人生五十年

職場にて雑務。

“軍師官兵衛”ついつい観てしまって…

その続きで何となく観ていたNHKスペシャル“人体ミクロの大冒険”。ips細胞の働きって改めて知ったんだけど…
場合によっては恐ろしい研究だ(;゜゜)
誰しもが生命を維持できる医療が確立したとして、それに意味があるのか？
人の生命にそこまで入り込んでいいのか？
考えさせられる。

痛みを無くす医療は助かるけど、悪戯に長生きさせられたくない。
もし、生命維持の選択をさせられるとして、私には判断できない。
家族にそれを頼めもしない。

番組中に、“二十代で細胞の役目は終わる”とあった。
細胞は気持ちいいほど真正直だね。
成熟して、次を残せたらさっさと死んでいけと…

実際、今の私に出来ることは少ない。
本来なら成人している子供がいてもおかしくないのにさ、なにも残せず、ただ生きて、死を待っているだけだからね。

あと何年続くのだろう…

終わる命だからこそ尊い。
一瞬の輝きが美しい。
今しかない若さだから愛しい。

“人生五十年”

軍師官兵衛で、戦国時代の命のやりとり、儚い人の世を観た後に、現代の何とも退屈で曖昧な死生感を観たのは偶然だろうか？

さて、帰ろ( ￣▽￣)