない、生めない女は寂しいぞ。
(私は二十代で生めなくなったからね)
長生きしても生き甲斐がない。
お茶したり旅行したり。
女子会がタノシーって。
よっぽどお気楽なら別だけどさ。

先日、うちのお客さんで、私が紹介して今同棲してそろそろ一年のカップルの男性の方にさ。いつプロポーズするんだって聞いたんだ。
私だったら、結婚前提でない同棲を一年ダラダラされたら、別れるかもなぁって。私が女の方の母だったら、そんなの許せないなぁって言ったんだ。

スゴい目で睨まれたからね。

図星だからだけどね。

30過ぎて、理想的な女性に出会えて、一緒に暮らして一年経って、うまくいってるのに、プロポーズも出来ないって情けないよな。
(結婚の時期はそれぞれ事情はあるだろうが)
しかも、自分より歳上の女性の気持ち考えるとね…

経験あるけど、自分からは迫れないよね。

あー、バカで呑気な男が多すぎる。

あー、カッコつけの物わかりいい風女が多すぎる。

まあこんな話、40近い人には言えないな。
実際キツいだろ。
もう出来ないだろ？
自分の生活変えられないだろ？
何一つ棄てたくないだろ？

でもさ、自分しか自分の未来は創れないんだ。

私は知らん。